年末は、テレビだけあれば生きていける気がして、何にもしな~いと決めています
。きも~い、という声も聞こえそうですが、実はみんなもそうなんでしょ
。
んでも結構紅白見る気もないし、ましてや格闘技ってなんですか?ちなみにお笑いブームにはのりません。みたいな変化球使いのあなたにこっそり?年末にお奨めするDVDをば
。
アニメです。といっても、SFではない。なんと感動系。俺にしては珍しいね。
感動系アニメと聞いて、ジブリとディズニーしか思い出せない人はこのblogを読んで『マッドハウス』(会社名)を覚えましょう。
残念ながら昨日の夜に終わってしまった、俺的には、NANAよりは面白くないけど、ご近所と同じくらい、んで下弦の月よりは面白いと思っている矢沢あいの『パラダイスキス』(主人公の声は俺の宿敵
山田優だとジャストナウで妹に教わりました…)を製作していたのがマッドハウス。
今だと、『アカギ』を作っているのもマッドハウス。あのチラッと一瞬でハイパイを見せるそのかっこよさが好きです。1年くらい前に劇場公開していた『茄子 アンダルシアの夏』もマッドハウス。スペインの自転車レースの話です。俺は、ツール・ド・フランスを総集編だけは毎年必ず見る微妙な愛好家ですからかなり楽しく見れました。そして、最近俺がそのスタイリッシュさに激ハマリした『妄想代理人』もマッドハウス。妄想代理人は特に面白くて、怖いよ…。びっくりするよ。「あヴぁ
」って感じのシーンがいっぱい出てくるよ。お奨めです。
んで、言いたかった作品は、『東京ゴッドファーザーズ』です。ストーリーは、クリスマスイブの夜に生まれたての赤ん坊を拾う3人のホームレスたちが、親を探す話。非常にうまくまとまっていて、こじゃれています。外国で言うと、コーエン・ブラザーズの作品ぽい感じ。ジャンルで言えばロード・ムービー。
ロード・ムービーってのは、そのまんまなんだけど、ロードを歩いていく途中でいろんなことが起こってキャラたちがであったり、分かれたり、わかり合ったり、殺しあったりする作品のジャンルのこと。たとえば、俺が感動系最高評価
を与える映画でクリント・イーストウッド監督&出演、ケビン・コスナー主演の『パーフェクトワールド』や、ダスティン・ホフマンとトム・クルーズの不朽の名作『レインマン』とかがこのジャンル。
だから、次から次へとキャラクターたちが関係性を持って広がっていく。こんなの都合よすぎじゃねぇなんて言ったら台無しになるけど、言わなければ幸せな気分になること間違いなしですよ
。こんな奇跡って起こってほしいなぁと思わせる。
この作品の、今敏(こんさとし)監督は今日本人で一番重要な人物であると俺が勝手に認定するほど、超スタイリッシュ映像を繰り出します。あっ補足ですが、東京~では普通の演出しているけど、妄想代理人ですげぇーのを連発しています。
ちなみにですが、SFも含めれば、『蛍の墓』『アップルシード』『逆襲のシャア
』が好きなアニメベスト3だと思います。こいつらにもぼちぼち語りを入れたいところですが、あぁ、生つるべ見なきゃならないのでじゃぁね
。