O氏のかばん

いろ・イロ・色々@日常雑記

いちごいろ

2007年10月25日 | 文章からみる日本の色
その頸は横転逆転し切り口の苺色がみえたり眼玉がとびだしたり暗くなったり…
(新版 色の手帖より)

C0 M75 Y35 K30


草野心平(著)



※「できない」人ほど「努力」のチャンスに恵まれている。「これも男の生きる道」とは橋本治氏。中途半端な「できる」は努力することをおろそかにしてしまうのか。

ネービーブルー

2007年10月22日 | 文章からみる日本の色
なんとイキな白のヴラウスにネービー・ブルーのスカートと来ると、これまた戦後日本の新風景で…
(新版 色の手帖より)

C70 M50 Y0 K70

鉛筆ぐらし
扇谷正造(著)



※学生の就活セミナーという名目で人を集め、物を売り売り付けようとしている。なすがままにされる方もいけないが、弱みにつけ込む企業の体質はどうかしている。そんなものは販売促進とはいえない。

モスグリーン

2007年10月13日 | 文章からみる日本の色
男のやうな黒いベレエ帽を被った女と、すばらしい海草色(モスグリーン)の外套を着た女が、ちょっと頬笑(ほほえ)みあひながら〈略〉看守を待ってゐた
(新版 色の手帖より)

C30 M0 Y70 K60

真理の春
細田民樹(著)



※「悟らなければ修業する意味がない」などと考える必要はない。「少しずつでも、自分はよい方向に進んでいる」という思いは、それだけで人生の素敵な財産である。〈朝日新聞/日々是修業より〉
超人にはなれないし、いきなり目標を高く設定してもクリアするのは難しい。一歩一歩が大切だ。それも相手にわかるようにというのが、会社ではこれまた難しい。

ぎんねず

2007年10月09日 | 文章からみる日本の色
その銀鼠色(ぎんねずいろ)にすすけた障子へ…
(新版 色の手帖より)

C0 M0 Y0 K43

都会の憂鬱
佐藤春夫(著)



※江戸東京博物館で「文豪・夏目漱石ーそのこころとまなざしー」を11月18日(日)まで開催している。季節が変わり「芸術の秋」で企画展も目白押し、縁遠いなんていってないで、たまには出かけてみるとしょっ!

草色

2007年10月06日 | 文章からみる日本の色
無造作に外套のポケットから草色の洋封筒に赤インキで書いた手紙を出して渡した(新版 色の手帖より)

C30 M0 Y70 K48

暗夜行路
志賀直哉(著)



※教育なのか、しごきなのか、むずかしい問題だ。ビール瓶でなぐるなんてもってのほかだが、言葉もじゅうぶん凶器になりうる。いたるところに暴力はあるかもしれない。

オリーブグリーン

2007年10月04日 | 文章からみる日本の色
実験用の色素は当時簡単に入手できた模型用の水性塗料を使った。するとその色は、オリーブグリーン――軍隊で使用される暗緑色――になることがわかった。(P188)

C20 M0 Y75 K70
(新版 色の手帖より)

完全版 下山事件 最後の証言
柴田哲孝(著)



※歳を重ねると不思議がる心が薄れてゆく。デザインは感動!と本田宗一郎はいった。今は歳だけとってしまったのか。それでも人間バンザイだ。