【重賞回顧】天皇賞春

1着テーオーロイヤル(1番人気)→先行して、早めに先頭に立ち、そのまま押し切る横綱競馬でここでは能力が抜けてました。菱田騎手も落ち着いて乗りましたね。

2着ブローザホーン(5番人気)→後方から追走、直線で最速の上がりで2着。力をつけてますし、前が有利なレースで負けて強しの内容でした。

3着ディープボンド(6番人気)→先行して、しぶとさを見せての3着。衰えていると思いましたが、頑張りました。

7着タスティエーラ(4番人気)→モレイラ騎手でこの結果は世代の弱さというしかありません。G2から出直した方が良いでしょう。

12着サリエラ(3番人気)→やはり距離が長かったです。距離短縮で見直しです。

15着ドゥレッツァ(2番人気)→熱中症で参考外。休ませて、立て直した方が良いでしょう。

M氏予想

◎テーオーロイヤル

【重賞回顧】青葉賞

1着シュガークン(2番人気)→先団後ろから追走し、直線では馬場の良いところを回して、長く脚を使っての差し切り勝ち。スタミナがありますね。気が早いですが、菊花賞が楽しみです。

2着ショウナンラプンタ(7番人気)→後方から追走、直線では鋭い末脚で2着。流れは向きましたが、やはり能力があります。

3着デュアルウィルダー(4番人気)→後方から追走、直線では外から伸びました。モレイラ人気でしたが、未勝利デビューから未勝利勝ちで初重賞とかなり厳しいローテでしたが、ポテンシャルの高さを見せました。

5着ウインマクシマム(3番人気)→大逃げの2番手からとなり、直線では見せ場がありましたが、最後は失速してます。騎手が違えば、もっと走ると思うんですが、このクラブでこの厩舎ですからね。

8着へデントール(1番人気)→後方からとなり、あの位置からでは無理です。騎手が変われば、巻き返してくるでしょう。

M氏予想

◎マーシャルポイント(8番人気13着)

騎手の乗り方とかそういう事ではなく、ここでは馬の能力が足りなかったと思います。

【重賞回顧】ユニコーンS

1着ラムジェット(3番人気)→後方から3角から進出して、直線では前を捉えての快勝。距離延長も問題なく、このメンバー相手にこの勝ち方ならGIでも楽しみです。

2着サトノエピック(5番人気)→先団後ろから追走、直線では伸びましたが、勝ち馬が強すぎました。ただ初重賞で良い走りでした。

3着ミッキーファイト(1番人気)→先団後ろから追走し、直線ではジリジリ伸びました。中山の方が良さそうです。

5着ムルソー(2番人気)→出していきましたが、先手を奪えず。揉まれたわけではないですが、今までと違うレースで脆さを見せました。

M氏予想

◎ラムジェット

【24年4月度】M氏厩舎成績回顧

4月は勝ち切れないレースが続きましたが、好走が多くて、賞金加算は出来ていました。後はナミュールのドバイターフ2着の賞金が加味された事で回収率は15％くらい上がり、約490％まで回復しましたね。

久しぶりの500％復帰が見えてきましたし、ナミュールがVMで勝てば、そうなるでしょう。

ただナミュールがこれだけの活躍をして、この価格帯のこの頭数ですら、今の状態を維持していく事がなかなか難しいのを冷静に考えれると、年々一口馬主の難易度が上がっていると痛感します。

今、大勝ちするには、芝中長距離馬の大物を引くか、サウジドバイに行けるレベルのダート馬を引くしかありません。引けてる人は大レースの賞金増加の恩恵を得ていますが、ほとんどの人が無関係です。その中で募集額はうなぎのぼりに上がっており、私が始めた15年前と比べたら、勝つ確率が倍以上に難しくなってるような気がします。

だからこそこうやって毎月振り返り、現状を把握して、1歳募集に備える必要がありますので、勝ち組になりたい方は是非しっかりと回顧して、回収率と向き合ってくださいね。

【レビュー出走馬】天皇賞春 結果

１７、シュヴァリエの１８ 評価Ａ
牝馬 １６００万 奥村豊厩舎
体質◯ 気性◯ 早め
馬名　プリュムドール
ノルマンディーOC

馬体評価はＢ＋です。
皮膚感が良く、高レベルにまとまっていますね。適性は芝マイルくらいですね。

動き評価はＢ＋です。
推進力があり、ストライドは伸びる部類ですし、バネは水準くらいでまとまっていますね。

総合評価はＡです。
母馬優先の馬になりますが、まとまっていて、欠点がほとんどなく、良い馬ですね。
価格は妥当なラインですし、母以上の活躍を期待したいですし、可能性は高い馬です。

【12番人気10着】

３、サロミナの１９　評価Ｄ
牝馬　７０００万　国枝厩舎
体質◯ 気性◯ 早め
馬名　サリエラ
シルクHC

馬体はバランスは水準くらいでボリュームがあります。筋肉の質感、強さは普通です。顔付きは標準的で気性に問題ないでしょう。適性は芝中距離くらいです。
動きは推進力は普通で、ストライド、バネは今ひとつで硬さと緩さがあります。
兄弟のような活躍をする事は難しく、見送りが妥当です。

【3番人気12着】

３２、パルティトゥーラの２０　評価Ａ
牡馬　２８００万　堀厩舎
体質◯ 気性◯ 遅め
馬名　タスティエーラ
キャロットC

馬体評価はＢ＋です。
見栄えして、バランスは良いですね。筋肉の質感は水準で強さは今ひとつです。適性は芝中距離でしょう。

動き評価はＢです。
前向きで推進力はあり、ストライド、バネは水準ですね。

総合評価はＡです。
クラブ活躍馬の母の初仔になりますが、出来は良いですし、サトノクラウンらしい良い馬体です。価格は妥当なラインですし、厩舎とも合いそうで価格以上に活躍してくれるでしょう。

【4番人気7着】

１１、モアザンセイクリッドの２０　評価Ｂ
牡馬　４０００万　尾関厩舎
体質◯ 気性◯ 普通
馬名　ドゥレッツァ
キャロットC

馬体評価はＣ＋です。
こじんまりしており、バランスは水準です。筋肉の質感は今ひとつで強さは水準です。適性は芝ダート中距離でしょう。

動き評価はＢです。
推進力、ストライドは普通もバネは結構ありますし、素質はありそうです。

総合評価はＢです。
兄弟は走ってないですが、この仔は素材型で成長次第では楽しみな馬になると思います。価格はやや割高ですが、化ければ、価格以上の活躍が期待出来ると思います。

【2番人気15着】