昨日、ダ・ヴインチコード観てきました。この作品、沢山の人が観ていると思うから感想記も軽く緊張しますね。
まず、俺のスタンスは、前にも軽く書きましたが、原作本を読んでいて、かつ世界史が好きな人。そして一緒に観に行った隣人がプロテスタントな人です。
ストーリー:ルーブル美術館で、ダ・ヴインチの傑作『ウィトルウィウス的人体図』に似せられた惨殺死体が見つかった。調べてみると、それは被害者自身がそのようにしたことが分かった。そして、死体のそばにはダイイングメッセージが。その中には2人の名前、フランス警察暗号解読係のソフィーとハーバード大教授で記号学者のラングドン、があった。そして被害者は、ソフィーの祖父。つまりこれはソフィーとラングドンに被害者から託された何らかのメッセージなのだ。
このメッセージを追っていく二人には、各方面から妨害の魔の手が忍び寄る。そして長い旅の果てに最終的にたどり着くのは、世界史を根底から覆す人類史上最大の隠蔽工作だったのだ!!!!
感想。まぁ、悪くないでしょう。監督がロン・ハワードで、原作が信じられないほど売れている本、そして主演にトム・ハンクスがいて、巨額の制作費が投入されていれば、はずれは作れないよね。つまり、枠内に上品に収まった作品と言える。原作をフルに映画化するのではなく、適度にはしょり、テンポ良く演出することに主眼をおいている。1つのキーから次のキーへどんどんつながり続け、美しく結論が導かれていく。この点が出兄のいう『コナン的展開』なんでしょうか。
ただし、映画なのか?って気になる。映画が芸術作品であるならば、この作品は間違いなく映画ではない。変な言い方だが、原作本をしっかり読め、かつ世界史に結構通じている俺と、前提的な知識を沢山持つ隣人の二人だからこそ観れた映画である。これを原作本などの予備知識なしで観れば、まったくこの映画が投げかけている超・重大なテーマの重さに気づくことのないまま長大なエンドロールを迎えるのであろう。
それに、会話が美しくない。映画の始めの方にでてくるラングドンの出版記念講演みたいなものの間に出てくるジョークは面白かったのだが、それ以外にまったく面白いジョークが出てこない。会話1つ1つが含みをもつセリフすぎて、映像のテンポについて行けてない。
特徴的なのが、『最後の晩餐』の解説シーン。はっきりいってあの館でのシーンをみて映画だと思う人はいないだろう。確かに原作本では当然味わえないディスプレーを駆使した説明画像ではあるが、この最後の晩餐の陰に隠れているとラングドンとリーが主張する事実は、この映画の根幹であり、人類史上において非常に非常に重要な意味をもつと考えられること。なのに、あんなにはやく味わいがなく過ぎ去ってしまったらつまらなすぎるだろう。つーか、説明がはしょってあるのに長すぎるのだよ。
個人的には、ロンドンでのシーンがたまらなく面白かった。特に、ウエストミンスターは完全に同じ物、つまりニュートンの墓などを観ているわけだから大興奮だった。テンプルストリートとかも歩いたしね。そうそうラングドンがニュートン埋葬時を想像するCGシーンは素敵だった。
最後のルーブルの映像も含蓄があって素敵だった。が、アレの意味をしっかり理解できた人が果たして何%いるのだろう?
総合評価。5.99点。話題性の観点から映画館に足を運んでもよろしいのでは?そして無駄だったと何人もがつぶやくと思いますがw。CGが美しく、ストーリー展開は追いやすいのでまぁまぁでしょう。ただし、GOAL!の方がシンプルで分かりやすいそしてクライマックスが何なのかわかるという意味で評価が上。
つまり、めちゃめちゃ予算をかけた不思議発見じゃね?くらいなもんです。
気になるのが、オチが人類史上でもっとも重大な事実なのか?って話。俺の感覚では14世紀まで世界の中心はメッカであったと考えているので、あの当時のフランスを中心とした欧州各国の偉さを強調されてもねぇ。
それに、友人に日本五家をしょって立つ人間がいる俺としては、まさか世界史上のスーパーリーダーたりえる可能性がある人にSPもつけないわけにはいかないのじゃん?ってね。影武者とか必要じゃん?みたいな。
あんだけ重要な人物が、パリの町中で交通事故にあったらどうするんだろう?みたいなw。
あー、だるだる書きましたが、結局一番印象に残ったのは、映画館を出て、目の前に宮様がいらっしゃったことです。久しぶりにお会いし、お話も少しですが出来て嬉しかった。今度、男子飲み実現したいなぁとつくづく思ったわけです。まぁ、その程度の映画ですよw。
まず、俺のスタンスは、前にも軽く書きましたが、原作本を読んでいて、かつ世界史が好きな人。そして一緒に観に行った隣人がプロテスタントな人です。
ストーリー:ルーブル美術館で、ダ・ヴインチの傑作『ウィトルウィウス的人体図』に似せられた惨殺死体が見つかった。調べてみると、それは被害者自身がそのようにしたことが分かった。そして、死体のそばにはダイイングメッセージが。その中には2人の名前、フランス警察暗号解読係のソフィーとハーバード大教授で記号学者のラングドン、があった。そして被害者は、ソフィーの祖父。つまりこれはソフィーとラングドンに被害者から託された何らかのメッセージなのだ。
このメッセージを追っていく二人には、各方面から妨害の魔の手が忍び寄る。そして長い旅の果てに最終的にたどり着くのは、世界史を根底から覆す人類史上最大の隠蔽工作だったのだ!!!!
感想。まぁ、悪くないでしょう。監督がロン・ハワードで、原作が信じられないほど売れている本、そして主演にトム・ハンクスがいて、巨額の制作費が投入されていれば、はずれは作れないよね。つまり、枠内に上品に収まった作品と言える。原作をフルに映画化するのではなく、適度にはしょり、テンポ良く演出することに主眼をおいている。1つのキーから次のキーへどんどんつながり続け、美しく結論が導かれていく。この点が出兄のいう『コナン的展開』なんでしょうか。
ただし、映画なのか?って気になる。映画が芸術作品であるならば、この作品は間違いなく映画ではない。変な言い方だが、原作本をしっかり読め、かつ世界史に結構通じている俺と、前提的な知識を沢山持つ隣人の二人だからこそ観れた映画である。これを原作本などの予備知識なしで観れば、まったくこの映画が投げかけている超・重大なテーマの重さに気づくことのないまま長大なエンドロールを迎えるのであろう。
それに、会話が美しくない。映画の始めの方にでてくるラングドンの出版記念講演みたいなものの間に出てくるジョークは面白かったのだが、それ以外にまったく面白いジョークが出てこない。会話1つ1つが含みをもつセリフすぎて、映像のテンポについて行けてない。
特徴的なのが、『最後の晩餐』の解説シーン。はっきりいってあの館でのシーンをみて映画だと思う人はいないだろう。確かに原作本では当然味わえないディスプレーを駆使した説明画像ではあるが、この最後の晩餐の陰に隠れているとラングドンとリーが主張する事実は、この映画の根幹であり、人類史上において非常に非常に重要な意味をもつと考えられること。なのに、あんなにはやく味わいがなく過ぎ去ってしまったらつまらなすぎるだろう。つーか、説明がはしょってあるのに長すぎるのだよ。
個人的には、ロンドンでのシーンがたまらなく面白かった。特に、ウエストミンスターは完全に同じ物、つまりニュートンの墓などを観ているわけだから大興奮だった。テンプルストリートとかも歩いたしね。そうそうラングドンがニュートン埋葬時を想像するCGシーンは素敵だった。
最後のルーブルの映像も含蓄があって素敵だった。が、アレの意味をしっかり理解できた人が果たして何%いるのだろう?
総合評価。5.99点。話題性の観点から映画館に足を運んでもよろしいのでは?そして無駄だったと何人もがつぶやくと思いますがw。CGが美しく、ストーリー展開は追いやすいのでまぁまぁでしょう。ただし、GOAL!の方がシンプルで分かりやすいそしてクライマックスが何なのかわかるという意味で評価が上。
つまり、めちゃめちゃ予算をかけた不思議発見じゃね?くらいなもんです。
気になるのが、オチが人類史上でもっとも重大な事実なのか?って話。俺の感覚では14世紀まで世界の中心はメッカであったと考えているので、あの当時のフランスを中心とした欧州各国の偉さを強調されてもねぇ。
それに、友人に日本五家をしょって立つ人間がいる俺としては、まさか世界史上のスーパーリーダーたりえる可能性がある人にSPもつけないわけにはいかないのじゃん?ってね。影武者とか必要じゃん?みたいな。
あんだけ重要な人物が、パリの町中で交通事故にあったらどうするんだろう?みたいなw。
あー、だるだる書きましたが、結局一番印象に残ったのは、映画館を出て、目の前に宮様がいらっしゃったことです。久しぶりにお会いし、お話も少しですが出来て嬉しかった。今度、男子飲み実現したいなぁとつくづく思ったわけです。まぁ、その程度の映画ですよw。