カメラを片手に

センニチコウ

今朝も25.8℃迄しか下がらず熱帯夜となり、日中もぎらつく太陽のもと午前
9時には30度を越え、残暑厳しく午後4時前には36.9℃まで上がる猛暑日に。
午前10時頃奈良市内へと出かければ、京都同様に子連れの欧米系の方が姿が
目立ち、三条通から奈良公園へと足を運んでおられた。
      15時、36.3℃、49%

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「センニチコウ・千日紅
中南米原産のヒユ科の一年草、開花時期が5月~11月と長く、暑さに強い丈夫
な花で、切り花をはじめ、庭や花壇、鉢植えや寄せ植えとして幅ひろい。

花言葉は長い間色あせないことから「変わらぬ愛情」「不朽」 と。

今日は「定家忌」、平安末期~鎌倉時代の歌人「藤原定家」の1241(仁治2)年
の忌日、享年80歳。
1235年に宇都宮頼綱から嵯峨野にある小倉山荘の障子色紙に、古来の歌人の
和歌を1首ずつ揮毫して欲しいとの要望をうけ、天智天皇から順徳院に至るま
での100人の歌人の和歌を定家の好む1首ずつ選んで頼綱に対して書き送った。
後にこれが定家が小倉山で編纂したことに因み『小倉百人一首』という通称名
になり、『小倉百人一首』の撰者といわれるようになる。
百人一首での定家の歌といえば
来ぬ人を まつほの浦の夕凪に 焼くや藻塩の 身もこがれつつ』 定家

「美の使徒」「美の鬼」「歌聖」「日本最初の近代詩人」などとも呼ばれるが
巧緻・難解、唯美主義的・夢幻的で、代表的な新古今調の歌風といわれるが
『後鳥羽院御口伝』によれば、父を含め自分以外の人間の和歌を軽んじ、
他人の言葉を聞き入れない強情さだったと。
「さしも殊勝なりし父の詠をだにもあさ/\と思ひたりし上は、
                 ましてや余人の歌沙汰にも及ばず」
「傍若無人、理も過ぎたりき。他人の詞を聞くに及ばず」と

定家の書も、強情な性格をよく表した偏癖な書風である。
 
また18歳~74歳まで56年にわたる克明な日記『明月記』(2000年国宝)を残す。


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