父と食事

久々に父が帰宅しみんなで食事。
仕出し弁当をとったけど、父にはちょっと硬くて味付けが濃すぎたようで・・・
今度帰って来る時はうなぎが食べたいとリクエストがあった

普段生活している施設はもちろんバリアフリーなので動きやすく、杖を使って歩く時も歩きやすいが、自宅は段差はあるし勝手が違う。
最近ちょっと自信を持ち始めていた父にとっては思うように動けなかった事がショックだったようだ
戻って来たいという気持ちが強くなってきているみたいだけど、夜の事を考えると難しい、とは伝えておいた。
周りはちょっとぼけが始まったような自分より年上の人ばかりで会話も無く、たまに勝手にドアを開けるおばあさんも居て
居心地が良くないんだろうとは思うのだが、母があの状態では難しい。
同居していれば夜も気を付けることが出来るけど・・・。


昨日から24度位まで上がりとっても気持ちが良い。

久し振りの散歩

昨日はちょっと肌寒かったものの良いお天気で花見日和だった。
もしかしたら外出出来るかも、と思いいつもより早めに出た。
施設のすぐ近くに３本桜の木があって、他の入所者さんも何組か家族とお花見を楽しんでいた。

その事を話すとテレビを観ていた父も乗り気で「じゃあ行こうか」と自ら言い出したので
おっかなびっくり車椅子を押して行った。

逆行で撮ってみた。

鳥が何羽か懸命に蜜（？）を食べるために花を次々に下に落としていたので地面はがく付きの花で覆われていた。
あの鳥はよく見かけるのだけど、何て言うのだろう？

駅の方まで行ってみたいと言うのでちょっと先まで進んだのだが、歩行者用道路が狭くなっていたり凸凹が多くて怖いので
途中で引き返してきた。
健常者にとっては何でもない道が障害者には難しいんだなと痛感した。

１５分位の散歩だったけど父にとっては数か月ぶりでとても楽しかったようだ
これから暖かくなるしちょくちょく連れ出そう。

父を送った後は花見客で賑わっている公園へ行ってみたが、人混みが苦手な親子は何枚か写真を撮ってすぐ退散。

それにしても何故あんなに混んでる場所でキャッチボールするんだろう？
「公園に来たらキャッチボール」「海やプールではビーチバレー」という固定観念かしら？
危ないのに・・・


池袋に戻り西口公園で催されていた日台文化交流イベントをのぞいてみた。
震災の時多くの寄付金を送ってくれた台湾に感謝する為のイベントだそう。
何故か台湾料理以外にもタイとかシンガポール料理の屋台も出ていて食べたかったが、ここはやはり台湾の物を買わなければ！
と思い大根餅の中にキャベツと椎茸が入ったもの（＠２００円）を買った。

いつか台湾に行って夜市で食べ歩きたい

電話

昨日実家からの帰りに郵便局のATMで順番待ちをしていたら父から着信。
列を外れて外に出て話を聞くと、自宅に電話をかけてるんだけど繋がらないという。
携帯からの発信の仕方をもう一度説明して電話を切った。

戻ると順番待ちの列は更に伸びていて、しかも一人で何度も何度も操作をする女性が居た為
５、６分待った

家に戻って母に電話をかけて訊いたら、父からちゃんとかかって来たそうだ。
特に用事があった訳ではなく、ただ母の様子を気に掛けてたまには電話でも、と思ったみたいだ。
父も施設では話し相手があまり居ないので退屈なんだろうな。

最近更にリハビリ熱が出てきたようで、言語訓練もやりたいと言っていたので調べようと思っていた矢先、
ケアマネージャーから隣の病院でやってはどうかと打診があった。
父が自分で訊いたのかしら？
手と足のリハビリも一緒に出来ないか問い合わせて貰っている。
（最初からそういう事が可能だって教えてくれたら良いのに）

肩が上がるようになった？

久し振りに父の事。

介護施設に入って半年。
回復期の病院では毎日リハビリがあったけど、６ヶ月を過ぎると実費でのリハビリしか出来なくなり
今は週３、４回３０分程歩行練習があるだけ。

自分はまだ治る、今よりは良くなるはずと信じている父は、以前姉がＴＶで観て紹介した手のリハビリを
毎日ずっとやっていたらしい。

先週の日曜日、姉に「ちょっと見てくれ。」と言って右肩を上げ下げしたそうだ。
確か肩も動かなかったはず。
毎日頑張ってやったリハビリの賜物なのか？
父は昔から好きな事に関しては飽きる事無く全力で頑張る人だったから、今回もそれで奇跡が起きたのかも。

足は麻痺が強いので難しいかもしれないが、腕だけでも少し動かせるようになればと思う。

足りないと言っても・・・

昨日父の所に行ったのが５時少し前。
ヘルパーさんが週末だけ飲む事を許されているお酒の事で訊きに来た。
もう数か月経ってるのにまだ徹底されていないようで今更「何時に持って来れば良いですか？」だって

父が「半合だけじゃ飲んだ気がしないからもう飲むのを止める。」と言い出した
倒れる前はほとんど毎日二合以上飲んでいた人なのでもっと飲みたいという気持ちは分かる。
でも、酔うと気が大きくなって出来ない事も出来るような気になって無茶して怪我をするんじゃないかと家族は心配しているのだ
その反面、体が不自由になって家族とも離れて寂しい思いをしているのだからお酒位は大目に見てあげても良いのかとも思う。

ヘルパーさん以外話し相手も居なくてテレビだけ観ている父の姿を見ると、家に戻して私が日中世話をし、たまに母が父の部屋の様子を見に行って夕方以降はヘルパーさんに来て貰って・・・と考える時もある。
父が居なくなってから母が生活のリズムを乱しているし、父が戻ったら少しは「お世話しなきゃ」という心の張りも生まれるのではないかと思うのだけど、去年のぎっくり腰以来自分の事すら出来なくなってしまっているのでやっぱり無理か、とも思う。

ケアマネージャーを決めて相談してみようかな。