[ふかみどり] 2007年09月30日 | 文章からみる日本の色 塀の内には夏蜜柑のような深緑(しんりょく)の葉が瓦を隠す程茂ってゐた (新版 色の手帖より) C95 M0 Y85 K60 行人 夏目漱石(著) ※「Just do it.」 “頭で考える前に、行動に移そう!” ~迷った時に救ってくれる言葉。さすが、W+Kだ!
[せっかっしゅく] 2007年09月28日 | 文章からみる日本の色 主要道路をはずれると、赤褐色の乾いた道がつづき、そんな道に車が入ってゆくと車の後から砂塵がもうもうと巻きあがった (新版 色の手帖より) C0 M60 Y60 K60 北の岬 辻邦生(著) ※疑いの世界に心理多し。 (NHK総合 爆笑問題のニッポンの教養)
[はなだいろ] 2007年09月27日 | 文章からみる日本の色 小鳥らの うたはきこえず 空は今日 はなだ色らし、倦んじてし 人の心を諌めする なにものもなし (新版 色の手帖より) C70 M20 Y0 K30 山羊の歌 中原中也(著) ※みんな~! モチベーションあげようよ! って言ってみたい今日この頃。
[きんちゃ] 2007年09月26日 | 文章からみる日本の色 男の下着の黄八丈にでも織るものと見えて、おばあさん達が風通しのいいところへ乾してゐる糸の好ましい金茶であるのもお民の眼についた(新版 色の手帖より) C0 M50 Y100 K10 夜明け前 島崎藤村(著)
[えどむらさき] 2007年09月25日 | 文章からみる日本の色 江戸紫の匹田絞(ひったしぼ)りの訪問着に、綴れ綿の帯を締めた(新版 色の手帖より) C60 M72 Y0 K12 真夏の死 三島由紀夫(著) ※歳を重ねると不思議がる心が薄れてゆく。デザインは感動! と、本田さん(本田宗一郎)もいっていた。 たまちゃんとは、えらい違いだ!
[ひわいろ] 2007年09月23日 | 文章からみる日本の色 二ひきの馬が汗でぬれ 犂(プラウ)をひいてもそもそ往ったりきたりするそれはひわいろのやはらかな山のこっちがはだ。(新版 色の手帖より) C5 M0 Y80 K20 春と修羅 宮沢賢治(著) ※内閣総理大臣は福田康夫氏に決まる。期待せずにはいられない。
[レモンイエロー] 2007年09月20日 | 文章からみる日本の色 髪の美しさを誇張する、オレンヂの色調、クローム、薄いレモン・イエローまで行く…(新版 色の手帖より) C0 M0 Y80 K0 ゴッホの手紙 小林秀雄(著) ※何もしなければ、いま「やだ!」と思っていることもおこらない。 仕事もしているば問題もでてくる。だけど、もう少し続けて見ようよ。
[ブルー] 2007年09月18日 | 文章からみる日本の色 立ちこめる青春のブルーな匂いであり…(新版 色の手帖より) C100 M40 Y0 K0 風に吹かれて 五木寛之(著) ※晴天で明るいイメージなのに、「気持ち」になると マイナスイメージになってしまうのは何故?
[ブロンド] 2007年09月15日 | 文章からみる日本の色 車を共にして居た金髪(ブロンド)の婦人は其の妻であらうか(新版 色の手帖より) C0 M13 Y50 K5 あめりか物語 永井荷風(著) ※総裁選、福田氏・麻生氏の一騎打ち。 人も国も誇れる日本に!
[オーキッド] 2007年09月12日 | 文章からみる日本の色 オーキッドは紅系統の戦後の流行色「新聞学校カリキュラム」(新版 色の手帖より) C15 M40 Y0 K0 鉛筆ぐらし 扇谷正造(著) ※安倍首相が辞任。続けるも地獄、辞めるも地獄。今の時代を反映か?
[にいろ]丹色 2007年09月11日 | 文章からみる日本の色 丹(たん)で塗った提灯が幾つも掛けてあります(新版 色の手帖より) C0 M70 Y70 K0 真景累ヶ淵 三遊亭円朝(著) ※日常をよく観察してみよう。おぼろげながらデザインの輪郭が見えてくるかもしれない。
[クリムソン] 2007年09月10日 | 文章からみる日本の色 クリムソンレーキを水に薄く溶かしたよりもっと鮮明な光を持った鱗の色に吸ひつけられて、思はずぼんやりと手の働きをやめてしまふ(新版 色の手帖より) C0 M80 Y5 K30 生れ出づる悩み 有島武郎(著) ※逃げ出したくなったとき、逃げ出しちゃいけないですか? あの人のことを考えるとそう簡単にいかないか!
[やまぶきいろ] 2007年09月09日 | 文章からみる日本の色 江戸時代大判小判の別名を光次云ったのは山吹色の貨幣面に墨黒々と光次の二字が書いてあったからで…(新版 色の手帖より) C0 M35 Y100 K0 江戸から東京へ 矢田挿雲(著) ※黒沢明「生きる」のテレビドラマを見ている。今まで何をしてきたのか、その答えははたして出せるのだろうか。
[トパーズ] 2007年09月07日 | 文章からみる日本の色 あなたのきれいな歯ががりりと噛んだトパァーズいろの香気が立つ「レモン哀歌」(新版 色の手帖より) C0 M45 Y95 K20 智恵子抄 高村光太郎(著) ※台風一過。晴天になるように、気分も晴れでありたい。
[スレートグレー(石盤色)] 2007年09月06日 | 文章からみる日本の色 大河の、その鉄橋の上方に、空はぼんやりと石盤色であるのです(新版 色の手帖より) C5 M5 Y0 K75 在りし日の歌 中原中也(著) ※台風上陸で外は強い風が吹いている。自然の猛威に人は無力だ。