笠間稲荷の境内には、胡桃の大木があります。
昔、この地には胡桃の密林があり、そこに稲荷大神さまをお祀りしていたことから、
「胡桃下稲荷」(くるみがしたいなり)とも呼ばれていたそうです。
胡桃には、一本の木に雄花と雌花があります。
葉のつけ根から長い雄花の花穂が垂れ下がり、
雌花は目立たないが受粉して胡桃の実となります。
素朴な花ですが、さわやかな印象です。
すこし膨らみ始めた胡桃の実は、とてもかわいらしく、いとうしさを感じます。
笠間名物「いなり寿司」には、胡桃の入ったものもあります。
とてもおいしいので一度ご賞味くださいませ。
にほんブログ村
にほんブログ村