潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

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新九郎、奔る! 15

2024-01-13 15:30:00 | コミック

 晴天だけど、すごく風の強い本日。乾燥していていかにも冬❗️という感じですね。

 

 たまたま金曜日にいつもの電書サイトから続刊通知があったので、今回はあっさり発売当日に買っちゃいました>ゆうきまさみ『新九郎、奔る!』(小学館)15巻。前回「次巻は2024年冬頃と予告!?」とあってそんなに先かと困惑していたのですが、先月その冬というのが1月だと発売予定リストで知りました(^_^;。ちなみに16巻は2024年春頃だそうで←これは分かりやすい。発行のピッチが上がってなによりです。

 

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 以下、例によって感想とコメントを少々。史実で明らかなこととは別に作品の内容にも触れますので、未読の方はご注意下さい。またこの巻のラストと雑誌の最新回(4,5号合併号)とでは話に多少開きがあるのですが、うっかり単行本未収録分の内容にも触れてしまうかもしれないので、単行本派の方はくれぐれもネタバレにご注意を。

 

 

 

 

 この巻のメインイベントは「ぬいさん、妊娠出産」「龍王丸、帰駿」「義尚の後継をめぐって人々暗躍する」でしょうか。ぬいさんの出産というか、長男の誕生ははっきりした史実なのでアレですが、たまたま龍王が駿河に戻った年と同じというのも興味深いですね。新九郎の人生の大きな節目です。

 でもほのぼのする話題はそれとかめ(姪)の婚儀くらいで、あとはドロドロかそれを予感させる出来事ばかりです。逆に言うと歴史の面白い時期かと。細かいところでは新五郎が病の影響で正気をじわりじわりと失っていく過程が描かれていたり、足利茶々丸と新九郎の出会いがあったり、堀越方の思惑に新九郎が巻き込まれていったりといろいろです。

 しかしまだ先は長いんですよね〜。結局、駿河の交代劇はこれという進展もなく巻が終わっちゃいました。ラストの引きはありますが。むしろ進展がないから、これから一波乱ありそうなんですけどね。掲載誌での方も……まだまだ駿河での件が進行中だったりします。ここはやっぱり時間をかけて描くのかな。続きがとっても気になるところですが、春までの我慢ということで。

 

 おまけ。今回ツボった台詞「え、あいつ真面目に遊女もやっていたのか!?」(15巻166ページより)。すぐツッコミが入ってますけど、真面目に遊女(^_^;。

 ほか。茶々丸、意外と可愛かった。乳歯が抜けっぱなしのところとか、質問大王のところとか。

 

 もひとつおまけ。週刊文春2023年12月14日号にゆうきまさみさんの「新・家の履歴書」が載ってて。こういう記事ってあまり読んだことないので新鮮でした。私はサブスクの電書で読みましたけど、バックナンバーでまだ読めるんじゃないかな。



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