柿の木だけが残るのだろうか?梯子はいつ立て掛けられたのだろう。
柿の木は、民家の敷地内で身を着けているのが多い。それは人に根を踏んでもらう所を好むと聞いたことがある。
(柿は昔から人里の民家近くに植えられていることが多く、よく手入れが行き届いて実もよくなることもあって、俗に「柿の木は竈(かまど)の煙の当たるところを好む」「根元を踏むと実がよくなる」などと言われている 。)
この里で雀を見かけない。雀は人の居ないところでは生活できないと聞く。
(スズメの天敵は、猛禽類のタカやワシ、それにイタチや蛇など沢山いますが、人間の近くにいれば、天敵から襲われるリスクも減るからと聞く。)