夜明け前の19.0℃が最低気温となった奈良、雨粒も時折落ち、じとっとした
曇り空の一日、午後2時前から雲を通した日差しで、16時過ぎの27.1℃が、
最高気温となり、一段と蒸し暑くなりました。

昨夜は、6月の満月「ストロベリームーン(Strawberry Moon)」で、18年ぶり
に最も低い高度で昇る満月なのに、雲間からちらっ

ストロベリームーンとは、北米先住民がイチゴを収穫する6月の満月を指す。
イチゴだけでなく、6月に実る果実の成熟を象徴するという。
一方欧州ではバラが満開になる季節をさす「ローズムーン」や、蜂蜜の収穫
時期を表す「ハニームーン」とも呼ばれる。
今日朝から連れ合いのお供で、久しぶりに「丸久小山園」さんへ抹茶を買いに
というのも、もうじき値が上がるとの情報を聞きつけ、茶会用にと出かけた。
到着すれば、抹茶や抹茶ソフトを手にされたインバウンド客が帰られても、
列ができおり番号札を貰い待つ。

その間お軸を見るのが楽しみなので、今回の応接和室の軸は・・・
「鳥鳴山更幽とりないてやまさらにしずかなり」
元妙心寺管長 松山寛惠老大師 臥雲庵(2018年5月25日遷化 )
直訳では「鳥が鳴きやむと山は更に静けさを増すと」いい、
禅語としては「苦しみや辛さを経て人は深められる」という意味になると。
元は6世紀中国の詩人・王籍の五言古詩の一説「蝉噪林逾静 鳥鳴山更」から
「せみさわいではやしいよいよしずか とりないてやまさらにしずかなり」
良寛さんの書「風定花猶落 鳥啼山更幽 観音妙智力 咄」の方が知れれる。


待合にも、
建仁寺さん

店の中には、抹茶も高級な方からSOLD OUTの表示がなされ、店員さんも
お一人海外の方がおられ、他の方も英語で接客されていました。
10分ほどで順番が来たのですが、やはりインバウンド需要で抹茶の量が足ら
ず、御断りされた品もありましたが、最低限は買わさせていただけた。
次回から電話してから来てくださればとのことでした。