レジ袋をエコバッグとして使いまわすと、必ず静電気でジンジロ毛がまとわりついている。

「レジ袋は大丈夫ですか」とスーパーのレジで問われて
「大丈夫です」と答えてしまったときは、手持ちの畳んでおいたレジ袋を
エコバッグがわりに使うのだが、
難点は、小さく三角形に畳んでおいたのを広げるときに
チジレッ毛がくっついているのを隣の人に見られてしまうことだ。
最低３本、必ずくっついてる。
自分が気づくと、隣で荷物まとめてる人も必ず気づく。
レジ袋の白地に漆黒のジンジロ毛は、ひときわ太く目だって見える。
家のじゅうたんの上で畳んでるのときに静電気でくっついちゃうんだろうけど。

めだましるき

小学校３年生のころ近所に風呂敷をマントにしてお面をかぶって
「キーン」とかわめきながら走ってくる幼稚園くらいの男の子がいた。
「あっ、めだましるきだよ」とか反応するんだけど本名はだれも知らない。
地下がバナナ室の木造の倉庫の裏あたりからいつも突然現れていたが、
どこの家の子かも知らない。

玄米フレークの米酢びたし

ちゃぶ台の上に新聞紙を敷く。
玄米フレークをその上にざっとぶちまける。
小鉢に酢を１センチくらい注ぐ。
トースターで５分焙った餃子に箸で２か所穴を開ける。
それを小鉢に入れ、酢を吸わせるために箸で押し付ける。
しかし箸が空振りし、小鉢が傾いて酢がドッとこぼれた。
こぼれた酢はちょうど横に盛った玄米フレークの小山に全部かかった。
今日の晩飯は玄米フレークの米酢びたしということになった。
酢びたしでシナシナになった玄米フレーク、なかなかおいしい。
朝飯向きかもしれない。

模様だと思ってた。

バスマットの端っこが黒くなっとる。
風呂フタを立てて置いてるところが濡れてカビたらしい。

謎の数え方

「ちゅうちゅうたこかいな」
「はまぐりはむしのどく」
ばあちゃんが、おはじきを「にーしーろーやーとー」と
２個ずつ数えるときに唱えてた。

缶けりの話。

鬼は蹴られた缶を円の真ん中に戻して目をつぶって１００数えるんだけど、
「いーちーにーいさーんーしーごーろーくーなーなーはーちーきゅーじゅーう」
って数えてたら長いんで、
「インディアンのふんどし」
を１０回言って１００数えたことにしてた。
「だるまさんがころんだ」
のかわりにも使ってた。