潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

*好き*を日々、つらつらと。
本、コミック、海外ドラマ、ベランダ園芸、雑貨、DIY、オカメインコなど思いつくままに。

いのちの器87

2022-03-23 19:22:00 | コミック
 凄いスコア↓だなあ……。
 
 
 https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=843513&comment_sub_id=0&category_id=448
 
 一回戦突破おめ! と言っていいんですよね?
 
 さて、すったもんだあって届いた上原きみ子『いのちの器』87秋田書店)。連載30周年と入った帯も付いてて、いい記念巻でしたよ。
 以下、ネタバレを含むかもしれませんので未読の方はご注意。
 
 
 
 前半は「それ誰だっけ?」な周辺キャラと、新登場のキャラが出て来て自分の記憶力に困惑……な内容。いや、ぽつぽつとは覚えているんですけどね。その覚えているキャラのさらに縁者や子孫だったりするので、関係広がりすぎと。
 後半はダーリンこと晃さんと、お気に入りかつ血の繋がらない秋吉家長男雅志の古い古い絆が出て来て、なんだか懐かしくなりました。ニコちゃんがまだ小さい頃までは、だいたい秋吉家と近い親戚、知人の間だけで話が進んでましたね。雅志が受験直前、響子さんの病床に駆けつける話とかとてもワクワクしながら読んだものでした。
 ほんと文庫化されているあたりまでは、話が濃くて何度読み返しても飽きが来なかった覚えがあります。
 
 今回、30周年記念のコミックエッセイとスペシャルインタビューも収録されてます。
 その中で「空白の5年間」について、とうとう触れられていますが……そこはまあ、雅志と優子の医学部時代を描くのがアレだったせいかな? と密かに思ってますけど(前にもそう書いたかも)。
 ともあれ、連載30周年おめでとうございます。


コメントを投稿