カメラを片手に

山の辺の道・奈良道北コース1.興福寺から新薬師寺迄

暖かな朝と思えば8.8℃、今日は霞んだ春日奥山、穏やかな一日で最高気温は
17.0℃迄上がっている。
      11時、16.1℃、46%

昨日は曇り時々晴の天候の中、高円山の麓、奈良から桜井まで通じる一番古い
街道といわれる「山の辺の道」、天理から桜井よりも奈良市側はあまり知られ
ていないが、通称「奈良道」として守る会も設置され整備されている
今回はその北コースの12㎞程を歩けば、歩数は思いもしない23000歩にも。
そのおかげか、疲れ果てブログ更新を怠り、夜中に足の痙攣までも、痛!

午前11時に近鉄奈良駅を歩き始め興福寺、浮御堂、高畑界隈・新薬師寺拝観、
百毫寺拝観、鹿野園、藤原観音堂、嶋田神社、崇道天皇八島陵、向山地蔵、
円照寺(拝観不可)そして帯解寺からJR帯解駅までの約12㎞です。
近鉄奈良駅前、平日なのに観光客が行き交う行基像、東向商店街を抜け、
興福寺境内へ。

一の鳥居前から参道を通る予定が、右手の紅葉に導かれるように駆け上がる。
阿さぢの原」という石碑があり、木々が生い茂り、片岡梅林もある傾斜地
浅茅ヶ原園地・あさじがはら」で、奈良時代は憩いの場だったようだ。
万葉集巻11 1180 作者不詳
春日野の 浅茅が上に 思ふどち 遊ぶこの日は 忘らえめやも

現在は、「江戸三」「青葉茶屋」などの茶屋(宿泊も可)が立ち並ぶ。


南側には荒池があり、その東に浮見堂のある「鷺池」へと続く。

この南側、竹林だった地が再開発され、高級ホテルとレストランが建てられ
無料の瑜伽山園地(旧山口氏南都別邸庭園)もあるのだが・・・先を急ぐ
奈良教育大へと続く道路に出れば、飛火野から若草山の芝が見えますね。
奈良公園の紅葉も残り少なくなっている。

県営駐車場から高畑界隈へと入ると、閑かで瀟洒な建物が・・・
志賀直哉旧居があり、今日は二階にTVカメラが見え、取材中でした。

高円山が望める・・・中腹の大文字の火床に人の姿、ハイカーでしょう

「ろくさろん」そして御本尊の不空羂索観音 で有名な「不空院」前の道を
いつ訪れても期待を裏切らない道です。

新薬師寺・東門から受付のある南門まで来ると、この辺りの雰囲気が・・・
前にあった田畑に、建物が、そして門前には神官官舎が建てられている。
でも高円山正面で、火床の大の文字がはっきりと。


南門に到着しました。
お隣の「鏡神社」社務所の屋根の吹き替え工事中で、新薬師寺境内から
瓦屋根を下ろされており、ややごちゃごちゃしていた。
国宝の本堂が門越しに見え、ご本尊・木造薬師如来坐像と日本最古の
塑造十二神将立像 (どちらも国宝)がお出でになります。
なだらかな曲線の大屋根と白壁が奈良時代の雰囲気を漂わしている。


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