アルプス班が「シェーナウの想い」という映画の上映会を持ちました。
チェルノブイリ原発事故をきっかけに「自然エネルギーを子供たち」にという熱い想いから自然エネルギーの電力会社を作ろうとしたドイツ南西部のシェーナウ市の市民たちによる粘り強い運動の軌跡を描いたドキュメンタリー映画です。
上映会には関心を持つ方々30人近くが集まり鑑賞しました。映画の中で途中何回か運動が断念かと思われる場面に引き込まれ、市民たちの側が2度の住民投票で勝利する場面では思わず感動の涙が出そうになりました。一人ひとりが工夫をし運動を展開ながら、楽しくやっていくことが大事なのだなあと感じました。ぜひ多くの人たちに見て欲しい映画です。
ドイツでも福島第一原発事故は、大きな衝撃を持って受け止められ、 政府は、それまで稼働していた17基の原発のうち、8基を停止するとともに、同年7月には22年までの全原発廃止を法制化しました。15、17、19年にそれぞれ1基、21年に3基、22年に3基との具体的なスケジュールも決めたといいます。
上映終了後 支部長の林さんが6月に新婦人から福島を訪ねられた時の様子をプロジェクターを使って報告されました。
何よりも現場を訪ねて福島の人々の生の声を聞くことが大切だと話されました。