堺から日本へ! 世界へ!

堺の歴史・文化の再発見、再生、創造、魅力情報発信!

SDGs 堺から日本へ世界へ!  堺 日本 世界

2022-04-11 12:43:39 | SDGs

地球上の「誰ひとり取り残さない」

        
  SDGs (持続可能な開発目標) を「自分ごと」として取りくみます!

 

承認番号:令和5年第010号(前田秀一)

前田秀一 プロフィール


「堺の魅力の再発見・再生・創造・発信」
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      活動の概要

   ◆″堺″名前の起源 こちらから
     摂津国・河内国・和泉国、三国の境界「三国丘」、1045年「堺」初出、私称展開
  ◆堺の″光″もの こちらから 
     国指定史跡・四ツ池遺跡、世界文化遺産・百舌鳥古墳群、SDGsのモデル・行基大僧正、茶の湯の文化大成・千利休、仏教学者・河口慧海、近代文学先駆者・与謝野晶子
     ◆堺の歴史とまち文化 こちらか
     1600年の歴史と文化に出会うまち・堺、『堺・海の都市文明』、茶の湯大成、『山上宗二記』、茶の湯におけるキリシタン受容、茶人・今井宗薫と徳川家康と伊達政宗、堺の酒産業
   ◆私の活動
      ★ユネスコ活動 こちらから
       世界文化遺産研修会、アイデンティティーの仕掛けとしての歴史遺産、堺まち歩き、世界から堺へ日本へ・その出会いと歴史、SDGsモデルとしての行基事績の再評価
     ★堺のまち文化の再発見・再生・創造 こちらから
       弥生文化の成立、僧・行基の伝承伝説、堺大魚夜市、CHA(茶)の文化、世界の茶の文化、中国茶のもてなし
     ★堺に縁ある伝説″すずめ踊り″の発見、紹介、普及活動 こちらか
       堺にゆかりある「仙臺すずめ踊り」伝説発見、″すずめ踊り″を絆として堺と仙台の市民交流事業推進、「人が輝き、地域を元気に!」を合言葉に堺の市民文化として普及、
                    住みがい・生きがいのあるまちづくり

        キャリア・デザイン

「堺」 アイデンティティーを築く仕掛け - 堺から日本へ! 世界へ! (goo.ne.jp) 新規投稿


「文化の深堀(調査、研究)、創作、紀行
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                     コンテンツ概要

◆ユネスコ活動(世界遺産、歴史遺産、SDGsほか)      22報
◆茶の湯(歴史、キリシタン受容の構図、体験記ほか)    26報
◆すずめ踊り(伝説の発見、仙臺すずめ踊り、普及活動ほか)21報
◆俳句(金剛俳句会、アカシア俳句会、書評ほか)     10報
◆自分探し(国内外旅行記、キャリアデザインほか)     8報
                     合  計               87報

 

SDGsモデルとしての行基事績の再評価 詳しくはこちらから

 

SDGsの全ての目標に貢献する教育

 


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山上宗二432年忌 記念講演「利休の消息」(直筆手紙)

2022-04-11 12:19:28 | 茶の湯

利休の消息  (直筆手紙)

増田 孝 愛知東邦大学 客員教授

投稿:前田秀一 プロフィール

 2022年3月8日、BSテレビ東京放映「なんでも鑑定団」で、出品者の評価額百万円を大幅に超えた1,200万円と鑑定された千利休直筆書簡(*)が大きな話題になり驚きました。
   *:堺の商人宛に「ルソン(フィリッピン)の壺を金子12,13枚(現在価値約400万円相当)でもいいから買いたい人が複数いる」と利休の目利きの壺を求めた内容

  

 それから数日後、堺衆文化の会・谷本順一会長から恒例の「山上宗二432年忌」に、なんと、お宝大発見を鑑定されて増田 孝先生(愛知東邦大学客員教授)に「利休の消息(手紙)」と題してご講演いただく旨ご案内がありました。

 増田先生のお話しでは、茶会の準備は人任せにしない利休には、書簡に関しては、多くの祐筆(代書担当)がいて、「鳴海」などが有名で、そのほかにも何人かいたので直筆の発見は少ないとのことでした。
 ご講演では、利休自刃2週間前(1591年2月14日付)、細川幽斎の家臣で利休の高弟でもあった松井康之に宛てた最後の直筆手紙(細川幽斎家臣・松井康之宛)を事例として、筆跡、花押はもとより紙の端を割いて巻き留めとする「切封墨引」が残り利休から届いた状態のままであることなど貴重な直筆証左を解説していただきました。

熊本県指定重要文化財(書跡)  松井文庫(熊本県八代市)所蔵

          <文意> 
              わざわざの飛脚、大変ありがとうございます。
              富田知信殿と柘植与一殿を使者に、堺に下るようにと、秀吉様から命じられたので、にわかに昨夜、出立しました。
              淀まで細川忠興様と古田織部様が見送りに来られたのを船着場で見つけ、驚きました。
              感謝の旨をお二人にお伝えください。恐惶謹言。
                      二月十四日
                                          利休宗易
                   松井佐渡様

 

 当日は、臨済宗大徳寺派・龍興山南宗寺で、恒例の三千家(表千家・裏千家・武者小路千)持ち回り「大茶会」(令和四年は「裏千家」主催)開催と重なり、大勢の方々が参加され大盛況(先着40名入場制限)でした。

 

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