週末、新潟の友人宅に遊びに行った。土日だけで帰ってくる予定だったが、
台風もあったため、1日多く泊めてもらった。
火曜日は学校や会社があるので早めに出発するつもりで、友人とテーブルで
コーヒーを飲んでいた。
子供達はリビングでゲームやビデオ。
夏休みの話や、3年前に新潟中越地震があったとき、新潟にツーリングに
来ていて、地震に遭遇してしまった話などをしていたら、カタカタとテーブルや
いすが言い出した。
「それほど大きくない地震だ」
と思ったがだんだん大きな横揺れに変わってきた。
カミさんがいうには....
消防署にある地震を体験マシーンの一番大きく
揺れているときをさらに大きくぐるぐる回されているような感じ
だったそうだ。
1分近く大きく揺れていたのではないだろうか。
子供を上から何も落ちてこなさそうな場所に移動したり、ブラウン管のテレビを
抑えたり、本当にびっくりした。
友人宅があるのは下越地方になるので震度は5強だったようだ。
ライフラインは途切れなかったのが不幸中の幸いだった。
テレビをつけていろいろな情報が入ってきたが、原発から煙が上がっている
シーンはちょっと違う恐ろしさを感じた。
高速は長岡-湯沢が通行止めだということで磐越道経由で帰ることにした。
友人宅を出発したのは結局12時頃。
ガソリンを入れて高速に乗り、近くのSAで状況を確認すると、関越道の
通行止めが解除されて速度規制のみになっていたので関越道で帰ることにした。
関越トンネルを抜けて暫くするとずいぶん混んできたので赤城高原SAで
休憩。軽食を取って、子供とカミさんはソフトクリームを購入。
みんなを待っていると、また大きな地震が来た。
後で分かったが、これは3時40分ごろの大きな余震だったようだ。
上信越との合流地点でいつものように渋滞に巻き込まれ、家に到着したのは
午後7時。
犬もぐったりしてた。
お世話になった友人宅に電話したところ、旦那さんは仕事の手伝いのために
会社へ行ってきたのだという。
奥さんは大の地震嫌いなのでとてもかわいそうだが、早く豊洲のマンションを購入して引っ越してきてください。
自宅に帰る途中高速では反対車線を数台並んで走っていく救急車や緊急車両を
幾度も見た。
雨は大変だけれど、冬の寒い時期でなくてまだましだった。
友人の家の辺りは、こちらで見るニュースのような、家屋の倒壊やライフラインの
断絶は発生していなかったので、震源付近のような惨状ではなかった。
テレビを見るたび、少しでも募金してお役に立ちたいと思う。