新百合碁レンジャー 戦いの記録

これは世界戦略を狙うゲームとネット依存の恐怖から世界を守る囲碁戦士たちの壮絶な戦いの記録である。(・・・なんでやねん)

KIDS・囲碁続けてねの巻

2015-01-31 19:43:27 | KIDSの巻
今日が最後のキッズ教室となるMちゃん

お母さんが開始前にご挨拶。ご丁寧にみんなに高価なお菓子を持ってきてくださった。
中学受験のため塾に通い始めたのだが、塾の日が土曜日になってしまうらしい。
もちろん、塾通いが本格的に始まると宿題もついてくるし、正直経済的にも大変になる

わかっているけど・・・
はてしなく悲しい (ToT)うぅ

囲碁ガールが2人しかいないから、というのもあるが
そんなことより、やはり今まで楽しく学んでいた子が去る時の悲しみは
想像を超えたものがある・・

もちろん、囲碁大会などがあれば、その時一緒に参加できるし
近所だからすれ違うこともある
連絡すればいつでも会える距離だし、などと思って気を紛らわせる・・


今日はMちゃん、なんだか成績がいい
いつも負けている子にも、勝ってる 

やればできるじゃん
ずっと5級でいたのに、今日とうとう4級にあがった
感動的な一瞬
「やったね、最後にいい結果を残せたね」と喜び合う

そして教室の終わりにはいただいたお菓子で『おつかれさま』

はなむけの言葉をTくんにお願いしたところ
「いや、誰かの言葉を聞いてから」という
最高学年のKくんにお願いすると
「いや、僕は最高学年なんでトリで」などとのたまっている(-_-;)

「ではやはりTくん」
で、恥ずかしそうにTくん
「勉強頑張ってください」

ありゃりゃ・・・いつもの元気はどうした?
制止してもぺらぺらしゃべっているのに(笑)
しゃべらせてあげよう、となると口ごもるのはなぜかな~

で、そのあとKくんも「頑張ってください」と、チョー普通のコメント

二人とも!そんなんじゃ、立派なお笑い芸人になれないわよっ!
え?なるつもりない?
あ、それはもったいないヽ(^o^) 


教室が終わって、いつもの怒涛の片づけ
全員で隣の公園に行き、記念写真とろう!

外へ出て
おーい、みんな集まれぇ~ と言っても、なかなか集合しない
木に登ったり、ブランコしたり、元気いっぱいに駆け回っている
子どもって本当に元気

はいっポーズっ!ぱちり!

活動報告にアップされた写真
みなさま、いかがでしょう。
まぶしい笑顔の囲碁KIDS
「私たちの宝物です」 BY新百合囲碁学園スタッフ❤



プレイヤーズ・懇親深まりまくりの巻7

2015-01-19 10:54:56 | 囲碁プレイヤーズの巻
二人の対局が始まった

ぱちっ 「黒 6の四」
ぱちっ 「白 4の六」  会場の空気がぴんと張ってきた

「黒5の七」「白5の六」
「・・・・」黒番の佳織先生  5手目でじーと考えている

ここで考えるんだ、と何人から感嘆の声

「20びょう、いち、に・・・・・・しち、はち、く」 ぱちっ「黒6の六」
ぎりぎりで5手目を打った

はぁ~美しいなぁ~ かわいこちゃんと美人棋士の対局❤
囲碁もさることながら、見栄えもすてき❤❤なんて絵になるんだろう・・・

ぱちっぱちっと進んで対局は終了
「はい、みなさんご一緒に整地しましょう」

「あ、白2目勝ちかな」 「いいや、2目半」「違うよ」
最後の読み上げ
「42手をもちまして、白番 丸山女流本因坊(冗談です)の3目半勝ちとなりました」

二人の棋力はあまり違わない
一言も発さずに対局していたが、頭の中は、みなさんを楽しませようと、ぐるぐる回転していたに違いない

解説を少しだけ、と思ったけれど
ここでも質問飛びまくり・・・・みなさんの熱心さには圧倒。まいりましたm(__)m

にしても、見てるだけで癒される、女流対局でした!
うーん、大満足
えっ?満足しているのは自分一人じゃないかって?

めっそうもない
片づけを全員で済ませ、帰宅の途に就く参加者はみんな、にっこにこ(*^ ^*)♡
ずいぶん時間が遅くなってしまったにもかかわらず、楽しかったですぅと、やまゆりを後にされました(*^^)v


いや~
二人の女性講師のおかげで
懇親会がぐっと盛り上がり、本当に充実した時間になりました\(^o^)/佳織ちゃん、実緒ちゃん、ありがとう❤


で、懇親会がおわった後、佳織先生はジュース・なっちゃんの残りちょびっとを
実緒先生は
残っていたメキシカンライスとキャベツの千切りの残りを
ほくほくの笑顔で持って帰りましたとさ(^_-)-★



プレイヤーズ・懇親深まりまくりの巻6

2015-01-18 09:52:11 | 囲碁プレイヤーズの巻
実緒先生、今日の棋譜を見ながら、連碁を解説

連碁はみんな大好きなのだが、実は
最近ちょっと困っていることがある

囲碁レディースは仲良くみんなで、わいわい楽しんじゃってるのだが
このプレイヤーズには、やる気満々の男性も多く
棋力に、ほんの少ぉーしずつ差が出てきた

アタリにつっこんだりしようものなら
「それじゃ死んじゃうじゃないか」 とつっこみが入る
また、つがないといけないところで、つがないと
「えー」 と怪訝そうな声もする

こうなると、やはり気後れしてくるというのが人情というもの
棋力の差を超えて、ちょうどいい感じに持っていくのは至難の業

まぁしかし、これは仕方ないよねぇ
この問題はどこにでもおこるし
囲碁KIDSでも・・ どの教室でも・・・



とりあえず解説の続き

「ここで白とびました。でも本当は、こちらの傷を守っていたら助かっていたかもしれません」
「ではその隣ならどうですか」 「ほかに生きる手があったのですか」
どんどん質問が飛ぶ


「この一手で、白、しびれてしまいました」 「全滅ですね」 「はい」
「ったく、だれだよ、そこ打ったの・・・」 こりゃ、それ言うたらあかんがな(笑)
お酒も入り、エキサイトしているからか、暴言も飛び出す

でも、その振る舞いが、少年のようでむしろ微笑ましく・・・
年配者に失礼だが、かわいい❤

連碁は、実緒先生のわかりやすい解説のおかげで、みんな満足した様子


最後に!
今日は、スペシャルなイベントが準備されていた
それは・・・

実緒先生と佳織先生による、9路盤記念対局だった!!\(◎o◎)/!
じゃーん、まさに今日のハイライト★
懇親会に参加したみなさま、ちょー、じゃなかった、、非常にラッキーですよ❤


NHKのように着席し、机の上の9路盤を挟んで対局する
それを見ながら、ホワイトボードに貼ってあるマグネット9路盤に再現
棋譜もつけながら、読み上げるという
ま、まさに、プロの女流棋士・タイトル戦のよう

準備が整い、二人が盤の前に座る    わくわくするなぁ (・。・)♪・・・

「握りまして黒番 矢部佳織六段 白番 丸山美緒六段。コミは6目半、一手30秒で打っていただきます。
途中考慮時間はありません。では始めて下さい」

みんなが身を乗り出して覗き込む中、対局が始まりました。
はたして結果は・・・
(つづく)



プレイヤーズ・懇親深まりまくりの巻5

2015-01-17 10:40:37 | 囲碁プレイヤーズの巻
「早稲田大学一年の丸山美緒です。講座は今回で2回目です。よろしくお願いします」

「では質問ある人?」「将来、どんな仕事につきたいですか」
「子どもが好きなので、小学校か中学校の教師になりたいと思ってます」
はっきりしていて、イメージ通りの回答❤

続いて
「矢部佳織です。横浜に住んでいます。小学生から囲碁をやっています」
またまた同じ質問がくる 「どんな仕事がしたいですか」

ここで佳織先生、なんと逆質問 
「私から逆にみなさんに伺いたいのですが、仕事ってなんですか」

えっ!そ、それ、今ここで聞く?・・・(^_^;)
人生の大先輩に聞きたいことがあるのは分かるが、『朝まで生テレビ』状態になるぞ・・・(焦)  
みんな話出したら止まらないんだから・・


就活中の矢部先生、人生についていろいろと悩んだり考えたりしているに違いない
今悩まなくて、いつ悩むんだっていう問題
仕事ってなんだろう、幸せってなんだろう、、生きるってなんだろう・・

学生の間に、これらの『なぜ』を朝まで語り明かした経験は、誰もが持っているのではないか
その間、バーボンを2本空けちまった、、、なんてことも 
あ、そりゃ私だけか、へへ(^^ゞ

誠実な彼女だからこその悩み
みなさんから一体どんなアドバイスが来るか、正直聞いてみたい

「それは人の幸せになることだよ」 とSさん

「じゃなぜ人のために 自分が生きなければならないんでしょうか」
「人が幸せじゃなければ 自分も幸せになれないんだよ」
「冷たいって言われるかもしれませんが、自分の生活もあるのに なぜそこまでするのですか」
佳織先生らしい、謙虚な質問

「僕らの時代にベトナム戦争があってね・・・・」

って、ほうら、やっぱりこうなるし
どうしようかな・・・聞きたいけど時間おしてるし・・・

心を鬼にして
「えー、この話題は何時間あっても足りませんので次に行きます」

あー心だけじゃなくて、ほんとに鬼だよっ、鬼っ!
ごめんなさぁい、みなさん
本当はこういった話こそ掘り下げて意見交換したいんです・・ほんとうですぅ

ということで鬼の司会者により強制終了


こうして懇親会も進んで行き、だんだん佳境に入ってまいりました
次は本日の連碁の解説です
(つづく)



プレイヤーズ・懇親深まりまくりの巻4

2015-01-16 10:48:14 | 囲碁プレイヤーズの巻
最後の方に立ち上がった長身の男性
「私の趣味はバレーボールで・・」 と言ったとたん
「どこ、ポジション?」 「コートの大きさは正式なのと同じ?」 と質問がとぶ

「あ、いえ、私は見るの専門でして・・、」  「・・~゜・_・゜~・・」

ここまで、高尚な趣味ばかり聞いてきたせいか、みんな当然、実際にバレーをやるもんだと思い込んでいた
「え?見るだけ?」
「なんだ、観戦専門かぁ」
「ええ、見てるだけなら体も疲れませんし」  あっははは、一同爆笑ヽ(^o^)丿

これで一気に場の雰囲気が和み
「麻生区に有名な○○さんが住んでいるよ」「えっ、そうなんですかっ」
「おれ、イオンで見たことある。すごい背が高いんだよな」 「へえ」

○○さんのことは知らないが、東京オリンピックの前後で活躍したとかなんとか・・・

「そういえば東京オリンピックでは・・・」
「バレーは子どもの頃、すごく人気があったわ」
「サインはV」「アタックNO1」 「きゃーなつかしい」
「テレビでやってる全日本の試合とかも、見にいらっしゃるんですか」
「長い風船で、ニッポンちゃちゃちゃってやってるやつ?」
「あれ、受付でもらえるんだよね」

びっくりしたのは当事者の男性、頭を掻きながら
「いや、まさか、バレーボールでこんなに盛り上がるとは・・・」
全員またまた爆笑



こうして、長い長~い自己紹介が終了(^^)
(みなさん、経験豊富すぎて話がつきない。止めなかったら一時間くらい話しちゃう人もきっといる(笑)
ここは司会者の仕切りが下手すぎ、反省です(^^ゞ)

「次は女性講師の自己紹介です。一通り終わったあとに質問受け付けます。今日はなんでも聞いていいことにします」
「おお!」
「ただし、彼氏いますか、とかいやらしい質問はだめですよ」
男性陣、へらへらしている


さあ、どんなことになるのやら
(続く)