goo blog サービス終了のお知らせ 

潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

当ブログは25/4/29移転しました。最新記事のリンクから移転先に飛べます。

いのちの器96

2025年03月24日 | コミック

 昨日に引き続いて今日も新刊コミックの感想をば。

 電書まとめ買いのこれまた一冊は上原きみ子『いのちの器』96(秋田書店)。おおー、100巻までカウントダウン入りそうですねえ。凄い! そしてここのところあまり大きな動きのない巻が続いてましたが、今回は「おおっ」というくらい変化がありましたよ。

 

  いのちの器95と久しぶりの野菜 - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

  いのちの器94ほか - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

  いのちの器93と新じゃが新玉 - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes(内容的に関連があるので93巻のも)

 

 以下少しだけ感想とコメントを書きますが、一部内容に触れますので未読の方はネタバレにご注意ください。

 

 

 

 

 93巻の前半2話(第362〜362話)から続くニコちゃん実父のエピソードが巻頭でした。それから別の件をいくつか挟みつつ、後半はすもりんの妊娠騒動❗️ これだけで読み続けている側としてはお腹いっぱいになります(・∀・)オイシカッタ。

 ニコちゃんというよりその母の春海姉妹の生い立ちは93巻で明らかになりましたけど、結局まだいくつか謎っぽい部分が残ってますね。彼氏(ニコちゃん父、天羽氏)が海外に行っていたといっても行き来に船しかないとか、手紙しか連絡手段のなかった前世紀前半とかじゃないのだから、なんで妊娠が分かったとき連絡を取らなかったんでしょうね?>ニコ母。状況がよく分からない……あと亡くなったときに母子手帳すら持ってなかったのも謎めいてますよね。このあたりが説明されるのかと思ってたんですが、墓参も無事終わったしもう触れられることはないのかな。

 しかし……有吉パパって老けませんねえ。もういい年だと思うんですが。

 そしてすもりんは相変わらず逞しい!! というか呑気? くるみ母さんとはあまり似ていない気がしますが、そのあたりもほほ笑ましいです。

 ところで桃子不在の矢車家の子供たちですが、これまた逞しく育ってますね。しっかりものの長女あかねは今回「いらんことしい」でしたがリンちゃんが料理担当になっているのは驚きました。

 

 すもりんの件は次の巻まで続きそうなので、97巻を楽しみに待つことにします。

 

 おまけ。また父に抱かれるトラちゃん(仮名)。

 も、ちょっとフレンドリーになってくれたら嬉しいんですが。


新九郎、奔る! 19

2025年03月23日 | コミック

 春ですねえ、冬物冬道具の片付けが捗ります

 

 昨日電書コミックのまとめ買い(といっても5冊)したうちの一冊がこちら>ゆうきまさみ『新九郎、奔る!』(小学館)19巻。今月12日発売でした。掲載誌で一読しているのでポイント増の時期に合わせて購入と。

 とはいえ、まとめて読むと一気に読み切ってしまうほどの勢いと流れの良さがあって楽しかったです。

 

  新九郎、奔る! 18 - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

  新九郎、奔る! 17 - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

 

本のしおり - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

来月また新刊発売予定のゆうきまさみ『新九郎、奔る!』(小学館)、雑誌掲載を追いつつwikiを眺めるのに物足りなくなったら、そのあたりの関連本を読んでみたり(*´&nabl...

goo blog

 

 (※こちらは感想ではなく関連本についての記事になります)。

 

 以下、例によって感想とコメントを少し。史実で明らかなこととは別に作品の内容にも触れますので、未読の方はご注意下さい。

 

 

 

 

 今巻の裏主人公はまさしく(足利)茶々丸でした。「廃嫡されるほどの乱行ってどんなん!?」と思ってましたけど、周りのオトナたちの事情だったというわけですね。可哀想な茶々丸(´;ω;`)。とはいえこのあたりはあくまでこの作品の世界での彼なので、実際はもっと年齢が上でもっと荒っぽい性格だったのかもしれません。

 こうして伊豆が動き始めているのにやはり距離がものをいうのか、京からはなんとも状況が把握しづらく、ましてや働きかけるなど難しさの極みで。新九郎が荏原を手放すことにした事情も分かるような気がします。

 そして今回もまた政元はマイペースに活躍中、と。

 

 ちょうど『駿河奪還』と『明応の政変』のはざまで、どちらかというと大きな動きのあまりない巻でした。流れを追うのに重要な時期ではあるのですが、新九郎の活躍は少なめで。その分茶々丸を中心に据えて彼を追わせて、一気に読ませてもらった気がします。

 

 18巻のときも書きましたが、キャラの老けさせ方がやっぱり巧みですねー。某大河()とは違って女性キャラでも容赦ないところが素敵です。あと血縁の似せ方も凄いし。

 

 さて、記念すべき20巻はこの夏頃の予定だそうです。いよいよ明和の政変ですね。楽しみです。


詩歌川百景4

2025年02月01日 | コミック

 2月初日は雨(´・ω・`)。洗濯物が乾かないっす💧。

 

 やっと読めたので簡単に感想とコメントを>吉田秋生『詩歌川百景』4(小学館)。この巻はこれまでとちょっと配分というか配合が違っている気がして、するっと読めました(*´∇`*)。

 

  詩歌川百景1 - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

  詩歌川百景2を読んでみたけど - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

  詩歌川百景3とか - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

 

 以下、内容にも若干触れますので未読の方はネタバレにご注意。

 

 

 

 

 この4巻は和樹主人公と言えるほど彼中心、彼視点で話が進む箇所が多く、たぶんそのせいでするすると最後まで読み進められました。あらためてなんですが私、妙というキャラが超絶苦手で。もっと脇キャラだったら大丈夫だと思うんですが、どうにも『女神的』過ぎるんですよね。今回もまた叔母との絡みがありましたけど、共感してしまうのは叔母の方なんです。

 ということはつまり……「最初から妙を抜いたら」『読ませる』温泉町の群像劇になる💦

 

 ともあれ。

 登場人物が増えて絡まりが複雑になってきました。ちょっと整理したいところですが、なかなか1巻から読み返すのも大変なので。

 智樹再登場とその流れはいささかショックでしたが、印象的でもありました。これがこの物語の軸となる部分でもありますしね。それから以前より海街diaryの出来事やキャラの露出が多いのも気になりました。前シリーズファンとしては期待はしてますけど、あまり多いと引きずられちゃいそうで。

 あと驚いたのが、あの『古民家』と呼ばれている四姉妹の家に現在住んでいるのがすずらしいこと。3巻の感想で幸だと自然と書いたのですが、なぜすずが?? 上三人の母親の実家なので長女、大穴で次女が住むものだとばかり思ってましたけど、なにかあったのかな。そのあたり、もしかしたらこの先で描かれるかもしれないですね(下世話な話ですが、あの家の名義って姉妹祖母の死後誰になってるんだろ。固定資産税とかは?💦)。

 

 次の5巻もこんなだといいなと思いつつ、気長に読める日を待ちます。


ながたんと青と13

2025年01月15日 | コミック

 今日届くかと思って昨日でした>磯谷友紀『ながたんと青と』13(講談社)。なんで、早めに感想&コメント書いておきますね。

 

 

ながたんと青と12 - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

梅雨入りも秒読みなのだと思うのですが、ぐずぐずしたはっきりしないお天気です。さて。結局今回は前と同じネット書店で買いました>磯谷友紀『ながたんと青と』12(講談社)...

goo blog

 
 

ながたんと青と11 - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

冷えますね〜〜(((﹡•﹏•﹡)))ブルブル。先日買った磯谷友紀『ながたんと青と』11(講談社)の感想とコメントをこのあたりで。書店に対面で予約して、文字を一つも書...

goo blog

 

 

 12巻ラストがこれまた気になりすぎる終わり方でしたが、この巻も面白くて何度も読み返しちゃいましたよ(・∀・)。

 以下、内容にも触れますので未読の方はネタバレにご注意。

 

 

 

 

 

 うーーーん、やっぱりダメでしたか、ないち日の妊娠(T_T)。あのくらいの年齢で、初産で無事出産した昭和10年代の例を聞いたことありますが、今とは医療等々の事情も違うし一般的ではないんでしょうねえ。親子三人の絆がさらに深まったのはいいことですが。

 で。

 それとは別に、前巻にもましていろいろ話が進みました。もしかして丸川伯母これで退場!? 手形の件は結局山口父の仕業だったようだし、店はどちらも順調でなによりです。頌子&産まれた娘は二人して栄をとろかしちゃいましたね。めろめろ、というよりむしろヘンタイさんと化した父親っぷり、笑っていいものかどうか悩みますわ。ただ舅にはしっかり受け入れられているようでほっ。

 あと関係者ともどもぶっ飛んだのが鈴音の再婚話です。えーっと、周と同い年だからまだ22か23では? それを50歳上の人と再婚する!? ……本人とってもポジティヴでしたが、やっぱり実家には居づらいのかなあ。あれ? (縁が)家を手配するとかいう話出てましたっけ、どうだったかな。

 そんなこんなで「壊れたの!?」と思いたくなるような長男縁ですが、ラストは三兄弟が一堂に会して……どうなるの な終わり方でした。

 

 山口父の出方次第でもう一波乱ふた波乱ありそうな流れですが、終わりが見えつつあるような空気もあります。次の巻は半年ちょい先かな。首を長くして待ちますわ。

 

 おまけ。

 Xiaomi Smart Bandの保護フィルム等々が欲しくてAmaでぽちぽちやっていたのですが、ふと見るとdポイントが500Pくらい増えてました。ナニゴト!? と思ってアプリを見てみたらこの通り↓。

 

 あら〜、ここに付くんだったのね

 いえ、BlackFridayで買い物したときアカウント連携したら10%ポイントが付くというので楽しみにしていたのですが、Amaの方のポイントが少なくてがっかりしてたんですよ。dポイントの方だったとは、私の見落としですね。わーい、なに使おう?


新九郎、奔る! 18

2024年12月29日 | コミック

 買い物が(あらかた)済んだ、ということで今日は朝から細々したことを片付けたりしております。溜まったドラマの録画を消化したりとか、スマートウォッチの保護カバーをこれが最後と貼り替えてみたりとか(※3枚入りの3枚目。やっぱり完璧には行かなくて、前よりマシといった程度に💧)。

 

 さて。昨日やっと、ゆうきまさみ『新九郎、奔る!』(小学館)18巻、いつものように電子書籍で買いました。今月12日発売です。今月いっぱいにはと思っていたところ、ちょうど割引クーポンがやって来たのでこれぞ渡りに船ということで。

 まだそこまで読んでないかなというところなんですが、このままだとずるずると先延ばししちゃいそうなのでここで感想を書いておきます。

 

  新九郎、奔る! 17 - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

  新九郎、奔る! 16 - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

 

 以下、例によって感想とコメントを少し。史実で明らかなこととは別に作品の内容にも触れますので、未読の方はご注意下さい。

 

 

 

 

 この作品の最大の山場の一つ『駿河奪還』が前巻で描ききられたので、このあとどうなるかと少しだけ思っていたのですが、いやいや展開も速くて楽しく読めたこの17巻でした。

 16巻のラストからの流れは、帰京後義尚詣で(?)をして立場の回復を図るも失敗、な新九郎ですが、否応なく歴史と政治の渦にしっかり呑み込まれていっちゃってます。流れとしては義尚病死→義視・義材父子入京→義政三度倒れる→その死後、義材将軍に、かな。そこへ細川政元・清晃(※茶々丸の弟)派が絡みますが、日野富子が実の甥の義材推しだったので敢えなく敗北っと。このあたりは明応の政変のwikiに詳しく書いてありますねー。

 その中で新九郎は政元や清晃父の足利政知との関係から清晃派だったんですが、家の事情もあり義材に仕えることに。義材と清晃の対面の場で「裏切り者」とぼそっと呟いた清晃は怖かったですわ💧。10歳かそこらなのにいろんな意味で末恐ろしいですね。この子にも新九郎は振り回されるんですね、ああ大変そう(他人事💦)。

 単行本はこのあたりまで収録されてますが、そのあと雑誌分では伊豆のあれこれが描かれます。まだ読んでませんが、最新号では明応の話まで及んでいるのではないかと。めちゃ楽しみです。

 

 今回驚いたのは義政が短期間に三度も卒中で倒れた、つまり二度はそれなりに回復したということですが、凄まじいまでの生きる力ですね。これが息子にもあったら……いうところなんでしょうか。その病後の義政の顔がしっかり半分麻痺した状態で描かれていたのは細かいところにも抜かりはないなあと。そもそも連載開始からかなり月日が流れてますが、キャラの老けさせ方が見事ですね。10歳の子が成長して20代になり、そこから40歳になったとき、ちゃんとその人物だと分かるので、わらわらと人物が登場するこうした歴史物でも読み手が理解しやすい作品です。

 駿馬の登場には笑っちゃいましたが、これまて一目見て「元気百倍!」と分かるのも同じです。竹馬の件はほろり💧としましたが。

 

 19巻は来年春刊行予定だそうです。どこまで掲載されるのかな。

 

 余談ですが今年の大河、なんとか完走しました。でも最終回のラストシーン、最後の台詞に凄い違和感が。なぜそうなのか、録画を観直したりいろいろ考えてみたりしましたが、はっきりした答えが出てこなくて困惑してます。答えが出たら書くかも!?

 も一つ。BS1で月曜夕方やっていた大河の再放送、来年は独眼竜政宗なんですね。今年の篤姫、それはそれは楽しく観ていたのですが、政宗も名作ですよね〜。忘れず録画予約しなきゃ。

 

 おまけ。お裾分けのラ・フランス。

 

 実は食べたことないんですよ。たぶん。どんなお味なのか、ちょっと楽しみ。


移転のお知らせ

※こちらのブログは25/4/29移転しました。移転先は最新記事のリンクより飛べます。