結構、要望があるんでF1についての初心者向け講義をば。
F1は、えふわんと読み、フォーミュラーワンの略です。Fってのは、カテゴリーやクラスを表すもので、他には日本のフォーミュラ・ニッポン(略してFポン)や、イギリスF3やユーロF3などがあり、その最高峰がF1です。ってのが、難しいなぁって思う人は、タイヤが車の外に出てむきだしになっているのがFで、世界で一番早いそれがF1だと思って下さい。ちなみに、タイヤがむきだしってことは、そこに空気抵抗がとてつもない量が生じるので、それをどうやって解決し速い車を作るかってテクノロジーが最高峰なんです。
ルールは単純明快、一つのGP(グランプリ)は日曜の決勝でスタートして、一番早くゴールした人が優勝です。1位から順に10-8-6-5-4-3-2-1P(ポイント)ずつもらえます。つまり、一つのGPでは上位8車までがポイントをもらえるんですね。表彰式では上位3人までが表彰台(ポディウム)に乗れます。
ポイントは、ドライバーズランキングとコンストラクターズランキングで使います。ドライバーズランキングはまさにその名の通り、各ドライバーに与えられるものです。例えば、琢磨は8位だったので1Pゲットした、って使います。コンストラクターズは、チームとほぼ同義語です。だから例えば、琢磨は8位だったから、BARホンダには1P加算された、って使います。これを合計してチャンピオンシップが決められるんです。
現在、コンストラクター(以下、チーム)は10チームあります。各チーム2台の車をレースでは走らせているので合計20台でGPを開催します。さて、車には車体とエンジンとタイヤが必要です。タイヤは、BS(ブリジストン)とMI(ミシュラン)が現在参戦していて、各チームはどちらかのタイヤを履いてます。
チームは、純粋系と合体系があります。純粋系ってのは、エンジンも車体も同チームで作るところで、フェラーリやトヨタがそうです。ルノーも車体メーカー・ベネトンを丸ごと買収して、ルノーになりました。
合体系は、例えば、マクラーレン・メルセデスは通常マクラーレンと呼ばれます。マクラーレンは車体を作っているところ、メルセデスはメルセデス・ベンツのことですからエンジン製造メーカーです。ちなみに、かのアイルトン・セナはマクラーレン・ホンダで年間チャンピオンになりました。つまり、エンジンはホンダ製だったわけです。
似たようなパターンは、BMW・ウィリアムズがBMWがエンジンでウイリアムズが車体。BAR・ホンダも、BARが車体でホンダがエンジン。ザウバーは、車体がザウバーで、エンジンはフェラーリ。ジョーダンは、車体がジョーダンでエンジンがトヨタ。ミナルディは車体がミナルディで、エンジンがコスワース。レッドブルも、車体が旧ジャガーのレッドブルで、エンジンがコスワース。コスワースってのは、レースエンジンを専門に作っているメーカーですが、激、非力。
来年は、この合体系が熱い!まず、BARはホンダに買収され、来期からは車体もエンジンもオール・ホンダとして参戦します。BMWは、ウィリアムズに愛想をつかし、BMW・ザウバーになります。ウイリアムズは仕方なく、コスワースエンジンで来期は参戦ですが、再来年はレクサスになりそうです。
さて、日本人ドライバー;佐藤琢磨はBARホンダをクビになったわけです。で、将来はトヨタに乗せたいってことでトヨタの圧力でジョーダンが琢磨を欲しいってすぐさま表明。ホンダはトヨタに彼をとられちゃまずいから、無理矢理新チームをつくってそこに琢磨を乗せたいって表明したんです。
新チームは、もうすでにバーニー・エクレストンに承認は得ているそうです。このバーニーなる人物は、F1界のスーパーボス。実は、F1ってのは彼の所有物だったりするんです。ここら辺の話はまた今度。。
F1は、えふわんと読み、フォーミュラーワンの略です。Fってのは、カテゴリーやクラスを表すもので、他には日本のフォーミュラ・ニッポン(略してFポン)や、イギリスF3やユーロF3などがあり、その最高峰がF1です。ってのが、難しいなぁって思う人は、タイヤが車の外に出てむきだしになっているのがFで、世界で一番早いそれがF1だと思って下さい。ちなみに、タイヤがむきだしってことは、そこに空気抵抗がとてつもない量が生じるので、それをどうやって解決し速い車を作るかってテクノロジーが最高峰なんです。
ルールは単純明快、一つのGP(グランプリ)は日曜の決勝でスタートして、一番早くゴールした人が優勝です。1位から順に10-8-6-5-4-3-2-1P(ポイント)ずつもらえます。つまり、一つのGPでは上位8車までがポイントをもらえるんですね。表彰式では上位3人までが表彰台(ポディウム)に乗れます。
ポイントは、ドライバーズランキングとコンストラクターズランキングで使います。ドライバーズランキングはまさにその名の通り、各ドライバーに与えられるものです。例えば、琢磨は8位だったので1Pゲットした、って使います。コンストラクターズは、チームとほぼ同義語です。だから例えば、琢磨は8位だったから、BARホンダには1P加算された、って使います。これを合計してチャンピオンシップが決められるんです。
現在、コンストラクター(以下、チーム)は10チームあります。各チーム2台の車をレースでは走らせているので合計20台でGPを開催します。さて、車には車体とエンジンとタイヤが必要です。タイヤは、BS(ブリジストン)とMI(ミシュラン)が現在参戦していて、各チームはどちらかのタイヤを履いてます。
チームは、純粋系と合体系があります。純粋系ってのは、エンジンも車体も同チームで作るところで、フェラーリやトヨタがそうです。ルノーも車体メーカー・ベネトンを丸ごと買収して、ルノーになりました。
合体系は、例えば、マクラーレン・メルセデスは通常マクラーレンと呼ばれます。マクラーレンは車体を作っているところ、メルセデスはメルセデス・ベンツのことですからエンジン製造メーカーです。ちなみに、かのアイルトン・セナはマクラーレン・ホンダで年間チャンピオンになりました。つまり、エンジンはホンダ製だったわけです。
似たようなパターンは、BMW・ウィリアムズがBMWがエンジンでウイリアムズが車体。BAR・ホンダも、BARが車体でホンダがエンジン。ザウバーは、車体がザウバーで、エンジンはフェラーリ。ジョーダンは、車体がジョーダンでエンジンがトヨタ。ミナルディは車体がミナルディで、エンジンがコスワース。レッドブルも、車体が旧ジャガーのレッドブルで、エンジンがコスワース。コスワースってのは、レースエンジンを専門に作っているメーカーですが、激、非力。
来年は、この合体系が熱い!まず、BARはホンダに買収され、来期からは車体もエンジンもオール・ホンダとして参戦します。BMWは、ウィリアムズに愛想をつかし、BMW・ザウバーになります。ウイリアムズは仕方なく、コスワースエンジンで来期は参戦ですが、再来年はレクサスになりそうです。
さて、日本人ドライバー;佐藤琢磨はBARホンダをクビになったわけです。で、将来はトヨタに乗せたいってことでトヨタの圧力でジョーダンが琢磨を欲しいってすぐさま表明。ホンダはトヨタに彼をとられちゃまずいから、無理矢理新チームをつくってそこに琢磨を乗せたいって表明したんです。
新チームは、もうすでにバーニー・エクレストンに承認は得ているそうです。このバーニーなる人物は、F1界のスーパーボス。実は、F1ってのは彼の所有物だったりするんです。ここら辺の話はまた今度。。