二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

エンゼルス贅沢税を上回る

2023-09-02 | エンゼルス
23/09/02(土) 11:22 Orange County Register Jeff Fletcher ウェイバー移籍にもかかわらず、エンゼルスは2023年のラグジュアリータックスを上回る 
https://www.ocregister.com/2023/09/01/despite-waiver-moves-angels-are-still-above-luxury-tax-for-2023/
ペリー・ミナシアンGMによれば、エンゼルスは6人の選手のうち5人がクレームされ、500万ドル以上節約できたが、基準額を下回るには十分ではなかった。

> オークランド― この不本意なエンゼルスのシーズンにふさわしい瞬間が、再び訪れた。
  エンゼルスは、5人の選手がウェイバーで指名されたことにより、500万ドル以上の支払いがなくなった翌日、ペリー・ミナシャン・ゼネラル・マネージャーは、チームはまだ2023年の贅沢税のしきい値を超えていると述べた。
 メジャーリーグの給与を追跡している公的な情報源は、しばしば見積もりや他の不完全な情報を持っているので、金曜日にミナシアンがこの話題に触れるまで、エンゼルスがそれを作ったかどうかは定かではなかった。

  エンゼルスは、ウェイバーにかけられた6人目の選手、ランダル・グリチャックがクレームされていれば、十分に間に合っただろう。グリチャックは、今シーズンの残りの収入が約170万ドルに設定されている。
 ルーカス・ジョリート投手、レイナルド・ロペス投手、マット・ムーア投手、ドミニク・レオーネ投手、ハンター・レンフロー外野手はすべてクレームされ、エンゼルスのサラリーから解放された。

  エンゼルスが2023年に支払う税金は、超過分のわずか20%である。しかし、より重要なのは、2024年に超過した場合、20%ではなく30%を支払うことになるということだ。
 罰則は、連続したシーズンで超過した場合に増える。3シーズン目には50%になる。
 ミナシアンは、2023年に基準額を超えても、2024年のロースター編成に違いが出るとは考えていないと語った。
 「2024年のロースター作りを始めるときにその時点になるだろうが、私がした会話では、(2023年の贅沢税支払いの)影響はないだろう」とミナシアン氏。

  また、エンゼルスが冬にフリーエージェントの大谷翔平を失った場合、彼らが受け取る補償指名権は、2024年のドラフト2巡目以降ではなく、4巡目以降となる。

 (後略)

  エンゼルスはチームを解体して笑い者になり、贅沢税を上回ったことで小賢しい試みが失敗に終わり、さらに笑い者になりましたとさ。
 ペリー・ミナシアンは無能GMですが、今回のことで改めて、その無能さと愚かさが証明されましたね。
 他の報道では、タイラー・アンダーソンやアーロン・ループもウエーバー公示されていたようですが、獲得に動く球団は現れなかった・・・と。
 COLからLAAに来た Randal Grichuk (LF)はそもそも、他球団が欲しがるような成績を残していませんでした。

Randal Grichuk 32-020d          GO/AO
COL .308 /.365 /.496 /.861 B 非常に良い  0.71
LAA .173 /.223 /.346 /.569 F 悪い     1.61 LFの守備が、MLB Worst 9位 (ちなみにBostonの吉田正尚が MLB Worst 4位)


 むしろ、3B/1BのMoustakasを追加で売るべきだった。(実はMoustakasも過去1ヶ月で成績が球速に悪化)

Moustakas*  34-356d
7G  .077/.077/.077 .154 G 非常に悪い
15G .167/.182/.241 .423 G 非常に悪い
30G .236/.246/.373 .619 F  悪い


2020年10月 ジョー・マドン新監督の就任
2020年11月、ビリー・エプラーの後任としてロサンゼルス・エンゼルスのゼネラルマネージャーに就任[4年契約]。
       同じくブレーブスからはドム・チティがGM特別補佐として、アレックス・タミンがGM補佐として、リック・ウィリアムズがスカウトとして招聘。
-2024年11月 来季終了後、契約が切れる。

ペリーミナシアンGMの仕事 [数値はbWAR] Team内 Top 12 Players

[2021] ライセル・イグレシアス、ホセ・イグレシアス、デクスター・ファウラーをTradeで、FAではホセ・キンタナ、カート・スズキなどを獲得。
2.8   Raisel Iglesias
1.6   Cobb

[2022]
1.3  Syndergaard

[2023.9上]   内野手ジオ・アーシェラと外野手ハンター・レンフローはトレード獲得。左腕のタイラー・アンダーソンと3,900万ドル相当の3年契約。潜在的なクローザーのカルロス・エステベスと1,350万ドル相当の2年契約。
2.0 Moniak  22年8月 2日にノア・シンダーガードとのトレードで、ジャディエル・サンチェスとともにロサンゼルス・エンゼルスに移籍。
1.6  Moore  23年2月16日にロサンゼルス・エンゼルスと1年755万ドルの契約を結んだ。  
1.4 Neto   22年 LAA Draft R1 - 昇格
1.3 Drury   FA。22年12月12日にロサンゼルス・エンゼルスと2年1700万ドルで契約を結んだ。「幼い頃からエンゼルスのファンで、ディズニーランドに頻繁に行っていました。」 https://www.mlb.com/news/brandon-drury-angels-deal
1.0  Estevez

 このリストにある選手は、チーム内で成功したした選手/比較的成功した選手、ないのは失敗した選手です。(Moniakはさらに低下する可能性あり)

・Tepera、Loupに複数年契約。
・Tyler Andersonに3年契約。    ←LAAが数年ぶりに契約したFA先発投手だった。案の定、役立たずのお荷物になった。
・Hunter Renfroe          この契約もMoniakの開幕からの出場を遅らせ、Adellの昇格を妨げた契約になった。活躍したのは4月と、やや復調した7月だけ。RF守備は MLB Worst 3位T。
・Moustakas/Escobar、Cron/Grichuk この中で活躍したのは、Moustakasだけで、腰痛のCronは避けるべきだった。守備が課題だったにも関わらず、守備の悪い2人の選手と契約。

 ミナシアンGMは、極端から極端へ振るポリシーのようです。(過去ドラフトで投手ばかり指名、昨季打線が課題だったら、今季、野手ばかり獲得。[現在、先発は崩壊、ブルペンは炎上])
 一貫性がない。また、LAAの契約と傾向として、一年程度活躍したらご褒美(複数年契約)を与え、選手に関しての中長期的な見通しが全くないことです。

  今回の一件でミナシアンGMはオーナーの顔に泥を塗ってしまい、シーズン終了後に途中解雇されても不思議ではありませんね。
 LAAに来て成績が低迷していたRandal Grichukが、他球団に拾われると見込んでいたのだから。この点だけでも驚きです。

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