お着物着替え時間16分。
先日、NHKスペシャルで
日本では絶滅してしまったコウノトリを
再びよみがえらせようとしているまちのお話しを観ました。
場所は兵庫県豊岡市。
かつてこの地では、コウノトリと人間が自然に共存している
光景が見られました。
そして日本のコウノトリ最後の生息地とされていました。
映像で見る限りでは、今も穏やかな田園風景が広がる
静かな里山といった感じです。
が、高度成長期に大量生産大量消費の波が押し寄せ、
農薬散布などの結果、コウノトリが巣を作る木が枯れたり、
水田に生息するエサとなる小さな魚や虫がいなくなったり、
様々な要因によりコウノトリは豊岡市から消え、絶滅してしまいました。
その後、もう一度コウノトリがいる風景を取り戻そうと、
まずは人工繁殖が行われました。
更にコウノトリが暮らせる環境作りとして、
農薬を使わない自然な農法、「コウノトリ育む農法」が実施されました。
「コウノトリ育む農法」、初めのうちは
「生産量が減る」「害虫に農作物をやられてしまう」・・・
などの心配が農家の人々には有り賛同者が少なかったそうです。
今は、自然な農法を行うことで水田に様々な生態系が見られるようになり
バランスの良い食物連鎖も行われ、
安全な作物ということで消費者からの評判も良く、
心配事が払拭されていき、賛同農家も増えてきました。
そしてようやく昨年5羽のコウノトリが
里に放たれました。
羽を広げると2mにもなる大きなコウノトリが、
空を飛ぶ姿はとても優雅で美しいです。
好奇心が旺盛で色々なものに興味を示す姿は愛らしく、思わずにやりとしてしまいます。
しかし放たれたコウノトリも、人工繁殖コウノトリが暮らす
「コウノトリの郷」に戻ってきてしまったり、
まだまだ問題はいろいろありそうです。
「人間はほんの少しの間地球に住まわせてもらっているにすぎない生き物」
これは私の恩師が言っていた言葉です。
人間が僅かな期間で壊してしまった環境を元に戻すには、
その何倍もの時間と労力が必要です。
少しでも、地球が壊れていくのを遅らせられたら、
いいなと思います。
優雅に大空を飛ぶ姿を見てみたいですね~。。。
先日、NHKスペシャルで
日本では絶滅してしまったコウノトリを
再びよみがえらせようとしているまちのお話しを観ました。
場所は兵庫県豊岡市。
かつてこの地では、コウノトリと人間が自然に共存している
光景が見られました。
そして日本のコウノトリ最後の生息地とされていました。
映像で見る限りでは、今も穏やかな田園風景が広がる
静かな里山といった感じです。
が、高度成長期に大量生産大量消費の波が押し寄せ、
農薬散布などの結果、コウノトリが巣を作る木が枯れたり、
水田に生息するエサとなる小さな魚や虫がいなくなったり、
様々な要因によりコウノトリは豊岡市から消え、絶滅してしまいました。
その後、もう一度コウノトリがいる風景を取り戻そうと、
まずは人工繁殖が行われました。
更にコウノトリが暮らせる環境作りとして、
農薬を使わない自然な農法、「コウノトリ育む農法」が実施されました。
「コウノトリ育む農法」、初めのうちは
「生産量が減る」「害虫に農作物をやられてしまう」・・・
などの心配が農家の人々には有り賛同者が少なかったそうです。
今は、自然な農法を行うことで水田に様々な生態系が見られるようになり
バランスの良い食物連鎖も行われ、
安全な作物ということで消費者からの評判も良く、
心配事が払拭されていき、賛同農家も増えてきました。
そしてようやく昨年5羽のコウノトリが
里に放たれました。
羽を広げると2mにもなる大きなコウノトリが、
空を飛ぶ姿はとても優雅で美しいです。
好奇心が旺盛で色々なものに興味を示す姿は愛らしく、思わずにやりとしてしまいます。
しかし放たれたコウノトリも、人工繁殖コウノトリが暮らす
「コウノトリの郷」に戻ってきてしまったり、
まだまだ問題はいろいろありそうです。
「人間はほんの少しの間地球に住まわせてもらっているにすぎない生き物」
これは私の恩師が言っていた言葉です。
人間が僅かな期間で壊してしまった環境を元に戻すには、
その何倍もの時間と労力が必要です。
少しでも、地球が壊れていくのを遅らせられたら、
いいなと思います。
優雅に大空を飛ぶ姿を見てみたいですね~。。。