2007.12.27(木)
プロ野球「読売ジャイアンツ」が,パドレス傘下3Aポートランドの左腕「エイド リアン・バーンサイド」投手(30歳)と年俸3400万円で1年契約を結んだと 発表しました…
すでに,ジャイアンツの外国人投手陣は,「クルーン」(前横浜),「グライシンガー」(前ヤクルト),「ジャン・チェンミン」(現役)の3人…打者は,現役の「イ・スン・ヨプ」と「ゴンザレス」の2人に「ラミレス」(前ヤクルト)が加わり3人に…
身長1m90cmの左腕「バーンサイド」投手は,7人目の外国人選手というわけです…
読売さんは,いったい何人の外国人を補強するのでしょうか…「バーンサイド」投手は,開幕二軍スタートの可能性があることも了承済みとのことですが…
プロ野球協約上,「支配下選手登録」については人数制限はありません…しかし,「野球協約第82条の2の規定」により,1軍の試合への「出場選手登録」は「4人」,さらに試合に出場できる人数は「3人」までと制限されています…(2軍については制限なし)…
裕福な球団は,「これでもか!」というぐらい補強にお金を費やしてますが,外国人の規制枠を「フリーにする」というような「ルール改正」については,「お金で解決できるような仕組みにはして欲しくない」と思う今日この頃です…
ちなみに,メジャーリーグでは,米国労働省の法律で「米国籍を持たないベースボールプレーヤーは,メジャー・マイナー全てのリーグの選手総枠の10%を超えてはならない」となっています…
しかし,「選手総枠の10%」となっているだけで,チーム内での登録選手数や1試合中の人数については制限を受けないため,極端な話し,出場選手メンバーの9人全員が「アメリカ国籍を持たない外国選手」になることだってあるんです…
金持ち球団の「お偉さん方」たちが,「グローバル化」などといって,これまた「ルール改正」にお金を使うんじゃないかと心配しているのは考えすぎでしょうか…
そんな考えでルール改正をしようものなら,「欧米か!」といって反発しましょうネ!…
「番場蛮」と「星飛馬」までとったら怒っちゃうぜ!!…