白瀧若女将日記

東京都練馬区にある創業161年白瀧呉服店に永久就職した若女将の日記です。

そめもようまつり

2015-05-31 09:50:16 | Weblog
そめもようまつり、最終日です!
9人の女性友禅作家さんの染め帯や訪問着がズラリと並んでます。
今回のために「唐草」をテーマにそれぞれの作家さんが新作を作成してくれました。
そちらも見応えあり、ぜひお誂えいただきたいです。
半衿や足袋に型染め体験もあり。ワンポイント500円。
遊びにいらして下さい。




「村上海賊の娘 」
やっと読み終わりました。一年かかりました。
主人公の景姫、大阪本願寺の教徒達を救うべく孤軍奮闘する姿が、ジャンヌダルクのようなナウシカのような、強い女子の姿がカッコ良く。
でもやっぱり美と知性と勇気と優しさをあわせ持つナウシカが、私の憧れ女子No.1不動です。
昨年放映していた「軍師官兵衛」と時代が重なるので放送を観つつ読もうとページをめくり始めましたが、あっという間に月日が流れてしまいました。




同時進行で読んでいたのが
「うれしい悲鳴をあげてくれ」
この著者、いしわたり淳治さんは昔、SUPERCARという解散してしまったバンドのメンバーでした。
大好きで毎日聴いていた音楽のひとつで、その洗練されたサウンドは色褪せず、今でも聴いています。
私と同じ1977年生まれで勝手に親近感を持っていて、こっそり気になり続けている存在です。歌詞をいろんなアーティストに提供しているのですが、最近は今井美樹さんなんかにも。
この本の中の「NEW MUSIC」というエッセイで、
“僕は青春時代を、毎日いちいち青春映画みたいだな、とはっきり自覚しながら暮らしていた覚えがある。”
と、書いていて、あ~そうそうそうなのよ!と共感。
今、子どもたちを見守る立場になって、この子たちに青春を謳歌できる健全な心身が備わると良いなと思います。

夏支度

2015-05-18 22:15:58 | Weblog
風薫る五月、若葉が生命力溢れていて、本当に気持ちの良い、一番好きな時期です。
四季のある日本で生きているからこそこの空気を味わえ、「薫風」という美しい言葉をかみしめられるんだなぁ~…
と、鼻の穴を膨らませながら風を吸い込む今日このごろ。

さて、白瀧呉服店内はすっかり夏支度が出来ています!
浴衣、下駄、半幅帯、カゴ手提げ、夏のお着物、夏の帯…
夏は素材が豊富であれもこれも着たくなります!

今月は、おしゃれで機能的なバッグの展示会や
若手友禅作家さんたちの展示会があります。
相変わらず盛りだくさんの白瀧呉服店です。