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テリィに堕ちたのに、どういうわけかアルバートにはまって、アルバートとキャンディのファンフィクションを書いてます。

テリィと限嗣相続制度

2022-03-19 11:47:00 | キャンディキャンディ雑記
テリィ編を書くに当たって、テリィの出自について、再確認してます。

テリィと限嗣相続制度について…です。


おそらく、キャンディキャンディの漫画でテリィについて描かれた時、イギリスの限嗣相続の制度について、原作者方は理解されていなかった…と思います。

『限嗣相続制度』

イギリスの爵位は、男性の跡継ぎに限定されるという制度です。しかも、その跡継ぎは、正式な結婚をした女性との間の子供、嫡出子でなくてはならなかったのです。非嫡出子の子供は相続人の対象にすらなりません。(現行の限嗣相続制度は嫡出子について、社会の道徳観念の変化に応じて、変更が加わっている可能性がありますが…。)

つまり、

テリィの継母が、「跡継ぎだなんて認めませんからね!」なんてセリフはちょっとおかしいのです。


ですので、FSではその間違いを正して「爵位を嗣ぐのはお前ではない!」と、グランチェスター公爵はテリィに言ってるのかな…と、思います。


でも、そうなると…ですね、非嫡出子が、セントポールのようなまともな学校に入れられて教育されているのもおかしな話なんですよ。愛人の子供…は、もっと虐げられて扱われているんです…。グランチェスター家の使用人として扱われていてもおかしくないんです。

セントポールの生徒たちが『貴族よ』なんて言うのもおかしいんです。非嫡出子の子供は貴族じゃありませんから。

これらの矛盾を解決するには…。

わたしは、何らかの契約をあの義母とグランチェスター公爵は執り行って、テリィの書類上の実母は、あの義母になっている…と、そういう事にしようかと思っています。


セントポール学院で「貴族」と、特別な目で見られていたテリィ。その立ち位置とキャラクターの特徴づけは変えたくないですよね!!
絶対、変えたくない!
わたしの中で、テリィは貴族です!!


それに、テリィが貴族でないと、
テリィのセリフ

「今日限り、グランチェスターの名は捨てます。」

も、意味を成さないんです。

愛人の子供は、もともとグランチェスターの人間じゃないんですから…!!


いろいろと、綻びがあります。
キャンディキャンディ…。
汗。


ですがここは、絶対に譲れません。
わたしの中で、テリィは貴族です!


で、どうして、あの義母は、テリィの書類上の実母になることを受け入れたのか…。どうにかして話をこじつけて作ろうと思います。

グランチェスター公爵とエレノアは、どうして、別れたのか…。それも、こじつけてなんか作らなくては!


テリィは貴族!

うーん。
グランチェスター公爵はテリィを愛するがゆえに、貴族の子として生かすために、義母との結婚を受け入れた。しかし、そのためにエレノアは離れて行った!

というのはどうでしょうね?

うん。それがいい。

エレノアが妊娠した時に、我が子の行く末を案じて、テリィを実子とするなら、結婚をする…と、義母との結婚を受け入れた。エレノアは、愛人として自分と添ってくれると思ったが、愛人の立場を拒否した。

グランチェスター公爵は、自分の想いを理解しないエレノアを憎んだ。

更に公爵は、テリィをも憎んでしまった。


そんな感じでしょうかね。

(あれ、これわたしの大好きな二次小説作品と同じ設定かな?同じ作品の二次ですから、似た設定になるのは自然な成り行きですね。)



そのテリィが家を捨てた時、グランチェスター公爵は、気がつく訳です。

「わたしも、家を捨てていれば…。」

しかし、思うのです。

「いや、わたしは、家を捨てられはしなかった。グランチェスター公爵として生きることしか、わたしは知らないのだ。爵位を捨てるという事は、わたしがわたしでなくなるということなのだ…。」




わたしの中では、グランチェスター公爵は、のちのち、領地経営に失敗します。

そして、義母の息子は、戦争の負傷が原因で死亡します。

跡継ぎがいなくては、義母はグランチェスター公爵が亡くなったら、領地も収入も失ってしまうので、書類上の実子のテリィを頼らざるを得なくなる。

という、先行きです!

ダウントンアビーというドラマを見ておいて良かったです。この辺のストーリーをイメージしやすくなりました。


と、いうことで…。



わたしの妄想の中では…。

テリィは将来、グランチェスターを継ぎます。
FSとは違います。
そこは、
先生には申し訳ありませんが!
テリィには公爵になって欲しい!!

テリィは領地経営を成功させて、かたわら演劇の研究をします。

テリィは、シェイクスピア劇団の後援者または主宰者なんですよ。テリィは演出、監督もします。
テリィは、シェイクスピアを、研究してシェイクスピアの本を出したりもします。

演劇の大学にも通い(キャリアが安定した30代にイェールに通います。)、年取ったら、大学で教鞭取ります。

テリィは公爵で、教授なんです!
どーっすか?この将来像。素敵でしょ?

この将来像考えたわたし偉い!
って、自画自賛しちゃいますよ!

ふっふっふっ!!

テリィへの愛も、キャラクターの理解も、その辺のファンには負けませんよ!

(まあ、わたしの好みの、わたしの中のテリィに過ぎませんけれどね。)




で、ですね、
ブライズヘッド再訪ってドラマををみたい!んです。

これを見れば、30年代のイギリスがわかるんだけどなぁ。
ジェレミー・イーロンのブライズヘッド再訪が!!

テリィの生態が、そこに描かれているはずなんです。




ま、それはおいておいて、

今、テリィ編のストーリーを、編むところです。

書き出した描きたいエピソードを、わたあめのようにからめとる作業に入るところです。

今日は、二次小説のアップありません。

すみませんです。
まだまだ、編むとこじゃないかも。
…テリィは、キャンディとスザナの愛を比較するかな…。うーむ。

絶対、面白い話になると思います。
ブロともさんと話したネタを具体化するんです。それだけでも面白いと思います。

追記:

限嗣相続制度について、原作でも理解されててのかも。テリィはエレノアの事を誰にも言うなと言ってましてよね。
母が違うことは、グランチェスター家の中でだけ言っていたのかもしれません。



キャンディキャンディ(原作:水木杏子 絵:いがらしゆみこ)の、その後を1ファンとして、勝手に想像して二次小説として書かせていただいています。

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二次小説は、個人の楽しみのために書かれています。原作からかけ離れている部分が多々あります。キャンディとアルバートの物語です。納得して頂ける方は、是非💕読んで行って下さいませ😍













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