潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

*好き*を日々、つらつらと。
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オール・アバウト……

2006-11-03 16:29:37 | 日々の記事
 昨晩TVで観た映画の感想です。N○K BS2にて、『オール・アバウト・マイ・マザー』(99年スペイン)。実はこれ、以前から観たいと思っていた作品でした。
 一回目は新作映画の紹介にて。「息子を事故で失った母親が、そのことを父親に知らせに行く。父親は息子の誕生すら知らない……」という紹介文だったような記憶があります。あっ、面白そうと思ったまま、何年か経過。二回目はその何年かあと、インテリア雑誌の紹介でした。この映画のインテリアがいい、という記事で。そしてさらに何年か経過し、現在に至ってしまったわけです。
 例によってレビューは苦手なので、感想を思いつくままに。ネタバレありますので注意。
 ↑の紹介文から抱いていたイメージは、少しクラシカルな映画でした。が、全く違っていたことに驚き。臓器移植、麻薬、街娼、シングルマザー、性転換(? ムネだけ付けるのはなんて言うんでしょう)、HIV、認知症……現代の問題、てんこ盛りでした。でも決して重々しいお話ではないんですねえ。テーマ的には『頑張る女達』ってとこでしょうか? しかもコミカル。いろんな人生が絡み合って、ですがそれぞれ魅力的で。
 確かにインテリアは素敵でした。それからバルセロナの雰囲気もよかったなあ。建築とか。それだけでも観る価値ありですね。スペイン、いい!
 そのほか。ペネロペ・クルスの顔、ちっさー! ヒロイン役の女優さん(セシリア・ロス)、もの凄く既視感のある顔立ちなんですけど、誰かに似てるのかな?
 見終えたら消そうと思ってましたが、ちょっと考え直してます。DVDに落とそうかなあ。

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