今朝の奈良は3.0℃と南から暖気が入り、暖かな朝で10時には14℃を越え、
午後2時迄に17.3℃と4月上旬並みになった。
東の春日奥山の稜線がぼっと見えるが・・・
夕方から寒気が入り、明日は2月中旬へ逆戻りになると。
11時、15.3℃、43%
朝は庭に出ただけで鼻が・・・「黄砂」と「スギ花粉」とのダブルパンチだ。
小庭の「枝垂れ白梅」、十数輪開花している。
その梅、奈良一番の梅林、昨日の「月ヶ瀬梅林」代官坂からの続き・・・
天神の森までくれば「天神社」にお参り、境内から月ヶ瀬橋を見る。
そして月ヶ瀬梅林のすばらしさを詠んだ「頼山陽詩碑」と1615年に前田公が
2000日安泰を祈願し、満願となり「加賀前田家の祈願御礼碑」にも。
お昼にしようかと「美晴荘」で、ぼたん鍋やカモ鍋でもと提案するが・・・
お腹があまり空いていないらしく、この案に飛びつかない。
天神梅林を見ようと、さらに上へ行くと「句碑苑」が駐車場の横でひっそりと
梅が咲いていれば、絶景を眺められる隠れ場所なのですが・・・まだ早い
良いお年の方が、ドローンを飛ばしだした。許可を得ているのかな???
帆浦梅林まで来ました。一週間で3分咲き?になっている。
紅花の発色剤「烏梅・うばい」を作られている唯一の中西家の茶屋「梅古庵」
によれば、今日はご主人・中西喜祥さんが顔を出され、お話をして頂けた。
そして近くの作業場を覗けば、蓋がされている。
完熟し落ちた梅を朝から拾っての作業になるので、7月からになる。
1331年この烏梅を村人に教えた後鳥羽上皇の側女所縁の地で月ヶ瀬梅林発祥
の地とされる1178年創建の高野山真言宗 「真福寺」に。
この地に天神社があり菅原道真ゆかりの梅を植えられたのが発祥の地の所以
その梅を使って「烏梅」作りを教えたのが後醍醐天皇の側女とされる?
枝垂れ梅がきれいのはずが・・・まだ蕾状態ですね。
ご本尊は「地蔵菩薩」平安時代の作、定朝様式のおきれいな木像です。
境内に村人に助けられたことに感謝し植えたとされる「姫若の梅」が残る。
やはり3月20日頃かな
この前を真っすぐ下れば「見晴らし台」へ
これで梅見は終了、月ヶ瀬温泉にでも行こうかと誘うが・・・
"炭を買いたい"という。
先週回り道して確認した炭小屋、もう終わっていたし、
南山城の道の駅でも行き、その先の「やぶっ茶の湯」もと思えば、
"針インターの道の駅で友達が売っていた"と言い出した。
針ICにも確か温泉があったし、一石二鳥かな?
五月川を遡り五月ICから針ICへ行くも、竹炭しか見当たらず、
温泉も寂れた感じで、そのまま帰路につき、5時間半のドライブでした。