前回PEを導入するにあたって色々書いた。PEの導入にあたり、まず俺が試みた事は「結束強度」の確認。結束部にどれくらいの強度があるのか?これをある程度把握しないと今後何をどうすればいいのかサッパリ解らんからね。確認方法は、まずPEとリーダーを結束する。その結束部分にドラグチェッカーを取り付け、両手でラインを徐々に引張り、破断した強度と破断部分を確認するというもの。この方法が正しいかどうかは解らんが強い弱いはハッキリと確認できる。

リールのドラグを調整するために買ったドラグチェッカー。まさかこんなところで活躍するとは・・・(苦笑)
とりあえず昔エギングで使った東レの「シーバスPE」0.8号とフロロ8lbでトリプルサージャンスノットを行った。すると12LBのPEとフロロ8lbでは何回やっても「2.0~2.3kg」くらいの力しかなかった。これは想像していた以上に弱かった・・・
そこでラインを換えてみた。東レのNEWライン「ブレイド」である。この8本ヨリのPE0.8号に同じようにトリプルサージャンスノットでフロロ8lbを結束して同様の強度テストを行った。結果は「2.4~2.6kg」でUPはしたものの結束部の力はフロロの5lb相当であった。またテストで破断した結束部を見ると全て「PE側」で切れている事が確認できた。バスをかけた時に無理をすればその力は必ず一番弱いところに集中する。
12lbのPEと8lbのリーダーの結束部が5lbであれば、そのラインの力は5lb相当と変わらないという事になる。釣りをする分にはこの強度で十分なんだと思うが南湖の場合、デカバスにウィードに潜られるなんて事もあるので俺的にはもう少し強度があった方がいいかな・・・
そこで新たに目をつけたのがダブルライン。これまでのテストで破断箇所を確認するとほとんどPE側で破断している。それなら一般的によく知られるビミニツイストでダブルラインを作って結束を行えば、結束強度がUP出来るだろうと思ったからだ。しかしビミニツイストというのが厄介そう・・・と思ったが比較的簡単に作る事が出来た。ダブルラインさえ簡単に作る事が出来ればトリプルサージャンスノットはメチャメチャ簡単なので結束を面倒と感じることはないんじゃないか・・・?と思っている。
そこでPE0.8号のダブルラインとフロロ8lbでトリプルサージャンスノットでテストしてみた。破断強度は3.2~3.4kgにUPした。破断は結束部真上のフロロ側だった。その他にもPE1.0号(他は同条件)に上げてダブルラインの破断テストも行った。こちらも3.3~3.4kgで破断は結束部真上のフロロ側。どうやらトリプルサージェンスノットのフロロ8lb側破断強度は3.0kg付近という事かな。
テストはまだまだ続く・・・ダブルラインの作成もストレスを感じなくなってきたので、次に正海ノットを試してみた。以前「正海ノットは強い」と聞いた事があったからだ。PE0.8号とフロロ8lbでの正海ノットの強度は何と4kg!切れる時の音も「バチンッ!」っと凄い音がするし、破断点も粉々に粉砕されているって感じ。4kgといえばフロロ8lb本来の強度である。これは強い!
色んなテストを繰り返してきて、だんだん俺のテンションも上がってきたよ~!次はややこしいFGノットに挑戦!1回目の結束強度テストは2kg!しかも見事にリーダーがスッポ抜けた(爆)次は編み込み部分の締め込みを強烈に行い再テスト。2回目は4.3kgくらいの強度があり、破断したのは何と結束部では切れずフロロド真ん中で切れた!FGノットも非常に高強度だという事が確認できた。
簡単に俺がやってみたテストの結果はこんな感じ。 ※いずれも複数回やったおおよその平均値です。
PE0.8号&フロロ8lb トリプルサージェンスノット 強度2.5kg 破断:PE側
PE1号&フロロ8lb トリプルサージェンスノット 強度3kg 破断:PE・フロロ両方
PE0.8号&フロロ8lb ダブルライン・トリプルサージェンスノット 強度3kg 破断:フロロ側
PE1号&フロロ8lb ダブルライン・トリプルサージェンスノット 強度3kg 破断:フロロ側
PE0.6号&フロロ8lb ダブルライン・正海ノット 強度3.5kg 破断点:いろいろ
PE0.8号&フロロ8lb ダブルライン・正海ノット 強度4kg 破断点:いろいろ
PE1号&フロロ8lb ダブルライン・正海ノット 強度4.5kg 破断点:いろいろ
PE0.6号&フロロ7lb FGノット 強度3.5kg 破断点:フロロ
PE0.6号&フロロ8lb FGノット 強度4.0kg 破断点:フロロ
PE0.8号&フロロ8lb FGノット 強度4.3kg 破断点:フロロ
現地点では机上での強度確認だが、ノットの小さい事によるガイドのスリぬけの良さ、強度などを考慮すると成功したFGノットが一番理想的だと思う。結束強度が高いFGノットならPEやリーダーの太さを1ランク下げられるというメリットもある。ちなみに俺のFGノットは編み込み15回&ハーフヒッチ8回というシステム。FGノットは結束方法が少々ややこしいが今では何の苦も無く出来るようになってきた。PE編み込みの締め込みさえ確実に行えばPEの編み込みは10回でもOKかも知れないね。インターネットで色々見ると編み込み回数や編み込み後のハーフヒッチ方法などもバラバラなので俺なりのFGノットを確立したい。
【番外編】
FGノットは「PEをリーダーに編み込む」工程が非常にウザい。特にリーダーが細いのでウザさ倍増・・・この工程のウザさでFGノットを断念した方って結構多いんじゃないかな?でも俺のやり方は「PEにリーダーをまきつけていく」という方法。個人差があると思うが俺的にはこちらの方が断然やりやすい。軽くピンと張ったPEにクル・・・クル・・・っとリーダーを巻きつけていく感じだ。ちなみに編み込み形状は一般的なFGノットと全く変わらない。俺はこの方法を取り入れる事でFGノットが苦痛じゃなくなったね。

リールのドラグを調整するために買ったドラグチェッカー。まさかこんなところで活躍するとは・・・(苦笑)
とりあえず昔エギングで使った東レの「シーバスPE」0.8号とフロロ8lbでトリプルサージャンスノットを行った。すると12LBのPEとフロロ8lbでは何回やっても「2.0~2.3kg」くらいの力しかなかった。これは想像していた以上に弱かった・・・
そこでラインを換えてみた。東レのNEWライン「ブレイド」である。この8本ヨリのPE0.8号に同じようにトリプルサージャンスノットでフロロ8lbを結束して同様の強度テストを行った。結果は「2.4~2.6kg」でUPはしたものの結束部の力はフロロの5lb相当であった。またテストで破断した結束部を見ると全て「PE側」で切れている事が確認できた。バスをかけた時に無理をすればその力は必ず一番弱いところに集中する。
12lbのPEと8lbのリーダーの結束部が5lbであれば、そのラインの力は5lb相当と変わらないという事になる。釣りをする分にはこの強度で十分なんだと思うが南湖の場合、デカバスにウィードに潜られるなんて事もあるので俺的にはもう少し強度があった方がいいかな・・・
そこで新たに目をつけたのがダブルライン。これまでのテストで破断箇所を確認するとほとんどPE側で破断している。それなら一般的によく知られるビミニツイストでダブルラインを作って結束を行えば、結束強度がUP出来るだろうと思ったからだ。しかしビミニツイストというのが厄介そう・・・と思ったが比較的簡単に作る事が出来た。ダブルラインさえ簡単に作る事が出来ればトリプルサージャンスノットはメチャメチャ簡単なので結束を面倒と感じることはないんじゃないか・・・?と思っている。
そこでPE0.8号のダブルラインとフロロ8lbでトリプルサージャンスノットでテストしてみた。破断強度は3.2~3.4kgにUPした。破断は結束部真上のフロロ側だった。その他にもPE1.0号(他は同条件)に上げてダブルラインの破断テストも行った。こちらも3.3~3.4kgで破断は結束部真上のフロロ側。どうやらトリプルサージェンスノットのフロロ8lb側破断強度は3.0kg付近という事かな。
テストはまだまだ続く・・・ダブルラインの作成もストレスを感じなくなってきたので、次に正海ノットを試してみた。以前「正海ノットは強い」と聞いた事があったからだ。PE0.8号とフロロ8lbでの正海ノットの強度は何と4kg!切れる時の音も「バチンッ!」っと凄い音がするし、破断点も粉々に粉砕されているって感じ。4kgといえばフロロ8lb本来の強度である。これは強い!
色んなテストを繰り返してきて、だんだん俺のテンションも上がってきたよ~!次はややこしいFGノットに挑戦!1回目の結束強度テストは2kg!しかも見事にリーダーがスッポ抜けた(爆)次は編み込み部分の締め込みを強烈に行い再テスト。2回目は4.3kgくらいの強度があり、破断したのは何と結束部では切れずフロロド真ん中で切れた!FGノットも非常に高強度だという事が確認できた。
簡単に俺がやってみたテストの結果はこんな感じ。 ※いずれも複数回やったおおよその平均値です。
PE0.8号&フロロ8lb トリプルサージェンスノット 強度2.5kg 破断:PE側
PE1号&フロロ8lb トリプルサージェンスノット 強度3kg 破断:PE・フロロ両方
PE0.8号&フロロ8lb ダブルライン・トリプルサージェンスノット 強度3kg 破断:フロロ側
PE1号&フロロ8lb ダブルライン・トリプルサージェンスノット 強度3kg 破断:フロロ側
PE0.6号&フロロ8lb ダブルライン・正海ノット 強度3.5kg 破断点:いろいろ
PE0.8号&フロロ8lb ダブルライン・正海ノット 強度4kg 破断点:いろいろ
PE1号&フロロ8lb ダブルライン・正海ノット 強度4.5kg 破断点:いろいろ
PE0.6号&フロロ7lb FGノット 強度3.5kg 破断点:フロロ
PE0.6号&フロロ8lb FGノット 強度4.0kg 破断点:フロロ
PE0.8号&フロロ8lb FGノット 強度4.3kg 破断点:フロロ
現地点では机上での強度確認だが、ノットの小さい事によるガイドのスリぬけの良さ、強度などを考慮すると成功したFGノットが一番理想的だと思う。結束強度が高いFGノットならPEやリーダーの太さを1ランク下げられるというメリットもある。ちなみに俺のFGノットは編み込み15回&ハーフヒッチ8回というシステム。FGノットは結束方法が少々ややこしいが今では何の苦も無く出来るようになってきた。PE編み込みの締め込みさえ確実に行えばPEの編み込みは10回でもOKかも知れないね。インターネットで色々見ると編み込み回数や編み込み後のハーフヒッチ方法などもバラバラなので俺なりのFGノットを確立したい。
【番外編】
FGノットは「PEをリーダーに編み込む」工程が非常にウザい。特にリーダーが細いのでウザさ倍増・・・この工程のウザさでFGノットを断念した方って結構多いんじゃないかな?でも俺のやり方は「PEにリーダーをまきつけていく」という方法。個人差があると思うが俺的にはこちらの方が断然やりやすい。軽くピンと張ったPEにクル・・・クル・・・っとリーダーを巻きつけていく感じだ。ちなみに編み込み形状は一般的なFGノットと全く変わらない。俺はこの方法を取り入れる事でFGノットが苦痛じゃなくなったね。
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