※ばいこうちゃ・くさやなぎ
灰みのある淡萌黄色。
初代尾上菊五郎が好んだといわれ、俳号の梅幸から名付けて呼ばれた。
C57・M38・Y63・K0 「日本の配色」PIE BOOKS/参照
※あかべに
華やかな紅赤色。
江戸初期、赤紅や緋綸子(ひりんず)の小袖が愛好された。
・緋綸子=緋色の綸子(綸子=滑らかで光沢がある絹織物)。
・緋 色=赤の濃い色。
C15・M85・Y68・K0 「日本の配色」PIE BOOKS/参照
※かりやすいろ
緑味を帯びた明るい黄色。
刈安という植物で染めた色。
C7・M15・Y74・K0 「日本の配色」PIE BOOKS/参照
※えどむらさき
伝統的な紫紺(しこん)染による京染に対し、
蘇芳(すおう)で染められた紫。
C60・M74・Y0・K14 「日本の配色」PIE BOOKS/参照
蘇芳=マメ科の落葉小低木。葉は厚くつやがあり、羽状複葉。
春、黄色い5弁花を円錐状につけ、さや状の赤い実がなる。
心材は赤色染料とする。