探り掘り

ケヤキ並木の葉っぱが風に舞ってそろそろ散り始めてきました。
枯葉よぅ～とくれば、もちろん焼芋ですね。
焼芋とくればさつま芋、そうだ、さつま芋を掘らなくっちゃ。
この焼き芋三段活用を実施しようと、早速、探り掘りを行いました。

今年は、さつま芋の苗（茎）を植えるのが少し遅かったので今までほったらかしていました。
掘ったらカスではありませんよ。
放任主義の里山は、最初は何時も綺麗なさつま芋畑の畝があって、
その後、畑やら草っ原やら分からない状態となります。


苗の若いときに小動物が来て、芋の出来そうな部分が掘られていましたので、
今年はあまり芋が出来ていないのではと心配でした。
探り掘りとは、一度に全畝を掘るのではなくって、数箇所少し掘ってみることです。
芋の成長具合を探って掘ってみるということでしょうか。

それではと腰を上げてすぐに掘りに行かないのが里山流です。
先ずは、お湯を沸かしてお茶でいっぷく付け、芋掘りの作戦を練るのが流儀です。
お茶は何時ものハーブティーです。
レモングラス少々、ミント少々、レモンバーム少々。


ゆっくりと2杯ちょっと飲んで、
口から頭のテッペンまで爽やかになったところで、いざ出陣。
って、畑は目の前なんですけどね。

１００均で買った5本爪の熊手みたいなので、芋蔓の元のところを掻き掘ると、
居ました居ました、恥ずかしそうに真っ赤なホッペをした芋ちゃんが。
優しく抜いてやると、雑草にも負けず結構ポッチャリ型の体型で育っていてくれました。


探り掘りですから、４箇所くらい掘ってみましたが、
先ず先ずの収穫でこれなら一冬、里山は飢えに苦しまずに過ごせそうです。
里の地の神様に感謝です。

焼芋の材料も確保出来たことだし、
いよいよ焼き芋パーティーの準備が整いました。
それでは皆様、こちら方面に来る機会がございましたらぜひお立ち寄り下さいませ。
但し、里山用の正装でお越しになることをお薦めします。
オイラの熱烈歓迎ハグ付です。