カメラを片手に

ケヤキの古語は

晴天の今朝の奈良の最低気温は午前8時過ぎの3.8℃、冷え込みは弱かった。
シーズン最強の寒波が南下しだして西風が時折強く吹き、平年より8日遅い
初雪が観測されました。日中の気温は5℃台で、最高気温は12時前の6.3℃、
外に出れば、寒々しい一日になりました。
さらに日曜日まで最低気温は0℃と予報もあり、おとなしくしていましょう
      12時半、5.7℃、27%

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はニレ科の「ケヤキ・欅」
広葉樹の代表で、材は堅く、木目が美しい貴重な木。
別名は「槻の木」「槻欅」「槻」「四天王樹」で、その一つ「槻・つき」は
上代の言葉で「強木・つよき」の略とされている。 
このケヤキの「けや」は「際立って目立つ」や「美しい木」という意味から
けやけし」が短くなりケヤキと名付けられたとされている。

また、1000年以上長生きで長寿なことから、花言葉は「重厚」などと
      12/21公園にて

古文単語けやけし/尤けし」をマナペディアと 学研全訳古語辞典では
形容詞ク活用で 
①風変わりだ。異様だ。変わっている。
 出典:源氏物語 胡蝶
 「めざましかるべき際(きは)はけやけうなども覚えけれ」ウ音便
 [訳] 意外につまらない身分の者は風変わりだなどとも思われた。

②きわだって目立っている。特別だ。
 出典:大鏡 道長下
 「けやけき寿(いのち)持ちて侍(はべ)る翁(おきな)なりかし」
 [訳] きわだって(長い)寿命を保っております老人であることよ。

③きっぱりしている。
 出典:徒然草 一四一
 「人の言ふほどのこと、けやけくいなびがたくて」
 [訳] 人が言ったことに、きっぱりといやだと言えなくて。

④きわだってすぐれている。すばらしい。
 出典大鏡 道長下
 「それをだにけやけきことに思ひ給(たま)へしに」
 [訳] それ(紀貫之の歌)だけでさえすばらしいことに思っておりましたが。

⑤生意気である、しゃくにさわる。
 出典:宇治拾遺物語  則光、盗人を切る事
 「脇にはさみて逃ぐるを、『けやけきやつかな』といひて」
 [訳](太刀を)脇に挟んで逃げるのを、「生意気なやつだな」と言って. 

また1823年のこの日、『昆虫記』で有名なフランスの博物学者・詩人・教科書
作家の「ジャン・アンリ・ファーブル」 Fabreの誕生日、生誕200年ですね。
南フランス生まれで、プロヴァンス語文芸復興の詩人 としても知られる。
彼の鋭い観察力からダーウィンの進化論には否定的であったようだが、昆虫記
はノーベル文学賞の候補に上がるほど作家として評価は高かった。
だが今でもフランスではファーブルのことを、何故かあまり知らないようだ。
 
NHK/BSで12月16日午後11時から「ビヨンド・ファーブル」が放映されていた
見逃してしまった。

ファーブルの名言から一つ紹介します。
人間というものは、進歩に進歩を重ねた挙げ句の果てに、文明と名付けら
 れるものの行き過ぎの為に自滅して倒れてしまう日が来るように思われる"

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