マジ最悪、ブタゴリラ。
というのは何かというと、隣人とブタゴリラと名付けた除雪車のこと。
結局視界最悪で天候は変わらず、圧倒的な雪量でほぼ新雪のような非圧縮状態になるゲレンデで、俺病み上がりなわけで、隣人初スノボなわけで、しょせんサエラはタダだったわけで、じゃぁもう帰るかという展開になったわけです。
んで、ナガイ目指して昼1時にはスキー場を出たわけですよ。わかる人はわかるでしょうが、まぁスキー場を1時に帰ることってありえないくらい早いわけです。しかもサエラ。沼田から結構遠いわけで。だけどそれを躊躇なく選択してしまうほどの雪でした。帰りに自分のインプレッサをマジで探すほどに駐車場はかわいい雪に埋もれたモコモコだらけです。愛車415号を見つけたときに、思わず「ここに隠れていやがったか」と笑うほどの埋もれ方でした。
んで、帰り道は阿鼻叫喚の地獄絵図ですよ。品川やら湘南やらのナンバーをつけた軽自動車がごろごろ坂道にはまって死んでいるわけです。この吹雪でチェーンをやっとつけようとしているのかこのあふぉが!なんて言うつもりはありません。少なくとも朝8時半の時点で沼田は快晴でした。むしろ日焼けを心配するほどで。
んで、やはりオデッセイがスタックしている現場を見つけ、オデッセイが死ぬなら415も死ぬ可能性があるな、と思いながら人生最大の集中力を持って吹雪の中、氷の上を慎重に滑っていくわけです。(俺はかつてシビックで助手席にいた隣人側にハンドルを切った前科一犯ですからw)。あぁ、すべるったって車だからね。
そこは農道の真ん中の片側1車線。中央線は当然はるか雪ノ下にあり、両サイドがガードレールだったため両サイドに雪の壁が形成されていて、実際は1台しか走れるスペースがないようなところです。オデッセイを慎重に通り過ぎた瞬間、カーブの先から視界に入ってきたのは、超巨大な除雪車ブタゴリラ号。(やっと登場!)
姿を見た瞬間にどうやってすれ違えばいいのかと悩むほどのでかさ。ここはセオリーどおりできる限り左(雪の壁ギリギリ)に寄せて俺は止まるわけですよ。あとは、ブタゴリラのおっさんなんとか超絶テクで通り抜けてくれとその低姿勢で願うわけです。あるいは、あんたがチャンピオン、だからそっちがバックしてくれとひれ伏す感じですw。
しかーし、おっさんの指示は、「もっと寄せろ」です。手をぶんぶん回しながらその殺意のこもった目で俺に伝えるわけです。
「えぇ?俺これが限界なんだけどなぁ…。もっとかよ。えぇっまだ足りないのかよ、やばいんじゃねぇ?あぁもうこれ以上は寄せられない、左側完全に雪に突っ込むよ。あぁ、厳しいなぁ。はぁ、まだかよ…。もう無…」
んで、左前輪スタックですよ。
1速も無理、Rも無理、一気にふかしても無理…。降りてみたら完全に左前輪雪の壁の中…。
んでその時、俺の口から出た言葉は「決まり手は、押し出しぃ、押し出しぃ」ですよ。極限状態で、ネタが出るとは…。でも除雪車に押し出されて、雪にスタックってどういうこっちゃ。
とにかくこれは牽引しかないなと思って、ブタゴリラ号を走って追うわけですよ。なんてったって除雪車ですからパワーは超あるわけで。そしたら、ブタゴリラはすぐに止まるわけで…。「お前、オデッセイを助けに来て、俺を巻き添えにしたのかよ…」とつい切ない一言が出ましたね。
んで、おっさんはオデッセイの牽引の準備。俺には「あれくらいならスコップで何とかしろ、えっ持ってないのかよ」とスコップ一本ぞんざいに投げるわけです。あれくらいって見えてやがったな、つまりこいつ確信犯でやりやがったな、と内心激キレつつ「あっすいません」とか言いながらぺこぺこしてまたスコップもって走って415に戻る俺。吹雪がいやで、スキー場を後にして、猛吹雪の中でタイヤの前後を掘り起こす俺。けっこう長い時間やっていたら、ブタゴリラのおっさんあらわれて、『東京の人?だから、なってないなぁ』とか言いながらスコップの使い方講義です。おっさん俺は所沢ナンバーだがマエバシ市民じゃとか思いつつ「へぇー、なるほどうまいですねぇ」とかやけにへりくだる俺。
んで、結局ブタゴリラ号で牽引です。
オデッセイそうしたんだから最初からそうしろよ、と激しく突っ込みたくなりました。
んで人生初の牽引されが滞りなく行われやっと帰路へ。
でもここからがまだまだ。まず、沼田インターからの帰り道に環状線なるものができてますから、沼田から帰る人は要注意です。んで、環状線の看板どおりに進むとだんだん寂れてくるし、完全に人まだらになるし。つーか、地名表示用の青看板が雪で全然見れないから。
挙句の果てに『全面交通禁止、ここでUターン』とか、そのUターンの部位の直前に掲げてあったりです。道が分岐したら表示出せや!とかさらに怒りがたまりつつウロチョロしながら帰りました。昭和ICから関越で…。(結局ナガイ食べられず…)
関越も視界最悪、超猛吹雪、つーか通行止めにしたほうがいいぞとか思うほどの雪雪雪。
これまた必死にハンドル握って前方をガンミしつつ、チョウビビリナガラなんとか帰宅しましたよ。帰りだけで4時間半運転してました…。
んで、まさにその死ぬほどの恐怖感じながら走った、渋川伊香保⇔月夜野間は今の時点でも雪のため全面通行止めですよ。
あぁ、もうスキーより運転のほうが長い初滑りでした。
スキーのグッズ考などはまた今度。年明けに一回みんなで行きません?
というのは何かというと、隣人とブタゴリラと名付けた除雪車のこと。
結局視界最悪で天候は変わらず、圧倒的な雪量でほぼ新雪のような非圧縮状態になるゲレンデで、俺病み上がりなわけで、隣人初スノボなわけで、しょせんサエラはタダだったわけで、じゃぁもう帰るかという展開になったわけです。
んで、ナガイ目指して昼1時にはスキー場を出たわけですよ。わかる人はわかるでしょうが、まぁスキー場を1時に帰ることってありえないくらい早いわけです。しかもサエラ。沼田から結構遠いわけで。だけどそれを躊躇なく選択してしまうほどの雪でした。帰りに自分のインプレッサをマジで探すほどに駐車場はかわいい雪に埋もれたモコモコだらけです。愛車415号を見つけたときに、思わず「ここに隠れていやがったか」と笑うほどの埋もれ方でした。
んで、帰り道は阿鼻叫喚の地獄絵図ですよ。品川やら湘南やらのナンバーをつけた軽自動車がごろごろ坂道にはまって死んでいるわけです。この吹雪でチェーンをやっとつけようとしているのかこのあふぉが!なんて言うつもりはありません。少なくとも朝8時半の時点で沼田は快晴でした。むしろ日焼けを心配するほどで。
んで、やはりオデッセイがスタックしている現場を見つけ、オデッセイが死ぬなら415も死ぬ可能性があるな、と思いながら人生最大の集中力を持って吹雪の中、氷の上を慎重に滑っていくわけです。(俺はかつてシビックで助手席にいた隣人側にハンドルを切った前科一犯ですからw)。あぁ、すべるったって車だからね。
そこは農道の真ん中の片側1車線。中央線は当然はるか雪ノ下にあり、両サイドがガードレールだったため両サイドに雪の壁が形成されていて、実際は1台しか走れるスペースがないようなところです。オデッセイを慎重に通り過ぎた瞬間、カーブの先から視界に入ってきたのは、超巨大な除雪車ブタゴリラ号。(やっと登場!)
姿を見た瞬間にどうやってすれ違えばいいのかと悩むほどのでかさ。ここはセオリーどおりできる限り左(雪の壁ギリギリ)に寄せて俺は止まるわけですよ。あとは、ブタゴリラのおっさんなんとか超絶テクで通り抜けてくれとその低姿勢で願うわけです。あるいは、あんたがチャンピオン、だからそっちがバックしてくれとひれ伏す感じですw。
しかーし、おっさんの指示は、「もっと寄せろ」です。手をぶんぶん回しながらその殺意のこもった目で俺に伝えるわけです。
「えぇ?俺これが限界なんだけどなぁ…。もっとかよ。えぇっまだ足りないのかよ、やばいんじゃねぇ?あぁもうこれ以上は寄せられない、左側完全に雪に突っ込むよ。あぁ、厳しいなぁ。はぁ、まだかよ…。もう無…」
んで、左前輪スタックですよ。
1速も無理、Rも無理、一気にふかしても無理…。降りてみたら完全に左前輪雪の壁の中…。
んでその時、俺の口から出た言葉は「決まり手は、押し出しぃ、押し出しぃ」ですよ。極限状態で、ネタが出るとは…。でも除雪車に押し出されて、雪にスタックってどういうこっちゃ。
とにかくこれは牽引しかないなと思って、ブタゴリラ号を走って追うわけですよ。なんてったって除雪車ですからパワーは超あるわけで。そしたら、ブタゴリラはすぐに止まるわけで…。「お前、オデッセイを助けに来て、俺を巻き添えにしたのかよ…」とつい切ない一言が出ましたね。
んで、おっさんはオデッセイの牽引の準備。俺には「あれくらいならスコップで何とかしろ、えっ持ってないのかよ」とスコップ一本ぞんざいに投げるわけです。あれくらいって見えてやがったな、つまりこいつ確信犯でやりやがったな、と内心激キレつつ「あっすいません」とか言いながらぺこぺこしてまたスコップもって走って415に戻る俺。吹雪がいやで、スキー場を後にして、猛吹雪の中でタイヤの前後を掘り起こす俺。けっこう長い時間やっていたら、ブタゴリラのおっさんあらわれて、『東京の人?だから、なってないなぁ』とか言いながらスコップの使い方講義です。おっさん俺は所沢ナンバーだがマエバシ市民じゃとか思いつつ「へぇー、なるほどうまいですねぇ」とかやけにへりくだる俺。
んで、結局ブタゴリラ号で牽引です。
オデッセイそうしたんだから最初からそうしろよ、と激しく突っ込みたくなりました。
んで人生初の牽引されが滞りなく行われやっと帰路へ。
でもここからがまだまだ。まず、沼田インターからの帰り道に環状線なるものができてますから、沼田から帰る人は要注意です。んで、環状線の看板どおりに進むとだんだん寂れてくるし、完全に人まだらになるし。つーか、地名表示用の青看板が雪で全然見れないから。
挙句の果てに『全面交通禁止、ここでUターン』とか、そのUターンの部位の直前に掲げてあったりです。道が分岐したら表示出せや!とかさらに怒りがたまりつつウロチョロしながら帰りました。昭和ICから関越で…。(結局ナガイ食べられず…)
関越も視界最悪、超猛吹雪、つーか通行止めにしたほうがいいぞとか思うほどの雪雪雪。
これまた必死にハンドル握って前方をガンミしつつ、チョウビビリナガラなんとか帰宅しましたよ。帰りだけで4時間半運転してました…。
んで、まさにその死ぬほどの恐怖感じながら走った、渋川伊香保⇔月夜野間は今の時点でも雪のため全面通行止めですよ。
あぁ、もうスキーより運転のほうが長い初滑りでした。
スキーのグッズ考などはまた今度。年明けに一回みんなで行きません?