マフィン型買いにベイクベイスまで自転車でひとっ走り。
帰りしに分度器.comに寄ってみようと思い、道を2号線に変えたところ、ありゃなんだ?と。
近づいてみたらば。
大楠公戦跡。打出のあたりです。
昭和10年に建てられたもので、筆跡は陸軍の本庄繁。
確かにこのあたり一帯、南北朝の合戦の舞台になってるんですよね。
とはいっても私が知ってるのは観応の擾乱。足利尊氏と直義の兄弟げんか。
この時に高師直がとっ捕まり、武庫川で処刑されてます。
確か伊丹の方でしたか。高師直の御墓も伊丹にあった気がする。
このあたり、町名も「楠町」になっていました。
確かにこのあたり、夙川から芦屋のあたりは歴史的・文学的な場所が多いです。
在原業平、阿保親王、谷崎潤一郎の記念館もあるし。
高浜虚子記念文学館もありますな。
高校の時の夏休みの課題に「阪神間の文学散歩」という実地レポートがあったんですが、大抵の人が谷崎潤一郎記念館か尼崎の近松門左衛門のお墓に行っていた(笑)
しかし正成の史跡があるとは思ってませんでした。
尊氏とこのあたりで戦ったと解説にあった。
このあたりの土地、斎藤幾太郎の家があったのだそうです。
斎藤幾太郎といえば、弟が政治家久原(くはら)房之助(政友会久原派)。藤田伝三郎は叔父にあたるそうです。
久原かあ…あまり萌えない…つかこの人好きじゃない。ひどい。
226事件に連座して捕まってますよね。
義兄の鮎川義介(井上馨の姪の子)の顔で無罪放免。
斎藤が越してきた時はこの付近には駅がまだなかったようです。
なんでこんな不便な所に来たんだろう(笑)
最近、本当に地元で意外な史跡に出会うことが多いです。
びっくりする。
Popular Entries
最新の画像[もっと見る]