翔殿の胡椒&故障少々blog

群馬大学医学部4年生:翔殿の、ゆるい、しょっぱい、スパイス生活が満載だゼ

強かった

2005-10-23 22:48:00 | Weblog
 夕方から、古GOと医学祭ぜんざい部員用チケットの偽造に取りかかりマスタ。デザインは古隊長に全部丸投げしたので、力作を見てやって下さい

 古とも話しましたが、ディープインパクトもうくそ強かったです。問題のスタートはすばらしく安心したのもつかの間、前半は走りたがってしょうがないディープ。こっちはビビリまくり、そんな中そりゃあもう見事に武兄さんがなだめて、最後の直線では勝負は見えていました。完勝でした。おめでとうディープ&武さん。ほんとーに強かった

 ちなみに配当は単勝1.0倍の100円。つまり負ければ損するだけの馬券です。支持率79.1%なので俺だけじゃなくて日本中の79.1%がこいつを見守っていたんですね。すげぇーやね
 
 次は、将棋の話題を。将棋のプロってのは、(奨励会<<)C2級<C1級<B2級<B1級<A級というピラミッド構造になっています。ちなみに俺の実力は、奨励会6級にも満たない程度ですw。奨励会の最高峰が3段リーグと呼ばれ、ここを勝ち抜けると4段=プロ将棋棋士となります。プロの中でもさらに最高峰なのが、A級。ここには10人の頂点に立つ天才達がいるわけです。その10人が1年間リーグ戦を戦って、名人に挑戦します。つまり、名人はA級のさらに上に立つ至高の存在です。現・名人は森内俊之です

 で今日、この森内名人がコンピューター将棋ソフト最強の座に君臨したAI将棋と、名人が角落ちというハンデで対戦しました。結果は、

    森内名人圧勝

 ああ、人間万歳。角落ちってことは、あと5年はプロがまだ負けないでしょう。俺も、コンピューターに名人が負けるようになったら、将棋は指さなくなるだろうな、と考えているのでほっとしました。強かった、名人森内

 
 で、話は日本シリーズへ。またまた阪神ボコボコにされました…。しかも、いいとこなし…。次は甲子園だ、がんばれ阪神。にしてもロッテは強かった…


 新潟中越地震から丁度一年だそうです。去年のその瞬間は、曽根とカンピョンとくどぅーとで高崎のアルペンにいまして、スキー板が落ちてくるというホラー映画チックな感じになってました。あれは思い出に残っております。そういや、最近めっぽう風邪が冷たくなり、冬っ子の俺はうずうずしています。しかも、確か、前に川場スキー場の運営会社が破綻したとかで経営者が代わるはずです。(てきとーな記憶です。違ったらごめんなさい。)どんなスキー場になるか、興味は尽きません

 そろそろ微物勉強始めなきゃと思いつつ、ネット将棋にうつつをぬかしつつ、そういえばつつばかり管理しているシャトル大臣も非常に将棋が強いんでつ。でも、俺の方が若干つよいんでつ。なんだかつばかりでつ。あほだなぁ。では

兄弟監督

2005-10-23 03:12:10 | 文化人
 日本シリーズ第1戦、阪神は負けちまいました

 一応、エース井川が投げたんですが…。期待してなかったという、期待通りにぼこぼこにされました。まぁ、もう2戦はあるんで次は頑張っておこうね。井川君。

 つーか、24時間中風邪のため、ほとんど寝てました。そりゃあもう、昼飯を買いに行くとき以外はずーっと寝てました。あまりにも、非生産的なんで夜に借りてきてもらった、リドリー・スコット監督、オーランド・ブルーム主演のキングダムオブへブンを見ました。

 とりあえず、俺はリドリー・スコットが大好きなんで評価は超高かったです。おっさん監督いやむしろじじい監督なんですが、映像がスタイリッシュでかつ繊細。映像面でかなりきめ細やかくとり、かつストリーテリングは大胆。この作品も、軽く2時間オーバーなのに飽きさせず一気に見れました。

 とくに、序盤から中盤にかけてのストーリー上のざっぱり感は天才的。終盤は、リドリー・スコット好きにはたまらないいつもの演出が連発され、これもまた心地よかったです。

 映画全体の評価は、7.2点。全体的に問題はなく十二分に楽しめる作品です。しかし、テーマが聖地イスラエルの攻防なので興味ない人には何の話やらというものなので、つまり万人受けするとは考えがたいのでこうなりました。裏テーマは、戦うことの意味ですかね?非常に哲学的かつ各個人の主観が反映されるので、やはり万人にむけたものではないと考えます。また、主人公に関して、一応世界史どこでも大好きっ子の俺ですら全く知らない人なので、ここも感情移入が厳しいかと思います。この点において、トロイやキングアーサーには劣ることは間違いないでしょう。

 それでもなお、監督の手腕と、今のりにのっているオーランド・ブルームは強い。彼のおかげでロード・オブ・ザ・リングを思い出しながら楽しく見られます。
つまり、秀作です。みなきゃ死ぬ訳じゃないですが、見ておけば話の種にはなります。

 リドリー・スコット監督大好きです。代表作は、あのエイリアン2。ブレード・ランナー。エイリアン2は、批判も受けますが、やはり超傑作でしょう。マザーエイリアン最高。ビショップかっこよすぎ。リプリー最強。最後のガシャガシャマシーンまで目が離せない。ブレード・ランナーは金字塔であり指標です。これを抜きには語れない、暗さ閉塞感がつまりそれでも夢と未来を見つめるSF。近年ではグラディエーターが有名ですし(俺はあんま好きじゃないんでパス)、俺の中でかなりの大傑作ブラック・ホーク・ダウンの監督でもあります。

 ブラックはけっこう埋もれている名作です。アクション好きなら見ろと。戦争映画としてははずすなと。RPGってみんなで叫べと。逆光すぎて話早すぎて、あれジョシュ・ハートレット死んだ?生きてるじゃん!とか言うなと。上記二つの作品は超有名ですからあまり語らなくてもいいけれど、このblogを読んでいる500人くらいの人(最近かなり増えてきました)は見てなかったらとりあえずみといて損はない!と豪語できる程の作品です。ちなみにつまらなくても、俺とは趣味が合いませんねの一言ですませますがw。
 すげぇーやね。この経歴は。間違いなく、超1流映画監督の一人ですね。

 だけど、実はそれだけじゃない。なんてったって、俺が映画好きになったきっかけで史上唯一の10.0点を記録している、潜水艦映画の傑作クリムゾン・タイドの監督トニー・スコットの兄ちゃんでもあります。クリムゾンは、俺にとっては大切な記憶に残る作品です。そりゃ、かなりヒットしましたが、それでも知らない人もいるでしょうが、とにかく俺にとってスタートであり原点なんです。超大好きで一生離すことはない作品です。

 他にもトニー・スコットは、古いところではトップガンやビバリーヒルズコップ2の監督で、近年では昨年末の傑作マイ・ボディガードの監督です。監督名知らないで隣人と映画館に行ったんですが、作品中の間のとりかたに身もだえるほどの印象を受けました。パンフレット買ってみたらあぁやっぱり的な幸せがあったのを覚えています。こちらもすごい。1流監督ですね。

 映画界には、この他にも俺の好きな監督としてジョエルとイーサンのコーエン・ブラザーズがいます。この二人は一緒に作品を作ることが多く、低予算ユーモア映画を連発しています。国際的に、つまり○○映画祭やアカデミー賞的なもので評価が高い作品も小さく笑える作品も量産できる天才です。ファーゴはそのテーマ性や映像の静かさが評価されましたし、バートン・フィンクも難解ですが非常に美しい。しかし、俺が好きなのはなんといってもオー・ブラザー!いいですよこの気の抜き方。疲れたときよく見ます。バーバーはちょっとどきどきしすぎて疲れちゃうくらいだし、レディー・キラーズはシュールで小さく笑える。ディボース・ショウ
は見事にはずしましたw。

 マトリックスを撮った、アンディー&ラリーのウォウシャウスキー兄弟もいます。これは、超マニア映画ですね。しかし、ブレイドじゃんかって映画ですが…。長くなったんでまた別記事に書きます。

 あぁ、家族系で言えばF・F・コッポラはニコラス・ケイジの叔父ちゃんだし。そうだ、この前書いたチャーリーズ・エンジェルのドリュー・バリモアとか、チャーリー・シーンも家族系映画人だなぁ。今度別記事で書きます。

 寝ます。風邪治っていますように