カメラを片手に

高円山は

今朝の奈良は16.1℃とシーズン最低の気温で、羽毛布団をしっかり被るほど。
今日も快晴なのに東の春日奥山は靄い、青空がぼっとしている。
原因は大陸からの贈り物?PM2.5は多く、黄砂もやや多いとの予報通りだ。
午後2時半頃、最高気温は30.4℃迄上がり真夏日になった。
      11時、26.7℃、52%
                   👆高円山
今日、10月3日は10(と)3(ざん)の語呂合わせで「登山の日」
日本アルパイン・ガイド協会が1992年に制定している。

昨日知り合いが高円山・標高432mに登り、写真を送ってくれた。

               地理院Web地図より

春日大社祭神の武甕槌命様が降り立たれた御蓋山浮雲峰(標高297m)が


そして高円山頂上に。
景色は良くなく、中腹にある「奈良大文字送り火の火床」からの写真です。
今年はコロナ禍で縮小しての実施の予定が、前日の大雨で直前に中止になるも
周りは刈られ、火床と消化槽のドラム缶の向こうに奈良市内、そして平城山丘
陵越しにはなんと京都と大阪の県境の山々、摂津丘陵迄も見える。
辺りには「ススキ・薄」の穂がかぜになびいていたと・・・

高円山登山口の一つ、萩の花で有名な『百毫寺』の裏からの道を登ったようで
万葉種には萩の花はよく詠まれるも、ススキの歌は少ない。
万葉集 巻20 4295 大伴池主
高円の尾花吹き越す秋風に紐解き開けな直ならずとも

来年は必ず奈良大文字の送り火が催行できることを祈ります。
    
           10.3                                              2016.8.15自宅より

をりとりてはらりとおもきすすきかな』 飯田蛇笏  
      10.3、近所

上記の句を詠んだ『飯田蛇笏(だこつ)』、今日は「蛇笏忌」や「山廬忌」で
1962年10月3日、78歳の忌日に。
蛇笏は自然主義文学の影響を受け、のち早稲田吟社に参加。高浜虚子の指導を
受けるも、山梨の山村に帰郷後は俳誌「キララ」(のち「雲母」)を主宰する。

河東碧梧桐らの新傾向運動に反対する俳論を書き、ホトトギス系の俊英として
格調の高い句を作り、村上鬼城などとともに大正時代における「ホトトギス」
隆盛期の代表作家です。

ゆく雲にしばらくひそむ帰燕かな』 蛇笏

9月下旬ごろには「ツバメ」の姿は見えていた記憶が・・・
残るは「コシアカツバメ」でしょうか。

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