翔殿の胡椒&故障少々blog

群馬大学医学部4年生:翔殿の、ゆるい、しょっぱい、スパイス生活が満載だゼ

必要なのはサイドバックである

2006-06-19 01:48:43 | スポーツ大好き
日本代表、引き分け。だけど、みんな見ているんでしょ?俺が言いたいことは全てダメ出し。だから、そんなの聞きたくないだろうから、もうちょっと大きな枠組みで選手交代に絞ってシステム論を展開してみます。ちなみに日本代表マンオブザマッチは、中田英で決まり。彼がいたから助かった…。ありがとうヒデ。

まぁ、メインで言いたいのは3バックか4バックのどちらがいいかってこと。で、それは今日の試合で明らかになったと。つまり日本人は絶対に4バックは捨てるべきだと、俺は叫びたい。

俺が知っている歴代日本代表の最高のサイドバックは相馬直樹と名良橋晃。彼らのレベルでプレーできる選手がいない限り日本代表は4バックを使えないと痛感。ちなみに将来の日本代表として有望なのは浦和レッズの相馬崇人。覚えておいて損は無い。

素人の方に解説。ディフェンスが3人なら3バック、4人なら4バックと呼びます。で、3バックは3人が1直線になり守備をするのね。この際3人はほぼ守備専属となるからより守備的とされます。それに対し4バックではどちらかのサイド(時には両サイド)がとてもよく攻撃、ほとんどの場合サイドを縦に走ってセンタリングをあげる、に参加するから攻撃的と呼ばれます。ちなみに弱点は攻撃中のサイドバックの裏側にできるスペースです。

世界の主流からするとやはり4バックが多いですね。というか3バックだと4バックからのダイナミックにサイド攻撃するというオプションがなくなりますから。で、どうやったら4バックができるかと言うと、一言で言えば攻撃失敗した瞬間にしっかり自陣まで戻ってこれるサイドバックがいればいいんです。で、日本には現在そんなプレーヤーがいない。

で、日本は初戦に3バック+守備的ボランチ2枚(福西・中田)、今日の試合で4バック+ボランチ1.5枚(福西・攻撃もする中田)としていました。今日の両サイドバックは加地とサントス。加地は攻撃も守備も頑張っていましたが、サントスは前半攻撃参加がほとんどできず、後半の攻撃参加は相手の足が止まってからのみ。ちなみに守備面ではとにかくザル…。あげさせすぎ。カウンター時に抜かれるのをビビルのは分かりますが、十分時間をかけてディフェンスがそろった後に抜かれたってかまわないのだよ。むしろ普通に上げさせるのは最悪だ…。

本日のジーコ采配ですが、今日はとにかく福西がひどすぎたのでこれを守備面ではやや劣るがより攻撃力のある稲本に代えたのは正解。

しかし、柳沢⇒玉田、高原⇒大黒は同じポジションでの交代。今日はどうしても勝たなきゃならないのだから、後半足の止まった俊輔を玉田と交代させ442から4123的に攻撃して欲しかった。というか、タラレバですが後半にマツイの投入があればズタズタ斬り裂けただろうに。それに柳沢を先発させたのがそもそもの失敗。柳沢じゃなければ、あのクロスをはずすことは無かったでしょう…。

次戦は宮本が出れなくてどうするのかな?3バックで中沢・坪井・茂庭なら誰か負傷したらそれで終わりだし…。4バックを加地・中沢・茂庭・中田浩なら安定するけど攻撃力も下がるしな。でも今日の戦犯として、サントスをはずし、柳沢をはずすのは当然だけどな…。


あぁブラジル戦を見ているので集中できません。だから最後に一言。
C組よりもやはりE組のほうが地獄だったと。イタリア-チェコのどちらかが消える確率が高くなったなぁと。ブラジルを倒せる確率が高いのはイタリア・チェコだろうけど、ガーナのサッカーも見たいなぁ…。じゃ。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (せつお)
2006-06-19 20:38:49
柳沢たぶんオフサイドです。鈴木の必要性を感じました。
返信する
Unknown (管理人)
2006-06-21 01:45:09
確かにオフサイドと言えば、そう思える。

だけど、サッカーをやっていた俺としては、あの加地の弾道はシュート性のものだと思うんだが…。

それに慣例的にあの位置、あの速度で出たボールに合わせたプレーにオフサイドを出しにくい気がする…。



鈴木なら絶対に決めただろうね。



だけどそれを言うなら君でも、そして俺でも、日本中のお父さでんも、決められたw。
返信する