カメラを片手に

青柳と桜 万葉集では

曇り空の奈良の朝は9.5℃、でも吹く風はなぜか冷たい。
9時半ごろ日差しが出てきたが、日中の最高気温は14℃止まり、花冷えだ。
9時

一昨日、お友達が京都で柳と桜がきれいだったとラインが、写真付きで
送られてきた”と連れ合いが言う。それならばと・・・
昨年も伺った大里公園、連れ立ち散歩を兼ね、花見がてら京都府へ。
渋谷川岸600mほど、椎の木の道に桜と柳が植えられている。
コンクリート柱に和歌が・・・
「みわたせば やなぎさくらを こきまぜて みやこぞはるの にしきなりける」


古今集・巻1・春歌上・56  素性法師、花さかりに京を見やりてよめる歌
見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける

しばらくすると春風ならぬ、近鉄特急「しまかぜ」が
あっという間に京都へと駆け抜けた。




近所の山松川の柳、3月初旬から撮っていた。
3月初旬、芽吹いたかと思うと・・・
3月11日には花芽と若葉が同時に出ていた。  



3月22日にはもう花が咲いていました。



奈良では「佐保川」も桜と柳の競演が見られますが・・・
それならばと、思い出した万葉集は
巻八 1433 大伴坂上郎女(おほとものさかのうへのいらつめ)
打ち上る 佐保の川原の 青柳は 今は春へと なりにけるかも

意)さかのぼって見る佐保の川原の青柳はすっかりと春の風情になったことだなあ

佐保川の桜、昨日の強風で散り急がねばよいが・・・。

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