缶の中の肝油ドロップがあと４粒になった。

近所のドラッグストアに肝油ドロップを買いに行った。
棚からひと缶取ってレジに行こうと見たら、レジ待ちの列が異様に長い。
特に考えもなく列に並んだけど、後ろにもどんどん人が増えていく。
しばらくボーっとしていて、ようやく自分以外は全員マスクの箱を買いにきているらしいことに気が付いた。
おひとり様１箱限定のマスクを１箱買っちゃあまたレジに並びと皆さんグルグル繰り返してるらしい。
感心して皆さんの動きを眺めていたら列の後ろの人に話しかけられた。
「マスク買わないの？」
「えぇ」
「じゃ１箱うちのために買ってくれる？お金払うから」
「はぁ。１箱２万円で買ってくれたりしますか？」
「しゃぁしぃわい」
のんきにマスク以外のものを買いに来てる自分はジャマだったらしい。

毎日触ってる場所なんだが。

食器棚の扉の下側の縁がこげ茶色のヌルヌルだった。

壊れた会話

「口に合わなかったら、ワインの酒蒸しにでも使ってください」
「これに日本酒じゃん」
「そうだ純米吟醸酒」
「あと、アサリの酒蒸し？」
「そう、日本酒のワイン蒸しね」

食べてるのはおいしいミカンなんだが、うまく伝えられない。

「どうそのミカン、愛媛の真穴ミカン」
「おいしいイチゴだね」
「ミカンだっつっとろうが」

新年早々寝落ち

ゆく年くる年を見終わったら近所の神社へお参りに行こうと
思っていたのだが、あっと座椅子の上で目が覚めたのが
２時過ぎだった。
そのまままた寝た。
次に目が覚めたのは朝９時。
初日の出も見られなかった。