新百合碁レンジャー 戦いの記録

これは世界戦略を狙うゲームとネット依存の恐怖から世界を守る囲碁戦士たちの壮絶な戦いの記録である。(・・・なんでやねん)

囲碁KIDS・さよなら2014年の巻2

2014-12-22 10:00:24 | KIDSの巻
「この連碁チームで、詰碁を4問ときます。」
ふむふむ、目が真剣。

「ホワイトボードの裏に詰碁を作成してあります。今から見せるので碁盤の上に同じように並べて下さい」
口がぎゅっと結ばれてきた 顔はこちらを向いている

「詰碁が解けたら、道先生のとこに行って正解を言います」
続けて
「 詰碁の1手目は一番棋力の高い人、2手目は次の人、と打っていきます。だから強い人だけ詰碁がわかってても正解できません」
「うわあ」

「そして、この詰碁を最初に全部といたチームは、なんと、飴、4つ、もらえます」
「うぉぉ~」「えぇ~」という叫び声
「2位は3つ、3位は2つ、4位は1つです」
「よおし、絶対1位とるぞ」
「ちゃんと下の級の人にもわかるように教えてあげて。最後が間違ったらアウトだよ」


道先生がホワイトボードの後ろに作っておいた4つの詰碁
ボードをひっくり返し、
「はい、この通り詰碁を並べてください。5分たったら隠します」


チームごとに、必死で19路盤の四隅に、詰碁を並べる
「並べ終わったところから始めてください」
ほぼ、一斉にスタート!

ここで道先生がぽつり  「高校生クイズみたいだ・・」


さあ、、どのチームもものすごい勢いで詰碁を始めた。
ああでもない、こうでもないと話し合っている


「よっしゃあ。行こうぜ」と2チームが並んだ
それを見て他のチームも焦る

最後は20級以下の小さい子が石を置かなくてはならないため
大きい子たちは、もう必死。
最後が間違っていたら、もう一度教え直してからの、並び直し。

「せんせ~、俺たち一番小さい子がチームにいるんだから明らかに不利じゃね」
「君たちならできる」などと、アメリカ人のようなことを言って励ます

子ども達の怒涛の戦いと飴への執念に、実緒先生、さっきから笑いがとまらないヽ(^o^)丿
「めちゃめちゃ、おもしろいですね」 と他人事のように楽しんでいる❤


ホワイトボードの裏側で道先生に正解を見てもらっているため
他のチームには、正解がちら見でできないようになっている


はたして、勝利の女神はどのチームに輝くんでありましょうか。
って、ほんと、高校生クイズみたいだわ(^_^;)
つづく・・・