ワシの一日

ワシのワシによるワシのための日記!?

6台のみのグランプリ.........

2005-06-20 06:56:34 | Weblog
「あのフェラーリはないだろ!!!!」

はぁ~(}(-。-)

なんと言ったらいいか....
あんなグランプリは初めて観ました.20台中14台がレースを放棄…,つまり6台のみが淡々と走るレースでした.発端は,昨日の予選にミシュランのタイヤに構造的な欠陥(詳細は分からない)があることが判明し,ミシュラン側は,
タイヤに危険性がある

別のタイヤに交換させて欲しい

という申し出に対して,FIA が,
タイヤ交換は認められない

なぜなら,レギュレーションで決まっているから

って話になって,それなら,
オーバルにシケインの設置を要求

速度が落ちればタイヤへの負荷は低減できる

という申し出に対しても,FIA が,
シケインの設置は認められない

なぜなら,なぜ?

って話になって,その FIA の対応に対する抗議の意味も含めて,ミシュランを履いた7チーム14台が

安全性に問題があり,危険を伴う

ということで一致し,

フォーメーション・ラップ後にピットに戻り,マシンを降りた

結果,レースをボイコット

ってことらしい.
ブリジストンにしてみれば,問題は無いし,オーバルにシケインなんか置かれたら面白くないわけだが,タイヤ交換に関しては,全チームのタイヤ交換させれば,レース上の有利不利は無かったはずです.FIA は,"安全,安全"と言いながら,安全性を確保するためのミシュラン側の申し出を断り,結果,レースを台無しにしたわけです.そもそも,タイヤ交換禁止のレギュレーション自体がおかしいでしょう.タイヤの交換が出来ないことにより,攻めれば攻めるほど危険性を増してしまうことは,第7戦 ヨーロッパGPにおいて証明されたわけです.ドライバ心理としては,あの状況下でペースを落とすはずもなく,ラストまで走り切れると思っていたところで右のタイヤ&サスが壊れてしまったわけです.レースとしては,ラスト1周でトップがリタイヤし,番狂わせがあったことは面白いかもしれないが,アクシデントによる順位の変動は FIA の望むところではないであろう.しかし,このルールは全く逆に作用している.無茶をすればするほど,危険性が増加して,またそのことに固執しすぎたために今回のような最低のレースを招いてしまったのだ.タイヤ交換禁止は,即刻廃止にするべきだと思う.ピットでのチームごとのタイヤ交換の上手下手も大事なF1の要素だろう.タイヤを確認し,ただ見ているだけしか出来ないピットクルーを観るのは面白くも何ともない.

それと,FIA の対応と同じくらい頭にきたのは,フェラーリのあの行為だ!!!

「2台揃って完走したい(フェラーリ)」

「なんだそりゃ!」

今まさにM・シューマッハを捉え,抜きにかかろうとするR・バリチェロに何を言い出すか!!最初のピットストップの前から,ずーっとM・シューマッハの後ろを走っていたR・バリチェロの方が明らかに早かったのに最後にありゃ~無しだろ!彼は,明らかに次戦よりこのGPを勝ち取ること考えていたはずで,クソも面白くないアメリカGPに華を添えようとしてくれたのにその一言がすべてを…,そうアメリカGPのわずかな見所さえ奪ってしまったのだ!!あ~腹立たしい.
さっきの話も交えると,かつてのフェラーリは,ピットでの作業も早かった.だが,それもタイヤ交換があったからことであった.タイヤ交換禁止にもはや意味など無いだろう.

M・ハッキネンがF1にいた頃は単純に面白かった.私は,その頃から見始めたのだが,「なんて紳士的なスポーツなのだろう」と感動し,それからF1はテレビがあれば必ず見てきた.もちろん,本当は実際に観戦したかった.ずーっとそう思ってきた.そして,ついに今年,石川県という立地から鈴鹿が近くなり,直に観戦しに行こうと考えていた.しかし,日本GPでアメリカGPのようなことになったら2度とF1を観ないかもしれない.おそらく,今回のアメリカGPで初観戦の人もいたことだろう.そのような,新たなファンへ紳士的な対応を望みたい.

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