サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

平成22年度東海大学大学院講義・近代環境史

2010年04月11日 | 講義・講演
東海大学大学院の講義が、今年度も始まった。

非常勤講師の私が担当するのは、前期は「近代環境史」で、藤田先生と半分づつ、受け持つ。藤田先生がイギリス、私が日本を分担し、産業革命以降の環境問題と対策を、通時的に解き明かす。これまでの歴史から現在と将来を見据えることで、問題の根本が浮かび上がる。

後期は「地域環境経済論」を私一人で担当している。これはライフワークだと思っている。

もともと、「地域環境経済論」の依頼があり、それは私のテーマだと、勇んで引き受けた。「近代環境史」は、担当予定の先生がいなくなり、それを藤田先生が引き継ぐことになり、協力を依頼されたもの。どちらの講義も今年度で4年目。

今日は、「近代環境史」のガイダンス。人間環境学専攻の大学院生は定員が15名であり、そのうち何人が受講してくれるか、楽しみに出かける。国立から八王子にでて、横浜線を南下し、町田で乗り換え。東海大学前までは、ドアツードアで2時間。近い距離ではない。

事前登録者は5名。これまでの受講者が、最高で8名程度であったことを考えると、悪くはない。

藤田先生と講義室に向かう。講義開始5分たっても1名しかいない。。。1名でもいたら、講義はしなければいけない。落胆しつつも、1名の学生に、それを見せるわけにもいかない。ここはプロとしての振る舞いを見せる(笑)。

ガイダンス終了後、久しぶりに天気もよかったので、「今日は解放感のある休日気分でいよう」と、のんびりと帰宅した。

夜になり、藤田先生から電話があった。帰宅途中にも電話があったことに気づいていたが、心穏やかに帰りたかったので、そのままにしていたことを思い出した。

あわてて、電話にでると、「申し訳ない。今日の講義は2限目でなく、3限目だった。私が帰ったあと、それに気づき、3限目に集まった8名にガイダンスをしておいた。」という。

今日の講義は2限目だからと、何度も藤田先生に聞かされていたのに。。。

ただ、怒る気持ちにはならない。人数が多い方が張り合いがでていいと嬉しくなった

昨年度までのパワーポイントのスライドを見直し、学生の関心を高める仕掛けをしてみるか。。。乞う、ご期待。





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