アコースティック（2009.9.20）

「想いあふれて」ツアーの

アコースティックコーナー特集第3弾です。

 

2009年9月20日の名古屋公演なんですが

昼と夜の2公演で行われました。

昼公演のアコースティックコーナーは

「元彼」「きずな」「笑顔」というラインアップ。

歌唱は素晴らしいんですが

夜公演の曲目を知ってしまうと

やはりそっちのほうを聴きたくなります。

というわけで

今回は夜公演の音源をご紹介します、

 

「100回のkiss」「チョコレート魂」「七回歌うといいことがある歌」（20090920）

 

（お・ま・え・た・ちーーー・・・・（笑）

　本当はMC部分も含めて公開したかったんですが

　「チョコレート魂」の前後のやり取りは想像してくださいｗｗ）

 

「100回のkiss」と言えば、最近こんな出来事が。

この前「Momm」（TBS系深夜）という音楽番組をチェックしたのですが

そのなかで

お笑いタレントの澤部佑が

「実は”あやや”のファンでして」とカミングアウトしていました。

中学時代の恋愛体験を

あややのPV映像にかぶせて語っていたのですが

そのおかげで

「100回のkiss」と「LOVE涙色」のPVが延々と流れたのには

ビックリしました。

地上波の番組で

そのへんのPVをじっくりと見られるなんてことは

想像もしていなかったので。

さらに

その番組の他の出演者の何人かが

「100回のkiss」に合わせて口ずさんでいたのにも驚きました。

「LOVE涙色」なら分かりますが

「100回のkiss」を口ずさめるとは。

かつて”あやや”が好きだった人でないと難しいでしょう。

 

隠れ松浦亜弥ファンは業界内に多く居ますね。

オリエンタルラジオの中田敦彦、チュートリアルの徳井義実などは

番組内で松浦亜弥ファンを公言していましたし。

それを考えると

復帰後にバラエティ番組でライブの告知をする、という場面は

容易に想像できますが

そこでチヤホヤされる亜弥ちゃんを見てみたいものです。

今さらバラエティ番組で活躍しても仕方ないし

そういう方面の需要も適性もないでしょうが

どうせなら好意的に迎え入れられてほしい、と思っています。

 

閑話休題。

「想いあふれて」ツアーのアコースティックコーナーで

「100回にkiss」が歌われたのは

名古屋公演のこれ1回だけです（札幌のアンコールでの歌唱を除けば）。

その意味では貴重な歌唱であるわけですが

その一方で

すでにマニアックライブ３でのこの曲のアレンジを聴いてしまった耳には

何か物足りなさを感じたのも事実です。

思うに、この曲には、恋愛の感情、少女の感情、不安な感情、嬉しい感情など

ありとあらゆる感情がいっぱい詰まっていて

それらを全部表現し尽くすためには

アコースティックギター独奏の伴奏では不十分な気がします。

こればかりは、いかに菊池さんの演奏が上手でもどうしようもない感じです。

ギターの特性として

そこまで振幅の広いニュアンスを拾うことができないように思います。

常に同じニュアンスで歌声に寄り添うことで

歌声と同一化することは得意な楽器なんですが。

もっとも、亜弥さんの歌唱そのものは完璧で

何の不満もないことは強調しておきます。

単にアレンジの問題です。

 

そして、ファンの無茶ぶり（？）で

いや、亜弥さんの親切心のおかげで

アカペラで歌われた「チョコレート魂」。

「嫌だ、嫌だ」と言いながら

いざ歌い始めるとノリノリで歌い切ってしまうわけで

随所に歌の上手さを感じます。

羨ましいなあ、この会場に居た人たち。

 

最後の「七回歌うといいことがある歌」も

そんなに物凄く感動するという類のものではないのですが

個人的に、嬉しく思うポイントがいくつかあって

結構気に入っています。

まず、この歌のライブ音源がずっと見つからなかったので

そのことだけで嬉しいというのがあります。

さらに

最初に発見したSTBライブ（2008年）のライブ音源では

意外と冴えない出来の歌唱に終わっていたのに対し

このアコースティックライブでは

アレンジが改善され、演奏のテンポも速めに直され

その快適な流れに乗る形で

亜弥さんの歌唱も

STBのときよりも見違えるほど良くなっているところが

嬉しいわけです。

 

3曲とも、他のライブでは聴けない貴重な歌唱だと思いました。