秋を飾る

玄関先の燦ママの庭の中にほんの少し踏み石が欲しいと言っていたので、
何処かに平たい石は無いかと考えていました。

河川敷へ行けば石はゴロゴロ有りますが、
平らである程度の大きさの石となると数をそろえるのが難しいです。

そんな或る日、
例の残土置き場に突然アスファルトの残骸が山の様に積まれていました。

キラリと閃きました。
あのちょっと薄い破片は使えるんじゃないかえ、とね。
そこで早速、同じ様な薄さの破片を幾つか頂いて来ました。

そして玄関とついでに裏庭の一部にも破片を並べて置いてみました。
ただ順番も関係なく地面に置いただけですが、
それなりにモザイク模様が出来ました。（表題写真）

数日後、残土置き場に重機が何日か稼働していたなと思ってたら、
アスファルトの残骸の山は突然と跡形もなく消えていました。

御縁と言うのは不思議なものですね。

何時も残土置き場だけを見に行っている訳では有りませんで、
何時もの散歩コースには秋ならではの風景が見られます。
色々なススキやセイダカアワダチソウをよく見かけます。

そこで、キラリと閃きました。
アイツらを生け花にしてみよう、とね。
ハサミを持って出かけ幾つか摘んできました。
夕方で暗くなって来ましたが、庭に有った大きめのガラス瓶に活けてみました。


免許皆伝の無い里山流ですが、里山らしくなっているでしょうか。

ついでに生け花を庭に活けるというバカな事もやってみました。


秋を里楽す一時の里芸でした。