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高原の朝に

2008年08月05日 | 旅行
服部@38℃の名古屋 です。サミットは洞爺湖でなく名古屋か岐阜県の多治見で開催するべきでしたね。世界各国の首脳も地球温暖化を身をもって体験できたのに。先週末、緑陰を求めて蓼科方面に行ってきました。涼しくなるような写真を投稿します。

北八ヶ岳の茶臼山の展望台からの眺めです。麦草峠から登っていきました。高さは2400メートルくらいとのことですからあまり期待はしないで行ったのですが遠くに南アルプス、赤岳や御嶽、近くに北横岳、蓼科山などを見晴らすここからの眺めはなかなか素敵です。



ここからさらに縞枯山を目指しました。縞枯れ現象をご存知ですか?針葉樹林の一部が帯状に枯れ、斜面上に何列もの白い縞ができる現象で原因はまだはっきり解明されてないとか。枯れたところは白骨累々という感じですが面白い風景です。今回は夫の友人夫婦といっしょでしたが、物静かで学者然とした友人Kさんは山登りが好きな方で大きなリュックを背負っていました。中身は2リットルのペットボトルが2本!「この方が体が安定するから、、」というのですが???私の歩みがおぼつかないので彼が木の枝を拾って杖を作ってくれました。私の後ろを歩くK夫人は油絵を描くアーティストで「特に運動もしてない」というので安心していたら、なんと蔵王の近くの出身で子供のころはお父さんに連れられて蔵王を歩いていた人でした!「体が山歩きを覚えていますね。」だそうで健脚!私は荷物は全部夫に持たせて手ぶらで歩いているのですがそれでも亀のようなペースなのでご迷惑をかけてしまいました。縞枯れ山からの下りは大きな岩がごろごろした怖い道でしたがなんとか無事下山。この日は明治温泉で沸かしたお湯と25℃の源泉とに浸かって筋肉をほぐしました。



翌日は霧ケ峰高原へ。さわやかな風が吹きわたり 長袖を着ていてもうすら寒いくらいでした。日光きすげが満開の時は(2週間前)大変な人出で朝6時から駐車場に列ができたそうですが、日光きすげがほぼ終わった今は静かです。写真はマツムシソウです。私はこの花が一番好き。アザミ、吾亦紅、やなぎらん、シモツケソウ、ヨツバヒヨドリ、オダマキなど可憐な花が咲き乱れ、トンボが飛び、鶯の声が響き、、(鶯は春しか鳴かないものかと思っていましたが)朝の散策はほんとうにさわやかで楽しいひと時。



さらに足をのばして八島湿原を歩いてきました。行ったのは10時近くでしたが7月に比べてぐんと人が少なくて快適。ヤナギランやシモツケソウの美しいこと。



東京から来た友人夫婦は「人がいないってことが贅沢だよねえ」ですって。ここの植物には名札が付けてあるものが多く、また入口には花の写真と説明があります。ここによく来るようになって私たちも(特に夫は)植物の名前に詳しくなりました。「こちらはチダケサシ。チダケ(乳茸)というきのこがあってね、それをこの茎に刺して持ち運んだからそういう名前がついたんだよ」なんていっぱしの通のような顔をして解説し友人を驚かせていますが、、にわか勉強です。でも植物の名前でも鳥の種類でも知っていた方が楽しいですよね。

坂本君、今年は登山のご予定は?

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1 コメント

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暑いです!! (浦口)
2008-08-07 08:05:32
 とにかく毎日暑いです。
 服部さんって、どんな格好してても 絵になるんだなぁ と思いますね。
 先日、GPコードだっけ?で携帯から、投稿したつもりが、どこにも無い!  あのメールはどこへ行ったんでしょう?? 
 服部さんは前の住所ではダメよねぇ?
 おおっぴらに訊けないもん。
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