花山歩  ~はなさんぽ~

花に逢いに山をぶら~り

熊野古道馬越峠道を天狗倉山、便石山 ①

2021年04月17日 | 熊野古道

 

 

 

 2021年4月8日 

 以前から気にはなっていた熊野古道

 前日の4月7日、熊野での磯釣りにかこつけて熊野古道伊勢路を歩くため、奈良に帰る仲間と分かれ一人道の駅海山で車中泊

 

 

 

午前7時、車中泊した道の駅海山をスタート

 

 

 

 国道42号線を登山口に向かう

 冷たく澄んだ朝の空気が心地良い

 今日も良い天気になりそう

 

 

 

 歩道には熊野詣姿の旅人を描いた石板が・・・

 

 

 

 国道から馬越峠道に入ります

 此処にも🅿があるが、車は見えない

 

 

 

 薄暗い樹林帯の中を緩やかに登って行きます

 

 

 

 君の名は(・・?

 

 

 

 100m道標

 馬越峠までの全長が2.2kmで、300m上がって来た所が現在地を表します

 

 

 

 桧の美林の中、心地良い石畳の道が続きます

 濡れていると滑りやすいそうですが、今日は乾いているので滑ることは無さそうです

 

 

 お地蔵様がいらっしゃいました

 夜泣き地蔵尊 石積みの祠の中に、自然石そのままを地蔵様として祀られてます

 案内板より 

 石積の祠で、明治までは旅人の無事を祈る石地蔵があったといわれている。やがて地区の人々が子供の夜泣き封じを祈って「夜泣き地蔵」と呼ぶようになり、今も新しい哺乳瓶が供えられている。

 

 

 

 

 石畳は歩幅が自由になるので、歩きやすい

 

 

 

 岩に根を張る巨木

 苔むした姿に生命力と時の流れを感じる

 

 

 

 コミヤマスミレかな・・?

 

 

 

 馬越峠道の石畳は江戸時代に敷かれたようです

 

 

 

 ヤブツバキは終盤です

 

 

 

 峠道沿いにコミヤマスミレの白が目に付く

 

 

 

 馬越峠まで690m 

 

 

 一里塚跡

 

 

 

 石垣が僅かに残ってます

 

 

 

 ギンリョウソウが落ち葉のの中から頭を持ち上げてます

 

 

 

 林道が横切る所にベンチが有り一休みできます

 北側が開け高丸山が・・・

 

 

 

 石畳が敷かれていない所も有ります

 

 

 

 マムシグサ

 

 

 

 馬越(まごせ)峠着いたようです

 小広く開けて想像してたのとチョット違います

 

 

 茶屋が有ったようで・・・

 案内板より

 ここは紀北町と尾鷲市の境、馬越峠(標高325m)である。その開設はは定かではないが、この平地の所に『馬越茶屋(間越茶屋)』があった。

 茶屋の主・世古平兵衛がこの峠におまつりした岩船地蔵尊には、享保8年(1723)の銘があり、開業年は更に遡るという。茶屋をたたむ明治中頃まで多くの巡礼や旅人もてなした。

 江戸時代の旅人の記録・道中日記に『茶屋にて餅を売る。左の峰に天狗岩とて大岩あり』『馬越坂上下一里、道へ石を敷きなり。上に茶屋あり。おわし町見える』など、茶屋のことが記されている。

 茶屋跡からは、西国第一の難所といわれた熊野古道・八鬼山(627m)がよく見える

 

 

 

 この峠は南北に続く熊野古道と東西に続く登山道の十字路です

 先ずは東の天狗倉山に向かいます 

 

 

 

 前半は樹林の中、緩やかに登って行きます

 

 

 

 あちこちに巨石が・・・

 

 

 

 モチツツジも咲いてます

 

 

 

 急登になって来ました

 

 

 

 山頂手前でルートが分かれる様で、南コースから向かいます

 

 

 

 巨岩がすごい迫力

 

 

 

 コース途上の尾鷲市が展望できる岩棚で【青空Cafe】Open

 

 

 

 本日の珈琲☕は京都〇川珈琲店プレミアムブレンド

 尾鷲湾を眺めながら頂きまーす

 

 

 

 コーヒーブレイクが終わったら山頂に向かう

 

 

 

 山頂南側の岩の上は

 

 

 

 尾鷲トレイルの案内板が立つ岩の上は、足元が切れ落ちて遮るものは無く高度感ハンパない

 

 

 

 山頂へは垂直に近い梯子を上ると

 

 

 

 巨大な岩の上が山頂

 此処からももちろん尾鷲市街と尾鷲湾が

 

 

 

 山頂でひととき休んだら馬越峠へ引き返す

 熊野古道馬越峠道を天狗倉山、便石山 ➁ に続きます



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