膵臓癌と向き合う

余命1年宣告から1年を過ぎ
只今2年目を元気に過ごしております^^
今年の目標は、もちろん今年も生き切る事!

2011-02-10 12:11:53 | これまでに読んだ本

体調はほぼ復活してきました

でも今日もお弁当はパスさせてもらったので、昨日に続き、本の話題です^^

もう随分前に読んだ本なんですが、私の身近な人が続けて癌で亡くなった時期があって

その時に癌関連の本を数冊読んだ中の2冊を。。。

まずは最近 よく週刊誌に出てくる近藤誠氏の本

内容については賛否両論、色々な意見があると思います。

私が読んだのはもう十数年前、たぶんこの本が出版された頃だと思うので

かなり衝撃的でした。

それまでの癌治療を否定するだけではなく、癌検診も意味がない。。。

意味がないどころか、検診で体を悪くするぞ…みたいな事が書かれてあったと思います

私的には この本の一部は納得できるような。。。でも一部は納得出来なくて

参考にするというよりは、「こんな意見もあるんだな。」と思った感じです。

 

そして もう1冊は 癌と闘い抜いた人の本です。

31歳で余命2年と告知され、本も この後「32歳」「33歳」と続きます。

2年と数ヶ月で この世を去られましたが

最後の最後まで 癌と闘い続けた人…という印象が強いです。

この本を読んだ時には 自分も癌になるなんて思ってもみなかったので

(もし私なら…って考えてましたが、想像するのと本当になるのはやっぱり違う

私ならここまで闘うことは出来ないな~…なんて思ってましたが

今思うのは奥山さんにとっては「闘う」ことが「生きる」ことだったのかなぁ…と思います。

私は家庭があるので、家族の傍にいる事が「生きている」と感じられることなのだけど

奥山さんは独身だったし、確か書くことを仕事としていたと思うので

闘うことを記録していくのが生きている証だったのだろうと思うし

「闘わない」=「諦めること」だったんだろうなぁ。。。なんて思います。

 

私ならどうするか…なんて、やっぱりその人と同じ状況にならないと分からない事なので

なんとも言えませんが 私は私の今の状況の中で考えて 自分が納得いくようにするだけですね

さて、これからどうなるのか さっぱり分かりませんが、とにかく一日一日生きていくだけです。


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6 コメント

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Unknown (フォーク)
2011-02-10 14:19:07
私は、死は怖くありません。(以前は恐ろしかったですが・・)
すきだった人たちが、なくなってしまい、人間のドロドロした世界に嫌気がさしてるので・・
逆に自分が好きだった人に、また会えると思うと、死も怖くありません。
時間をかけて、この気持ちも回復させて、やっぱりいきてるのは楽しいと思うようにしないといけないのですが、世の中のいじめや冷たい人、事件、自分勝手など知るにつれ、だめに・・ マイナス思考ですがね。
cotokoさんは、まだ子育てが終わっていないし、やることが一杯、充実した生活に未練が一杯あるでしょう。

近藤先生の新しい記事が雑誌に掲載されているようです。私も、この人の意見に割りと賛成です。
前に、ハンガリーの化学者の人と話す機会があり、”人それぞれ癌の特性が違う”といってたことを思い出しました。彼女とは疎遠になったので、今もう少し突っ込んで聞くことはできないのが残念です。
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Unknown (kuri)
2011-02-10 14:24:28
今日は、今日はこちら南国九州も寒いです
(笑)
お天気予報では明日からこちらも雪が降る様です(今年は例年になく寒いです!)

コメント見て思いだしたのですが、家のダンナ
ジェムザールとTS-1併用して治療していました。
腫瘍内科の担当の先生が前併用して効果が有ったとの事(何例かわかりませんが?)
ダンナは余命3ヶ月だったので なんでも試して見ようとの考えだったのでは?
それで効果が出て、腫瘍5cmが2cmになり手術しましたが 個人個人体質が違う様に全員が効果が出ると思いませんが?
一応こんな例も有ります。

今、ご主人様は余命3ヶ月入院時建てた工場で
バリバリ仕事しています(^0^)
半病人のオレに仕事させてとブツブツ言いますが(笑)
私「借金返すまで長生きしてね!ガンバッテ!」と言います(^0^)

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Unknown (madam honya)
2011-02-10 14:44:00
そうですね…

私は 副作用に耐えられず 1クールでジェムザールを止めました。でも もし主婦でなかったら 選択は変わっていたかもしれません。
放射線治療は 30回 毎日通院しました。
ハイパーサーミアは 肌が弱いのか 脂肪が多いせいか 効果的に出力を上げられず 1クールでひとまず休止しています。
今は 免疫療法のLAC点滴を一週間おきに受けており
健康食品のノニジュース(CMでやってるような錠剤状のものとは違いますヨ)を毎日飲んでいます。

この方法で良いのかは 今でもわかりません。
本やネット 周りの人からの情報、そして それぞれのお医者様の考え方も 色々です。
何より 病状は 皆それぞれで 薬の効果も 進行の度合いも違うので 何が良いのか 本当ににわかりません。

自分にはこれしかできないんだ と信じて 強い心でいるしかないなぁ と。


さて 今夜から また雪のようです。
やはりこのまま春に突入はないようですね~(^^;)

cotokoサン ガーデンの素敵なお花がupされるのも もう少し先になりそうですね♪


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フォークさん。。。 (cotoko)
2011-02-11 16:45:40
私も死ぬ事はこわくはないですね^^
生まれた以上、誰もが死んでいく身だし それが自然なことなので怖いって感じではないです。

でも死ぬ少し前の「痛み」とかに不安はあります。
膵癌の痛みは激しいと書いてあるものもありますし、色々なブログを読んでも痛みを訴える方もいらっしゃるので どこまで薬でおさえられるのか。。。
それも今考えてもどうしようもないので普段は今現在のことしか考えてはいませんが

私は欲が深いんだと思います(笑)
まだまだ子供の傍にいたいし、子供の笑顔を見るだけで幸せなので
この今の幸せをまだ手放したくないです。
長女を見ていると、「あんなに小さかった子がこんなに大きくなって…。」と感慨深いものがあります。
そんな大人になった長男・次男の姿も見たいです!!!

そして子供がそれぞれ巣立っていったら
次は主人とのんびり二人で過ごしていきたいです。
やっぱりまだまだ死にたくないですね

”人それぞれ癌の特性が違う”というのは、私の主治医も言っています。
だから「何でもやってみないと分からない。」のだそうです。
いいと言われる、自分が納得できるものは色々とやってみたいです^^
私にとっては それが食事療法だったりしますが一番は「気持ち」だと思っています

まだまだこの世に未練たらたらですので頑張りますね(笑)
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kuriさん。。。 (cotoko)
2011-02-11 16:51:59
予報どうり寒いですね~~~
朝起きると雪が積もってました

ご主人はジェムザールとTS-1併用で小さくなったんですね
私も最初は併用して小さくして手術…の予定だったんですが
ジェムザールだけで骨髄抑制が出て結局併用までいきませんでした
たいして小さくならなくて今では手術は諦めましたが、ジェムザールだけで今まで生きられたというのはラッキーだったと思います

余命3ヶ月と言われて今お仕事バリバリされてるなんてすごいです!!!
じゃぁ、私なんてまだまだひよっこですよね

私もバリバリ仕事が出来るようになるまで復活したいです

「借金返すまで長生きしてね!ガンバッテ!」と言ってくれるkuriさんがいるからご主人も頑張れるんだと思います

う~ん♪ 夫婦愛だなぁ
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madam honyaさん。。。 (cotoko)
2011-02-11 16:57:54
madam honyaさんはジェムザールの副作用がきつかったんですね。。。

私はそれほどひどくなかったので今まで続けてこられていますが、副作用がひどいとまた選択肢が違ってきますよね。

その時自分ならどうするか…ほんと、そうなってみないと分からない事だらけです。

今現在の方法で良いのか…madam honyaさんの言われるように、これは誰にも分かりませんよね
信じてやるしかないんだと私も思います。
そして「信じる」事が「効く」ことに繋がってくるのだと思います。

庭の花、今日の雪に埋もれてしまいました
春が待ち遠しいですね
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