新百合碁レンジャー 戦いの記録

これは世界戦略を狙うゲームとネット依存の恐怖から世界を守る囲碁戦士たちの壮絶な戦いの記録である。(・・・なんでやねん)

囲碁KIDS・さよなら2014年の巻3

2014-12-23 15:17:43 | KIDSの巻
ついに
「やったーーーー」の叫び声。
どうやら4問解けた一位のチームが決まったらしい。
万歳しながら、小躍りしている。

はい、約束通り、飴4個ずつ。
手を差し出し、ほくほくの笑顔で飴を受け取る
こんなに嬉しそうな顔をしているのも珍しい・・
恐るべし、飴の威力!!

続いて2位3位と決まっていく。
正解が分かるとすぐに走っていくさまは、本当に高校生クイズそのもの。

あ~ビデオかなんかに撮って、お母さんたちに見せたかったなぁ・・・


これで少なくとも飴1個は全員ゲットしたはず
「次のクイ ズでさらにがんばってゲットしよう」

おや、一人泣いている子がいる・・・
「どうしたの?」
本人は答えない  そばにいた子が 「飴なくなっちゃったんだって」

はぁ?そんなはずないでしょ、なんで?

「詰碁している間に全部落としちゃったんだって」

ううううん、そういうこともあるかぁ・・・
しかし、仕方ない
「クイズいっぱい正解したら、たくさんもらえるからね、がんばれ」
と励まし、それ以上つっこまない 



クイズはあらかじめ考えてきた子たちが出題する
第1問どうぞっ!
 
「ええとぉ、本因坊秀策が井上なんとか って人と対局したときにぃ・・・」
「ちょ、ちょっと待て!!井上なんとかって、なに・・ 井上因碩のこと?」
「あ、そう、それです」 


「その人と打ったときにぃ、(^_^;) すごくいい手を打ちました。その1手をなんというでしょうか
1番耳赤の一手、2番顔赤の一手、3番目赤の一手」

さあ、1・2・3と分かれました。ほとんどの子が1に手を挙げている。

正解は、、、、もちろん1番。
「やったあ」 
外した子がうらやましそうに見ているなか、正解者に飴1個ずつ配る 


第3問、ちゃちゃん!

「あのぉ、ある人とある人がぁ、対局していたんだけどぉ、 白が2手打ちしたのに周りで見ているギャラリーは、
あ、ギャラリーで合ってますよね?ギャラリーは、何も言いませんでした。なぜでしょう」

はいっ、はいっと手が挙がる 
「気が付かなかったから」 (そ、そんな答えありか?)
「違います」 (そりゃそうだろう・・)

とたんに全員考え込み 一瞬シーンとなる
そこへTくん、はいっ!と手を挙げた
「一色碁だったから」
「正解です」

「(゜_゜>)!!!!」 「ええ~~!」

一斉に大ブーイング
「おかしいよ、それ2度打ちって言わないし」 「そうだ、そうだ」

「まあ、そうだけど、とりあえず正解としよう。 はい飴どうぞ」
そう言って飴をあげるも、おや、誰もつっこまない・・
次のクイズで正解すればまたもらえるとあってか、みんなそれで文句なしの様子。切り替え、はやっ!

さあ、クイズは続くよ、どんどん正解して~❤
(つづく)