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しょうやの Hercules Life

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LOWRANCEのデータパワーケーブルをIKKI-RS仕様に!

2009年02月25日 | 魚探
最近ジムクオーツから発売されたIKKI-RSというGPSアンテナ。受信感度が高くMSAS対応。それでいて税込み18,900円。IKKI-RSを2個買っても某有名アンテナより1万も安い。でもIKKI-RSはNMEA0813というネットワーク仕様なのでアンテナを買えばそのまますぐ接続して使用できるというものじゃない。純正アンテナはNMEA2000というネットワークなので魚探本体に直接コネクタ接続できるようだが、IKKI-RSはNMEA0813ネットワークだからLOWRANCEのデータパワーケーブル(LCX-27C・37Cの場合PC-26BLやPC-27BL)にIKKI-RSのアンテナケーブルを接続し、その接続部からIKKI-RS用の電源ケーブルも取るという2つの加工が必要になる。聞いた感じ難しそうだがハッキリ言って作業はいたって簡単。この加工方法は主に2種類ある。

1つはIKKI-RSのケーブル被覆を剥がし、データパワーケーブルに直結する方法。作業自体はさほど難しい事じゃないが、最大の欠点はデータパワーケーブルに直結するためIKKI-RSは常時接続された状態。つまりIKKI-RSだけ取り外して自宅保管・・・って事ができなくなる。だからIKKI-RSを自宅保管するとなるとデータパワーケーブルごと自宅へ持って帰るか、ボートに永久固定・・・という事になる。ちなみに直結の場合はIKKI-RS用の電源ケーブル(0.3~0.5sqが赤・黒2本)が必要。長さは50cmもあれば十分かな。

2つめは「IKKI-RS接続コネクターキット」を使用する方法。このキットをデータパワーケーブルに接続すればIKKI-RS本体とデータパワーケーブルが防水型コネクタで脱着できるようになる。専用に作られたキットなのでIKKI-RS用の電源ケーブルも接続加工された状態になっているから圧着端子2個接続するだけだからこちらの方が作業はラクチン。とはいっても両者とも加工に関して難しい事はない。俺はIKKI-RSとデータパワーケーブルは切り離せるようにしといたほうが便利だと思ったのでIKKI-RSをRS232Cに直結せず、コネクタで脱着できる仕様にした。






まずは・・・いきなり完成写真です。
俺の場合、フロントのLCX-37CとリヤのLCX-27Cの2台ともアンテナをIKKI-RSにしたのでデータパワーケーブルの加工も当然2本必要になる。

1本はこれまでLCX-27C+D MAGIC NEOで使用していたデータパワーケーブル「PC-26BL」を今回付属していた「IKKI-RS接続コネクタキット」を使いD MAGIC用からIKKI用に変更。このキット使えば超簡単です。何でD MAGICを持ってるのにあえてIKKI-RSに入れ替えたかって?これはアンテナの性能うんぬんではなく、あくまで俺個人の気持ちの問題でプラ○○インに不快感をもっているから。D MAGICに問題があるわけではありません。だってアンテナ内部は○ーミ○なんだから性能は高い。接続部分は接着剤付きの熱収縮チューブ(防水用)で絶縁処理してます。

もう1本のデータパワーケーブルはLCX-37Cを購入した時にIKKI-RS用に加工された状態で送られてきたが、ケーブルの配線加工方法が気に入らず接続部をニッパーでカットして全部自分で接続し直した。俺は電源ケーブルを延長したかったのだが、ヒューズBOXの位置が気に入らない(ヒューズBOXは出来るだけバッテリーに近い位置につけたい)のと熱収縮チューブが隙間だらけで「内部はしっかり防水&絶縁処理されているのか?」って部分に不安があったため。不安があるなら納得するまで自分でやるのが一番ですな。こっちは上の「IKKI-RS接続コネクタキット」を使っての接続じゃないんだが、コネクタで脱着出来る仕様。ようはIKKI-RSとRS232の直結ではなくIKKI-RS用脱着コネクタとRS232Cを直結し、IKKI-RSをデータパワーケーブルと脱着出来るようにしてある。残念ながらIKKI-RS接続コネクタとRS232Cとの直結作業の画像を撮るの忘れた・・・(汗)言葉で説明するのって難しい・・・一連の作業を最後まで画像撮っておけばよかった・・・

今回は「IKKI-RS接続コネクターキット」を使用したケーブル加工だけ画像に撮ったので投稿しときます。






これがD MAGIC NEOで使用してきたデータパワーケーブル。このケーブルについていたスリットチューブや熱収縮チューブなどを全て剥がす。






そして、これまでD MAGIC NEOを接続していた金メッキコネクタの根元からRS232Cケーブルをカット。






その後、D MAGIC NEOに電源を供給している電源ケーブルもカット。金メッキコネクタは使用しないからようは不要部分ですな。
このD MAGIC NEO・・・内部は丸々○ーミ○ってのは有名な話です。ようはプラ○○インって自社開発でアンテナを作る技術などない。HPの内容は派手だけど、所詮こういったコネクタ類の接続加工をするのが精一杯な会社・・・???
こんな事はほんの少しの知識があれば誰でも出来ますけど・・・???





さて、これが「IKKI-RS接続コネクターキット」です。これをカットした部分に接続するだけ・・・と言ってしまえばこの投稿は終る・・・。だから接続は超簡単です。






上のコネクタキットをデータパワーケーブルの「RS232C」というシールが貼ってあるケーブルに接続する。






RS232Cを切断して被覆を剥がす。オレンジ・黄色・青・シールド線の4本がある。この4本の中で黄色と青は使用しないのでカットしてOK
※PC-27BLには緑色もあり計5本になるが、緑も使わない。






これはコネクタ接続キットのRS232C接続部の拡大画像。
このオレンジ線を上の画像のRC232Cオレンジ色に接続。これがアンテナ受信ケーブル。もう1本の線(IKKI-RS側シールド線・IKKI-RS用電源ケーブルのマイナス側の2本が1本に加工されただけ)をRS232Cのシールド線に接続。圧着端子がついているので接続は簡単。
※シールド線とは被覆のない裸線の事です。






これが接続後、圧着端子で接続するだけ。超簡単です。
コネクタキットはIKKI-RS用の電源ケーブルも接続加工された状態になっているので、IKKI側の作業はこれだけ。






とりあえずコネクタキット接続完了・・・と、思いきや・・・熱収縮チューブ通すの忘れてるぅ・・・(汗)やり直し・・・
3種類ほど防水型圧着端子を持ってたから、やり直しはすぐ出来ました(苦笑)

ちなみにRS232CとIKKI-RS及びIKKI-RS接続コネクタの直結加工は・・・






 ①RS232C側 オレンジ線 ⇔ IKKI-RS側 オレンジ線 接続
 ②RS232C側 シールド線 ⇔ IKKI-RS側 シールド線 + IKKI-RS用電源ケーブル(マイナス側・黒色) の3本を接続
 ③IKKI-RS側 青 ⇔ IKKI-RS用電源ケーブル(プラス側・赤色) を接続
 ④IKKI-RS用電源ケーブル(プラス・マイナス)をバッテリー若しくは魚探電源ケーブルに接続。
 ⑤各接続部はハンダ付けか圧着端子で接続し、絶縁加工する。
  ※直結の場合はIKKI-RS用電源ケーブル(0.3~0.5sqの電源ケーブルを用意する必要があります)

俺のLCX-37Cのデータパワーケーブル(ショップによるケーブル加工品をやり直ししたもの)はこのコネクタキットについている「コネクタケーブル」を①~⑤の手順でRS232Cに直結したって事。コネクタケーブル直結もIKKI-RS直結もやり方は全く同じ。この方法では記述したようにIKKI-RS用の電源ケーブル(赤・黒)が別途必要になるが、俺は上の画像で紹介した「IKKI-RS接続コネクターキット」から少し電源ケーブルを拝借したので買わなくて済んだ。まぁ・・・ゴチャゴチャ書いてあるが、上の接続図を見れば解ると思います。接続加工は全然難しくない。ちなみにBLコネクター仕様のデータパワーケーブルは「PC-26BL」と「PC-27BL」がある。この2本は仕様が微妙に違うが、IKKI-RSを接続するなら両ケーブルとも同じと思っていい。






これは「PC-26BL」の配線図。魚探本体の電源ケーブル内に「白いケーブル」が入っている。






一方こちらは「PC-27BL」の配線図。RS232C内に「緑のケーブル」が入っている。

この2本のデータパワーケーブルの違いは画像の白と緑のケーブル2本・・・でもこの2本は使わないので心配無用。カットしてOKです。

IKKI-RSとRS232Cの接続が終ったら、魚探本体電源ケーブル・NMEA2000用電源ケーブル・IKKI-RS用電源ケーブルのプラス側(赤色)の3本を1本化する。別に1本化しなくても使えるといけば使えるが、3本のケーブルを1本ずつバッテリーにつなぐなんて面倒だからね。俺の場合、標準のケーブルのみではボートに積んでるバッテリーまで届かないので、この3本のケーブルに2mの電源延長ケーブルを接続して1本にした。






これが上記で説明している電源ケーブル3本。一番下がIKKI-RS用電源ケーブル、真ん中がNMEA2000用電源ケーブル、一番上が魚探本体用電源ケーブルになる。
この3本を俺はバッテリーへ接続する電源延長ケーブルに接続して1本にまとめたわけやね。

マイナス側も同じように1本化するんだけど、マイナス側はプラス側で紹介した3本にシールド線(NMEA2000用)が加わって4本になる。俺はNMEA2000(つまり純正アンテナね)は使わないからカットしてもOKだろうと思い当初カットしてしまったので、この画像にはシールド線が写ってないが、でも一応接続しとくか・・・って事で被覆の剥き直しをしてシールド線もマイナス側に接続した。この画像は被覆の剥き直しをする前の画像です。(剥き直ししたケーブルの画像撮るの忘れた・・・)

俺の場合、各接続部には接着剤付きの防水型熱収縮チューブ若しくは防水用圧着端子を使って絶縁&防水処理をした。この熱収縮チューブは各端子を接続する前に入れておかないといけないのでお忘れなく!ちなみに俺は何度か忘れてやり直した・・・(汗)






このヒューズBOXを1本化したプラス側バッテリー接続端子の手前に入れた。ちなみに管ヒューズBOXは接触不良が起こりやすいので、今はこういった形状のヒューズBOXに変更されている。






プラス側にヒューズBOXを入れるため電源ケーブルに元々ついていた丸端子をニッパーでカットしたので、バッテリー接続用丸端子も以前買って予備として持ってた丸端子に交換した。プラス側が内径10mmでマイナス側は内径8mmの丸端子。

ケーブル加工が完了したので、IKKI-RSをつないでちゃんと受信するか確認してみた。バッチリOKです。その受信テスト中にまたサテライト画面に面白い現象がうつったので、次の機会に投稿します。
このIKKI-RSだが、ジムクォーツはLOWRANCE用に開発したと書いているけど、ぶっちゃけNMEA0813仕様のGPS魚探ならどれでも使用可能だと思う。もちろんケーブル加工は必要になるけどね・・・IKKI-RSとLOWRANCEのデータパワーケーブルをつなぐケーブルってRS232Cのオレンジとシールド線の2本だけ。つまりこの2本に接続するケーブルがどれか?ってのが解ればHUMMINBIRDだろうが何だろうがNMEA0813仕様のGPS魚探なら取り付け可能って事だと思う。(たぶんね・・・)
そうなると・・・IKKI-RSのケーブルからこの2本の配線を枝取りすれば、LOWRANCE/HUMMINBIRDやLOWRANCE/LOWRANCEなど1台のIKKI-RSから2台のGPS魚探へ同じ座標を読み込ませる事も可能なのか!って・・・俺はリヤには1台のGPS魚探(LCX-27C)しかないから必要ないけどね・・・(苦笑)






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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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D MAGIC NEO 配線 (タコ坊)
2014-11-29 11:54:53
はじめまして、タコ坊と申します、
LMS250cとD MAGIC NEO の配線接続を探してこちらへ来ました、
何処に配線すればいいのか分かりません、
教えて頂けますよう、宜しくお願いします。
(更新暦が・・・、難しいですか?)
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Unknown (mi2000ti)
2021-05-28 22:55:10
はじめまして。

mi2000tiと申します。

更新履歴からしてご回答してもらえないかもしれませんが、質問お願いします。

最近ikkiQZとたるみちびき対応GPSアンテナを手にしたまではよかったのですが、このブログも拝見させて頂きながら接続完了させるも魚探は認識せず、、、何度見返しても間違い無い事を確認しつつ後になって気づいたのがGPSの電源コードがなく、新しく配線ムキ直してもシールド線含む信号線が4本(オレンジ、青、黄、緑)しか出て来ません。

スミマセン、本体の電源の取り方教えて頂かないでしょうか。

よろしくお願いします。
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