あるメルマガより
「私たちの脳を構成する脳内細胞や、神経回路を作り上げている神経細胞。これらはいずれも“電気信号”によって情報を送り合い、活動しています。私たちの体は、“電磁気”によってコントロールされているといってもいいでしょう。一方、地球もまた、内部から磁気を発生させている電磁的な存在です。その内部に“電磁気”をめぐらせる、人体と地球。このふたつには不思議なまでに共通する特徴があるのです。
私たちの体の元素組成は、地球の地殻部分の元素組成とよく似ています。主要な構成元素として酸素や鉄、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどが挙げられるのですが、いずれも私たちの体にとって重要なミネラルです。また、人体の約60%は水分ですが、この点に関しても、地球表面における水の占める割合が約70%ということを考えると、非常に似ているといえるのではないでしょうか。まるで私たちの体は、地球環境の縮図のようにも思えます。
その構成からして、無縁のようには思えない人体と地球の関係ですが、そのつながりを裏づけるものこそ、双方の内部を流れている“電磁気”だといえるでしょう。
たとえば、心臓が弱い人のなかには、急な雷雨などに敏感に反応する人がいるといわれているのですが、それは大気中のイオン、つまり電気の変化を体が感じ取るためだろうとされています。月の満ち欠けが精神状態に影響を与えることは統計上からも知られた事実なのですが、その原因が、月と地球の間に流れる電磁波によって、脳の機能に異変が生じることにあるという説を唱える脳科学者もいます。
また、各地に伝わる習わしからも、面白い事実が見えてきます。よく日本では「北枕は縁起が悪い」といわれていますが、アフリカでは「北枕はいい夢を見ることができる」といわれているのだとか。一見、相反するふたつのいい伝えですが、北半球と南半球では極のある方角が反対になることを考えると、じつはあまり矛盾はないのです。地球の磁気に人体が影響を受け、反応をしていたからこそ、このようなふたつのいい伝えが存在していると考えられるのではないでしょうか。
こうしてみると、私たちの脳や神経系統は、地球からの電磁的なメッセージを受け取るアンテナのようでもありますね。このアンテナを研ぎ澄ませていけば、地球からの見えないサインに敏感になれるのかもしれません。」
パニック障害もこの様なことが影響しているのかもしれない。