春の来るのがゆっくりの虫倉の里、3月中旬を過ぎると梅のつぼみもほころび始めます。
そして、福寿草は首を長くして法面を染めている。
信濃毎日新聞記事より
成田千空 句 「裏山にゑくぼの日ざし福寿草」
福寿草の花は、パラボラアンテナのように中心に熱を集めて、蜜の無い代わりに暖かさを虫に提供して花粉を運ばせている。
そして、日ざしが無い時や雪に囲まれている時は、花びらを閉じて寒さから雄しべ雌しべを守っている。 と
これからは、フクジュソウなどのスプリングエフェメラルの仲間(セツブンソウ・カタクリなど)を記事を参考にしてとらえて行きたい。