2021年4月8日
以前から気にはなっていた熊野古道
前日の4月7日、熊野での磯釣りにかこつけて熊野古道伊勢路を歩くため、奈良に帰る仲間と分かれ一人道の駅海山で車中泊
午前7時、車中泊した道の駅海山をスタート
国道42号線を登山口に向かう
冷たく澄んだ朝の空気が心地良い
今日も良い天気になりそう
歩道には熊野詣姿の旅人を描いた石板が・・・
国道から馬越峠道に入ります
此処にも🅿があるが、車は見えない
薄暗い樹林帯の中を緩やかに登って行きます
君の名は(・・?
100m道標
馬越峠までの全長が2.2kmで、300m上がって来た所が現在地を表します
桧の美林の中、心地良い石畳の道が続きます
濡れていると滑りやすいそうですが、今日は乾いているので滑ることは無さそうです
お地蔵様がいらっしゃいました
夜泣き地蔵尊 石積みの祠の中に、自然石そのままを地蔵様として祀られてます
案内板より
石積の祠で、明治までは旅人の無事を祈る石地蔵があったといわれている。やがて地区の人々が子供の夜泣き封じを祈って「夜泣き地蔵」と呼ぶようになり、今も新しい哺乳瓶が供えられている。
石畳は歩幅が自由になるので、歩きやすい
岩に根を張る巨木
苔むした姿に生命力と時の流れを感じる
コミヤマスミレかな・・?
馬越峠道の石畳は江戸時代に敷かれたようです
ヤブツバキは終盤です
峠道沿いにコミヤマスミレの白が目に付く
馬越峠まで690m
一里塚跡
石垣が僅かに残ってます
ギンリョウソウが落ち葉のの中から頭を持ち上げてます
林道が横切る所にベンチが有り一休みできます
北側が開け高丸山が・・・
石畳が敷かれていない所も有ります
マムシグサ
馬越(まごせ)峠着いたようです
小広く開けて想像してたのとチョット違います
茶屋が有ったようで・・・
案内板より
ここは紀北町と尾鷲市の境、馬越峠(標高325m)である。その開設はは定かではないが、この平地の所に『馬越茶屋(間越茶屋)』があった。
茶屋の主・世古平兵衛がこの峠におまつりした岩船地蔵尊には、享保8年(1723)の銘があり、開業年は更に遡るという。茶屋をたたむ明治中頃まで多くの巡礼や旅人もてなした。
江戸時代の旅人の記録・道中日記に『茶屋にて餅を売る。左の峰に天狗岩とて大岩あり』『馬越坂上下一里、道へ石を敷きなり。上に茶屋あり。おわし町見える』など、茶屋のことが記されている。
茶屋跡からは、西国第一の難所といわれた熊野古道・八鬼山(627m)がよく見える
この峠は南北に続く熊野古道と東西に続く登山道の十字路です
先ずは東の天狗倉山に向かいます
前半は樹林の中、緩やかに登って行きます
あちこちに巨石が・・・
モチツツジも咲いてます
急登になって来ました
山頂手前でルートが分かれる様で、南コースから向かいます
巨岩がすごい迫力
コース途上の尾鷲市が展望できる岩棚で【青空Cafe】Open
本日の珈琲☕は京都〇川珈琲店プレミアムブレンド
尾鷲湾を眺めながら頂きまーす
コーヒーブレイクが終わったら山頂に向かう
山頂南側の岩の上は
尾鷲トレイルの案内板が立つ岩の上は、足元が切れ落ちて遮るものは無く高度感ハンパない
山頂へは垂直に近い梯子を上ると
巨大な岩の上が山頂
此処からももちろん尾鷲市街と尾鷲湾が
山頂でひととき休んだら馬越峠へ引き返す
熊野古道馬越峠道を天狗倉山、便石山 ➁ に続きます
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